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Part1の感想は こちら
Part1, Part2ともに、やっつけたー!(史江とマツコのやっつけ晩ご飯風に)観る前は2部作かよ、めんどくせー(舌打ち)と思っていたけど、全然面白かったジャック・メスリーヌ。フランスでは大ヒットしたというのも納得です。
Part2も強盗のお仕事、脱獄、情婦との出会い、炸裂するバイオレンス・・・と見所いっぱい。でも面白さで言えばPart1のが面白かったかなあ~。すでにラストのオチが分かっていて、ラストに近づくに従い「どうなるの?!」ってならないからなのかもしれないけど。
いつの間にか、カナダからフランスに帰って来ていたメスリーヌ。たまに捕まったりして手錠かけられたり、刑務所(刑務官ともフレンドリーな感じで挨拶してたし、タバコも吸ってたし結構居心地は良さそうだった)入ってたりしても、今までの実績から「きっとコイツはやるよ・・・脱獄!」とニヤニヤしてしまう。そしてその通り、まんまと脱獄しちゃうんだから痛快。ここでも有言実行な漢、メスリーヌ。
娑婆にいるときは医者に変装して、病気のお父さんの病室に入ったり、刑事に変装して警察署の警備の様子を聞きに行ったりもしている。大胆不敵、というのはまるでメスリーヌの為にあるような言葉で、リアルにルパン。
社会の敵No.1 (英語だとパブリックエネミーナンバーワンってことで、なんかラッパーの名前みたいだ)って言われてるけど、ターゲットは銀行だしで、結構アンチヒーローとしてのファンもいたのではないかと・・・。実際、二人組のチャンネエ達はメスリーヌだって知った後もまんざらではないようだったし。悪い奴ほどよくモテるの法則か?!
今回一番印象的だったキャラクターが、マチュー・アマルリック演じる脱獄王のフランソワ・ベス。不気味な小男で、しょぼくれた印象なんだけど目力がすごい。普通っぽいんだけど、ヴァンサン・カッセル以上にクセモノ周波数を発しているお方だった。この役柄は別として、私にとって特にイケメンでもない市井のフランス男ってマチュー・アマルリックなイメージ。しかし、クッキーの箱の中を調べないのはどう考えても怠慢だろう!フランスの刑務所自体がユルユルなのではないか説に一票である(笑)。
そして最後の恋人となったシルヴィア役には、フランスのエロ可愛い女優リュディヴィーヌ・サニエ嬢。生意気そうな表情がたまらん。しかしまだ若いよね~。西洋人にしては珍しく若く見えるタイプで、まだ10代にさえ見えるのだった。彼女は映画の中ではすごく小さく見えたので、身長を調べてみたら160くらいしかないんですね。マメ知識ですが、サニエ嬢はヴァンサン・カッセルの紹介で「 変人村 」の監督と付き合うようになったんだそうです。
メスリーヌの長女役の子なんだけど、Part1からちょっと不思議に思ってたことが。赤ちゃん時代は金髪碧眼なんだけど、赤ちゃん時代その2で黒髪黒目になって、幼児時代はずっと黒髪黒目で、大きくなったら金髪碧眼になっていたような・・・。しかし娘がグレないで、面会に来たり父ちゃんの裁判見に来たりしてるのは、なんかほのぼのしました。
しかしキレたら手の付けられない役が多いけど、ヴァンサン・カッセルってカッコいいよな~。狂犬なんだけどエレガントさもあって、総合的にセクシーな男というね・・・嫁が町で一番の美女、いや世界レベルのセクスィー美女モニカ・ベルッチなのも納得ですよ。今更だけど本当にお似合い!
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