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作 添宮一姫(そえみやかずき)
隠れ家を発見し退治する。
3回ほど同じメンバ-で稼ぎ、上のギルドに登録する。
ここで仲間になるのが、銀狼のイワノフ・ゾラ、盗賊だが腕っぷしも強い。そして、魔法使いと神父。
3回ほど悪党退治をして、次は、上級ギルドに銀狼と共に登録。
そして、仲間に魔法使いと神父だ。
何度もこのメンバ-で賞金を稼ぐ。
こうして金持ちになったセルゲイは、自ら上級ギルドを経営する。そして立派な商人となる。
部下も、これはと思うものを引き入れ、今や、一流のギルドである。
銀狼は、部下と言うより、戦友であり、大番頭である。
そして、優秀な部下がたくさんできたので、時々悪党退治に銀狼と出かける。
今回は海賊退治だ。
海遥か、北のフィヨルドに海賊の住処があると突き止める。
海行かば、突然嵐に見舞われる、突風のさ中、空中から大きな美しくも禍々しい城が現れる。風がやみ、何とそこから戦士がドンドン降りてくるではないか。あるものは飛翔し、あるものはロ-プを伝い降りてくる。
セルゲイたちは迎え撃つ。そして、ロ-プを上って城に侵入する。
城は海賊の本拠、空中移動するのは始末が悪い。ドンドン退治してゆくと、ボスが鎮座ましましている。脇を守る敵の将軍たち。
激戦の末勝利する。
と、玉座が光り、現れたのは閉じ込められていたさる国の王と女王。
礼を言い、之を差し上げると玉座を指す。玉座が変化し小さな水晶となり、セルゲイの胸に入ってしまう。ピカリと美しい色に光り、収まってしまう。
「これは竜王からの授かりもの、私には胸に入らず玉座になっていた。飛行能力があるが、悪人に乗っ取られた私には過ぎたるもの、国に帰り、地上で国政を取ります。竜王もお許し下さるでしょう。」
そして、王と女王の国に城ごと送り届けたのだった。
小さな船をもらい、飛翔して自分たちの舟に帰る。