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朝起きて、窓から外を見ると・・・・こんな景色でした 地中海の青さに驚いてしまった私です。朝はかなりお寝坊さんでした。日本だとたぶんお姑さんに怒られるか白い目で見られてしまうぐらいのお寝坊さんです・・・。(^^;)これは夫には感謝でした~。最初から「奥さんには何もさせない。奥さんは職場から有休をとってきているんだから、ここで家事とかするとその意味がない。朝も何時まで寝ようと、夜も何時に寝ようと彼女の自由!」と皆に宣言していたそうなので私は何もする必要はありませんでした。というよりも、しろと言われても勝手が違うから分からないし・・・・。その分夫がテキパキ動いていました。(←よくできた夫です。)朝ごはんはコーヒーとパンケーキです。(写真を撮ったと思ったら撮っていなかったので別の人のページにリンクさせてもらうことにしました。)リンクさせてもらった人とは出身地が違うので若干作り方と見てくれは違いますが、実際はもっと小さな穴がたくさん空いてふっくらした感じです。粉はセモリナ粉を使います。卵は入れません。カビール地方では普通の小麦粉よりもこのセモリナ粉がたくさん使われています。このパンケーキ、アラビア語ではバグリール、ベルベル語(カビール系)ではティグリフィンと言います。一般的な食べ方は砂糖を振って食べますが蜂蜜をかける人もいます。私は断然砂糖派です。蜂蜜をかけるとパンケーキの素朴な味が蜂蜜の強い味で消えてしまうからです。卵もバターも入っていないのでとても軽いパンケーキです。3枚は軽く食べることができます!そして、簡単そうで実はめちゃくちゃ作るのが難しい。私が作ると気泡の小さな穴が空かない!かなりの訓練が必要みたいです。上手にできたら写真を載せたいと思います~。(いつになることやら・・・・)
Oct 26, 2007
夫の実家はアルジェリアの空港から東へ車で2時間半ほどのところです。最初に言っておくと今日は写真はありませ~ん。撮らないで欲しいと言われたから。(残念)さて空港に到着したのがだいたい19時前でした。夏なのでまだ陽はあったのですが、徐々に暗くなるのはわかっています。すご~く嫌なんですよね。夜の車での移動って・・・。アルジェリアでは車で移動すると所々で、軍のチェックポイントがあります。(だから写真を撮るなと言われていたのですが。)イスラム主義の武装グループの人達が紛れていないかのチェックなんですが・・・。まず陽がまだ照っている場合は、そのチェックポイントがくると車はゆ~っくり走らないといけません。車から見える軍の人達はほんの数人ですが、実はありとあらゆる所で待機しているそうです。私達からは見えないそうですが、もしもの銃撃戦に備えているそうです。だから車の中で不審な動きがあると撃たれる可能性は大・大・大です。そして夜になって、暗くなるとチェックポイントではまず車の中のライトをつけて、前のライトも半分おとします。そしてゆ~っくり走行します。中にいる私達は外がほとんど見えません。でも外にいる軍の人達は中が丸見えです。そんなわけで、カメラを出したり入れたりするのはちょっとまずいなって思いました。しかも道路ではビュンビュン飛ばすので(常に時速100キロ以上・・・)写真は撮れませんでした~。さて、この軍のチェックポイント。一昔前までは、もっと緊張するものだったのです。昼間はいいのですが、暗くなってからのチェックポイントは現地の人達もドキドキなのでした。時に、偽のチェックポイントがあったそうで、武装グループがチェックポイントを偽装して殺してしまう・・・というものです。さて、ここだけ読めば・・・・「武装グループって怖いんだ・・・・」と単純に思ってしまいます。ニュースで伝えられているような襲撃とか爆弾とか・・・。でもアルジェリアの政治はかなり複雑で、この偽装チェックポイントも実は武装グループなのか軍なのか分からないのです。軍は「武装グループ」と言い、武装グループは「軍がやった」と言うから、実際は殺した人しか分かりません。しかも一昔前の爆弾とかも実際は本当はどちらなのか分からないそうです。軍は「武装グループ」の印象を悪くしたいのでこればっかりは本当に誰も知らないのです。最近はチェックポイントでそういうこともなくなってきたそうですが、そうは言っても油断は禁物です。ところで最近は民間人はあまり狙われなくなったそうですが、(なんでもビン・ラーディンが軍と警察をターゲットにするように・・と言ったらしい。)それでもやっぱり巻き込まれないようにしないといけないですよね。夫にも警察官の近くをうろうろしないようにと注意されました。(^^;)流れ弾が当たる可能性もあるから・・・とか。ちなみに、仮に実際に武装グループが民間人の家を焼いたり皆殺しにしてしまうのも実はその家に問題があって適当に襲っているわけではないそうです。例えばですが、その家が軍や警察に雇われて実はスパイをしていたり・・・とか。いきなり何もないのにやってきて殺される・・・ってことはほぼありえないそうです。要は普通に生活していれば普通の生活ってことです。そんなわけで夜のチェックポイントはさすがに怖かったです。ちなみに外国人だから調べられるっていう事はいっさいなかったです。
Oct 18, 2007
前回の日記では帰りの機内での出来事をお話しましたが・・・・実は着陸も怖かったのでした~。タッチダウンする前に風もないのに飛行機がかなり左右にユラユラゆれていたんですよね~。本当にユラユラしていて、これはかなりドキドキでした。上空での気圧の変化とか、雨雲に突入した時に揺れるよりも怖かったです。さて、ロンドンのアルジェリア航空の支店は電話が全然つながりません。恐ろしいぐらいつながらないのです。昔日系の航空会社に勤めていた時ですが、日本人のビジネスマンの方がフランス経由でアルジェリアに行くチケットを持っていました。日付変更をしたいと言われて、うちのシステムで取ったもののかなり不安で(私もお客さんも・・・・)、向こうのシステムで確認してもらおうと電話をしたらつながらな~い!オフィスは目と鼻の先だったので、お客さんにとりあえず行ってもらったら・・・「閉まってたんだよね~(^^;)」とのこと。困った・・・そんな訳で、とりあえずお客さんもフランスに行った時に確認してみると同時に私も連絡を取ってみる事を約束したんだけど。昼休みに行ったら・・・・閉まってた。仕事の合間に行ったら・・・・閉まってた。仕事が終わって行ったら・・・閉まってた。次の日、朝一番に行ったら閉まってた~。で、昼休みに行ったらやっと、やっと開いていた~。とりあえず席は取れていたので良かったのですが。そんなわけでサービス、悪いです。ところで・・・・・アルジェリア航空はネットでブッキングができます。いや、今時とても普通の事ですが念のためお伝えしておきたいと思います。アルジェリア航空サイト(英語)
Oct 13, 2007

アルジェリア航空と聞くと、なんとなくイメージ的に「ちょっと怖いかな・・・」な~んて思ってしまうかもしれません。国営なのであまり利益を考えていないようで、今はほとんどの航空会社がいかに機内食を減らしてコストを下げるか・・・というこのご時世に2時間半のフライトでたっぷりの機内食を出してくれます。ものすごく美味しいという事もないですが、機内食にしてはいける方でした♪デザートもケーキがついていたし!さて、機内はごく普通で昔乗ったドイツのルフトハンザ航空の方がかなりボロイイメージがあります。アルジェリア航空はネットでの評価を見るととても悪くって、各項目ごとに5点満点で、ほとんどの項目が2点とか3点です。(ちなみに日系は5点とか4点です・・・。)ロンドンからアルジェリアに乗った時はそれほど悪いイメージはなかったです。あっ、一つだけ・・・ロンドンからは席は早いもん勝ちです。席の指定ができませ~ん。好きな所に座るので席の番号はもらえません・・・。バスや電車と同じです~。でも皆さんとても慣れていてこれといった混雑はなかったです。あまりにネットの評価が悪いので、ちょっと不思議・・・と思っていたけど帰りの飛行機で納得しました。空港で夫と一緒にパスポートと航空券を出したにもかかわらず、席はバラバラでした。(アルジェリアからは席の指定が出来ます。)でもそれに気づいた周囲の人が代わってくれたのでしたが・・・・・・客室乗務員が気づいたみたいで、めちゃくちゃ偉そうに「もとに戻りなさい!あなたの席はここではないでしょ!搭乗券を見せなさい!ほら、番号が違うじゃない!」と言ってきたので、夫がきちんと説明すると「チェックインの時に一緒の席って言わなかったあなたが悪い!」とか言われてかなりむっ!夫はブチッと切れて、(←きれると怖いのだ~)客室乗務員と半分喧嘩になりかけたのでした・・・・。まだドアが閉まっていなかったので、とりあえず降ろされるとまずいので夫もちょっと大人しくなったものの、腑に落ちなかったので私の方がムカムカってしてしまいました。「上から物申す」態度だったし他のお客さんにも肘ついて話しているし。まぁ、結局無視して代わってもらった席に座っていたんだけど。さて、ロンドンに到着してやっぱり腑に落ちなかったので飛行機から降りるときに・・・「ちょっと、態度悪すぎ!トレーニングに戻った方がいいんじゃないの?」と捨て台詞をはいて、スタスタと歩いて去ると後ろから・・・・「マダム・・マダム!!!」と年配の客室乗務員が私達を追いかけてきたのでした。「何があったの?私が彼女の主任です。何があったか教えてくれないかしら?」と言われたので、夫が一から説明すると主任さんはもちろん夫婦隣同士で座るというのは当然であって、彼女の対応はかなり間違っていたことを認めてくれました。私は対応よりも態度に腹が立った事を説明して、態度が普通であればクレームはしなかったと思う事も伝えたのでした。ちなみに問題の彼女は厳しく処分されるそうです。たぶん国際線にはもう乗せないかも・・という事です。主任さんと話をしている間ですが、問題の彼女はパニクッてしまって話をしているのにいきなり割り込んでくるわ大変でした・・・。(^^;)そんなわけでネットの評価はかなり的を得てるな・・・なんて思った私です~。
Oct 13, 2007

*Houari Boumediene Airport (ウアリ・ブーメディアン空港)アルジェリア航空でロンドンからたったの2時間半ほどでアルジェリアに到着しました。イギリスからは英国航空も飛んでいるのですが、私の希望で夫に頼んでアルジェリア航空にしてもらいました。単に乗ったことがなかったというのも理由の一つですが、最大の理由は・・・2時間半のフライトなのにきちっとお食事が出ると聞いていたから!!英国航空はしょぼいサンドウィッチだけらしく、全くおいしくないらしい・・・。お食事は思っていたよりもおいしかったです。(少し塩味がきつかったけど。)ちょっとびびったのが、チキンの煮込み料理だったのですが、骨付きだった・・・。機内ではちょっと食べにくいですよね。(^^;)さて、本題のアルジェリア空港。世界の中でもセキュリティーの厳しさでとても有名な空港です。でも入国に関しては全く厳しいこともなかったです。それよりも非欧米人の外国人はまだまだ珍しいのと、もともとのアルジェリア人の歓待精神からか空港では大歓迎でした。もちろんジロジロ見られる事もありましたが、エジプトでの独特のジロジロとはまた違って、「ジロジロ見たいけど、あまり見てはいけないな・・・」という雰囲気が感じられて、ジロジロの中にちょっとした相手への配慮?のような物があったように思います。モロッコ、チュニジア、エジプトと違ってあまり(ほとんど・・・)観光業が発達していない国なので外国人に対して「擦れた感じ」がありませんでした。税関では不思議な質問をされました。「携帯電話は何台持ってきてる?」なんでも大量に持ち込んで申請せずに国内で売りさばく人達が増えたからだそうです。アルジェリアは実は携帯電話が一気に普及した国です。理由は、普通の電話線の普及が都市部以外ではかなり遅れているからなのです。この携帯電話のお陰で、海外に居る移民と家族との連絡が頻繁に取れるようになったのです。そんなこんなで税関の人が夫と世間話をしていて、私が日本人だと分かると「お~い、日本人だって!!」と皆に声をかけまくり、そのあたりに居た係員が一斉にやってきたのです。そして「ようこそアルジェリアへ!!!」と歓迎ムードいっぱいでした。「なんや、空港は全然厳しくないやん・・・」というのが感想でした。が・・・・・・・ロンドンへ帰るとき、出国は強烈に厳しかった。うわさどおりの厳しさでしたっ。まず空港の駐車場に入る前に車のチェック。後ろのトランクルームを空けて荷物のチェック。空港の建物に入る前に金属探知機でチェック。↓航空会社のカウンターでチェックイン↓別の場所でドキュメントチェック。(航空券+パスポート+本人確認チェック。)ここでのハンコがないと出国できません・・・。↓出国管理の場所へ。再び航空券+パスポート+本人確認チェック。なぜか分からないけど「アラビア語をしゃべるのか?」と私に聞いてきた。質問の前に聞かれて、アラビア語で質問をしたいなら分かるけど、出国に関する質問が(どこへ行くとか・・・)すべて終わった後に聞かれたので夫も私も「?????」。意味不明な質問でした。↓手荷物の検査。金属探知機でチェック。探知機が鳴ろうが鳴ろうまいが、男性は全員係員によってボディーチェックされる。私はヘアードライヤーとデジカメの充電器が引っかかりました。念入りに調べられ、鞄の中も念入りにチェックが入りました。↓飛行機に乗ろうと思ったら・・・。また航空券+パスポート+本人チェック。ここで夫のパスポートの写真が若すぎる!と引っかかりました。「文句あるなら在英アルジェリア領事館に言え」と言ってましたが、確かに若すぎる写真だと私も思います・・・。(^^;)↓やっと乗れると思ったら、再び手荷物検査。全員荷物の中身を開けさせられてのチェック。夫を待っていると、ちょっと不審な人?と思われたのか何度も何度もチラチラっと私に対するチェックの目が本当に厳しかった・・・。確かに何であそこで立っているんだろう?と思われたと思います。↓そしてやっと飛行機に搭乗!!!とまぁ、こんな感じでした。何が大変って、その度に長蛇の列を作らないといけないので時間がかかってかかって・・・。ところでアルジェリア航空ですが、必ず数人の私服警官の人達がお客さんに混じっているそうです。機内で何かあった場合の対応策だそうです。私は客室乗務員の一人の中にきっと私服警官に違いない!!!と思った人がいました。やたら体格がでかくて、その上鍛えてるな・・・って感じの体。しかも機内の前から後ろまでやたらとウロウロしていたし。(単なる憶測だけど。)
Oct 11, 2007
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