世界王者。
日本でゎ一夜明けましたが、ブラジルでゎきっとまだ今頃祝杯をあげてるに違いない。
結局愛里ゎあの感動のせいで眠れたのか眠れてないのかわからないまま朝を迎えてしまいました。
誰かに話したくて話したくてしかたないんですが、こんな頭壊れてるくらいＦ１にはまってる人なんて中々いないし、そもそも最近授業数も少なくて友達と会うことさえあんまりなかったり…。
それでも自分の中だけに留めておけないこの興奮を、少しでも落ち着かせるためにこーやって書いてみる。
ブラジルＧＰゎ日本とちょーど時間が逆だから、生で見るのゎかなりのやる気がないとキツイけど、それでも愛里ゎ絶対生で見たかったです。
テレビを通してだとしても、今この瞬間にドライバーゎ戦ってて、今この瞬間にゴールして、今この瞬間に世界一が決まるんだって、その瞬間を感じたかった。
バイト先でスターティンググリッドを確認して、帰ってお風呂入って準備万端でテレビにかじりつきました。
バイト先の社員さんが最近愛里がＦ１にはまってるのに気付いて（まぁあれだけＦ１の記事読みまくってれば気付くか笑。）、誰が勝つと思うのか聞いてきました。
そのとき愛里が思ってたのゎ優勝ゎ地元だしＰＰ取ったしでマッサかなぁで、やっぱりチャンピオンゎハミでした。
だっていくらチャンスゎ３人にあるといっても、確率考えたら全然違うもん。
そしてしかもスタートもハミがフロントロウ。
ちなみに愛里ゎアロンソかライコネンを応援してました。
理由ゎ元々チーム的にフェラーリが好きってことと、ミハエルが好きだったから、その彼を倒してチャンピオンを取ったアロンソに負けてほしくなかったってこと。
だから愛里の願いと予想ゎ全くの逆でした。
それでもわずかな希望でも頼らずにゎいられない。
21年前にあったという同じ構図。
奇しくも愛里の生まれたときだね。
歴史ゎ繰り返すという。
Only God knows...
オープニングで流れた文字に心が震えた気がしました。
レッドランプがブラックアウトした瞬間から、愛里ゎそれこそ神に祈るように手を合わせて画面を見つめてました。
思いが通じたのか、ライコネンの華麗なるスタートダッシュ。
いきなりマッサに並んで１コーナー突入。
そしたらアロンソも頑張って、ハミを内側からついて３位へ。
ハミのオーバーランで、ホントにわからなくなりました。
年間王者が誰になるのかも、このレースの行方さえも。
愛里ゎもう見るというより祈るといった方が正しかったですね。
延々と３人のポイント情報が画面右上に出てたけど、逆に見るのが怖いくらいでした。
１ポイント差もしくゎタイで並ぶ３人。
レースさえまともに見ていられませんでした。
一貴が初参戦だとか、ホンダがリタイアしたとか、そんなんどーでもいいくらいに優勝の行方だけが気になりました。
ただブラジルでゎ圧倒的にフェラーリが強かったです。
途中ハミゎスローダウンするし、アロンソゎタイムが上がらないし。
ハミがスローダウンしたときゎもうホントにリタイアかと思いましたもん。
それでもそっから立て直して、作戦と実力でずっと他の２人を脅かしてたのにゎ本物の力を感じました。
ホントに彼ゎ何回のオーバーテイクを繰り広げたのだろう？
中盤までくると、車のことなんかさっぱりわからない愛里でさえアロンソゎもう無理だろうって思いました。
そのくらいフェラーリの車ゎ完璧でした。
でもハミとのポイント差を考えたら、自分の力だけじゃ勝てなかった。
ある意味棚ぼたを待たなければならないような、運試し。
ライコネンvsハミルトンゎ他の全部の車も巻き込んでの大きな戦いでした。
ライコネンがピット作戦でトップに立って、マッサのサポートを受けて、そしてこの車の完成度を考えたら、ライコネンの優勝ゎ決まったも同然でした。
でもフェラーリが１、２体制だったからって、マッサゎ地元だしやっぱり優勝したかっただろうから、ライコネンも半端にトップに立つコトゎ出来なかった。
そこをぁの２回目のピットイン前の走りで、華麗に前を取っちゃった。
赤き狼ってネーミングがこれほどまでに合ってるって思ったコトゎなかったよ。
後ゎハミがどこでゴールするか。
ハミがまだオーバーテイクを繰り広げるのか、間の車がいきなりピットインしないか、接触してリタイアしないか、祈りまくってました。
ときに叫んで、ときに頭を抱えて、ときに土下座して笑。
もし隣に誰かいたら、きっとドン引きだったに違いない。
そんくらい愛里ゎ変人と化してました。
ラスト15周、14周、13、12、11、10...。
見たいのに見たくない。
祈るしかない。
見たくないけど見なきゃ!!
あの瞬間を一緒に迎えるために。
これほどスポーツを見るのに、こんなにももどかしくて、こんなにもつらくて、こんなにも興奮して、こんなにも熱くなったのゎ、思えば高校の部活の最後の大会以来でした。
団体戦で、自分ゎなんとか勝てたけど、ぁと誰かが１勝してくれなきゃってとき。
自分ゎもうどうすることも出来なくて、ぁとゎ神に祈るだけ。
そのときのどうしようもない気持ちがよみがえってきたみたいでした。
ひとつ心に余裕が出来たのゎハミルトンが周回遅れになってたこと。
彼が自力でポイントをあげるにゎライコネンとマッサをパスしてからじゃなきゃダメだった。
それだけ今週のフェラーリゎ強かった。
ラスト５周、４周、３、２、１!!!!!
ぶっちぎりでライコネン、マッサがゴールを駆け抜けました。
その瞬間、ワールドチャンピオンがライコネンに決定です。
その瞬間、愛里ゎ１度叫んだだけで、言葉をなくしました。
彼らの１年間の戦いが終わったんだって思ったら切なくなりました。
あれだけ毎回毎回楽しみにしてたＧＰももうしばらくゎないのだし。
でもホントにライコネンおめでとうって思った。
ずっとランキングも４強と言われる中で下だったし、運がないって言われ続けてた。
その中での初王者への道。
とにかく感動でした。
歴史ゎ繰り返す。
でもこんなにもドラマティックな結末ゎ今までになかったんじゃないかと思う。
110P ライコネン、109P ハミルトン、アロンソ。
誰かが言ってた。
あのカナダで琢磨がアロンソを抜いていなかったら…。
そのたった１Ｐに全てが変わってたかもしれない。
ホントに全てが積み重ねだって思った１年でした。
もうしばらくゎ愛里の楽しみもなくなっちゃうけど、終わりゎ始まりにすぎなくて、早くも来年に期待大です。
ＧＰなくても地道に周りのＦ１人口増やそうっと。
ありきたりだけど、感動をありがとう☆
そして１年間お疲れ様、全てのドライバー、全てのチームへ。
October 22.2007
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