山と川と花の記

山と川と花の記

2022.12.12
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


茨城県北部とは言っても、この辺りの標高はせいぜい400メートルほどですから雪は意外でした。

鍋足山からの連なりで一番高い三角点峰に登ります。
何時もは笹原への下りに使う道を今回は登ってみるのです。

登り始めは北ノ入滝方向にコースを取り、途中から鍋足山方面、その先で三角点峰へと向かいました。

断崖の下を通ります。


赤い実はシキミでしょうか?、

尾根に出て、これからひたすら登るという時、下って来る登山者に出会い道を聞かれました。
「この道は猪鼻峠へ行きますか?」、話を聞いてみると登山者は猪鼻峠に車を止めて鍋足山ピストンの帰り道だというのです。
登山者に道を間違えていることを伝え、戻るルートと私の向かう道が同じなので一緒に行くことになりました。
それにしてもこの登山者、間違いに気づかず随分下って来たものだと呆れました。
行きと帰りでは景色が違うということでしょう。
三角点峰に登り、しばらく立ち話をして別れました。

穏やかな冬の日差しの三角点峰は居心地がよくて、40分ほど居ましたが誰も通りませんでした。

左に一本松のある鍋足山、右にⅡ峰、Ⅲ峰と続く鍋の足の岩峰です。
ぼんやりとして風景を眺めました。


海岸線は見えませんが霞の中に茨城県庁と日立のエレベーター塔は確認できました。


縦走路を南に辿りました。
岩場はルートが分かるのですが、たっぷりと落ち葉が積っていて分かりにくい道もありました。

谷の紅葉がわずかに残っていました。

三角点峰と鍋足山の中間あたりで道を聞かれました。
今日、2度目でした。
「猪鼻峠へはどのくらいかかりますか?」
私が何処から登られましたかと聞くと市役所の里美支所のところからだそうで、ここまで大変だったといい、鍋足山を甘くみていたというのです。
時計を見ると午後1時近く、猪鼻峠まで行ってしまうと車道を戻るにしてもかなり遅くなってしまうので引き返すことを勧めました。
途中から行動を共にするという山では時々発生するパターンで、笹原に下る私の後をついていくというのです。
午後2時前に笹原の登山口まで下りました。
そしてその先の道を教えて別れました。
おそらく午後3時頃までには車まで戻れるだろうと思いました。
日の暮れるのは早いし午後2時を過ぎれば冷え込んできます。
低山と言えども山は山、侮ることはできません。


花の季節は終わりましたがスハマソウの葉っぱを見て来ました。
早春の開花が待ち遠しい。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.12.12 18:52:46


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: