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カテゴリ: シネマ感想:さ行

ずっと観たかったジュノをやっとレンタルすることが出来ました~。ティーンネイジャーの女の子が予想外の妊娠・・・どこかで聞いたような話ですが、女の子が、さもありなん的なヤンキーでもなく、「え?どうしてこの子がそんな?!」的な優等生でもなく、 B級ホラーと70年代ロックを偏愛するサブカル少女・・・ というところが、なんかイイ・・・ですね。

親に反抗しての不順異性交遊とかでもなく、同級生となりゆきでHしたら、ポッコリできちゃったんすよーっって言う。10代の妊娠に対して、いい意味でウェットなシリアスさがない。すごくカラッとしている、 例えるならよく揚がった唐揚げのような映画です。

冒頭の田舎の何でも屋みたいなドラックストアの店員(ビンス・ボーン?似てたけど自信なし)とジュノの掛け合いからしてテンポよくって笑える。妊娠テストの結果、赤いプラスが出てしまったヒロインは、ハンバーガー型の電話で親友に報告。「激ヤバじゃん!てかあんたアイツとデキてたの?マジ笑える~」って親友そこかよ?!みたいな。

両親への告白も、父ちゃんが逆上してちゃぶ台を投げるわけではなし、母ちゃんが「娘が傷ものに」と泣き崩れるわけではなし。「産むと決めたのなら、いい病院を探さなくちゃね」と超現実的なんです。アメリカってみんなこうなの?!とカルチャーショックです。

お父ちゃん役の人がハゲてて、ギョロ目で、いかにも頑固そうな親父・・・という感じなんですけどね。「このおっさんどっかで見たことある・・・」と思ったら、スパイダーマンに出てた鬼編集長でした。

ジュノは、お金持ちで美男美女のカップルのもとへ養子縁組に出すことにします。オフホワイトでまとめられたハイソなインテリアのおうちに住むパーフェクトカップル。しかし、ジュノの家に比べるとちょっと寒々しいような印象を受けます。お金、家、仕事、完璧な配偶者、なんでも揃っているけど、たりないピースは子供だけ。

どうしても子供が欲しい、母親になりたいと願う奥さんはジェニファー・ガーナーです。子供部屋をカスタードクリーム色に塗る奥さんと、お菓子色に塗るのはちょっと、という旦那さん。ここはこの後の伏線になっていますが、インテリアに関する違和感が家庭の違和感につながっていて、切ないんです。

一方、「今はまだミジンコだけど、可愛く育ったら届けるんでよろしく!」というジュノのお腹はどんどん大きくなっていきます。子供まで作っているのに、同級生(お腹の子の父親)に素直に好きって言えなかったりするんですなあ・・・。

そんなある日、美男美女カップルが離婚することを知りショックを受けるジュノ。家で「私の大人度を越える出来事があった」と話すジュノに、お父ちゃんがかける言葉に思わず涙がポロリ。ありのままのお前を、愛してくれる人が必ずいる・・・みたいな、ありがちと言えばありがちな励ましなんですが、ハゲでギョロ目の強面のお父ちゃんが言うとちょっと泣ける。

そしてついに迎える出産のとき。病院で、元気な赤ちゃんを出産したジュノに、「今度は自分の子供のために、ここへ戻ってくるんだぞ」というお父ちゃん。またこのお父ちゃんに泣かされました。ジュノ・・・本当にいいお父さんとお母さんだねえ。あんた幸せものだよ!とまるで、ホッカイロを懐に抱いたような気分に。全然ウェットじゃないと言いましたが、 ちょっぴり涙ぐみながら食べる唐揚げも塩味がきいていて、なかなかいいもんです。

余談:ジュノ役のエレン・ペイジはドリュー・バリモア監督の映画に主演するそうです。ドリューとエレン・・・子役出身だし、出てる映画なかなか面白いしでなんか繋がる感じがします。ドリュー大好きなので、どんな映画になるか楽しみです。






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Last updated  2015.01.10 23:35:41
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