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pua honey @ Re:今日のキキととまと と 酸辣湯麺 と パックル(09/22) ちーちゃん♪ お彼岸過ぎたらやっぱりちょ…

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2024.07.16
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カテゴリ: またたび家さん
2023年 虹の橋を渡った仔達へ



シェルターの仔達はおうちの仔になることはできませんでしたが、またたびさんをはじめ、私たちボラが心を込めてお世話をしてきました。
おうちの仔と可能な限り変わらない暮らしを、というその思いで、そしてできるだけひとりひとりが安心して暮らせるようにと、その一心でケアにも臨んできました。

至らないことも多々あったかもしれませんが、どの仔にも深い愛情を注いできたことは間違いありません。
それでもその仔達がいたその場所を見るとぽっかりと穴が開いたような虚しさを覚えます。


でも今はもうありがとうという気持ちでいっぱいです。
旅立った仔達のことを思うたびに湧き上がるのは、幸せをもたらしてくれた仔達への感謝の気持ちしかありません。

またたび家に来てくれてありがとう。


またたび家の仔達へ哀悼の意をささげます





☆彡  
【 ジュエル 】2023年 1 月 4 日 10時43分永眠  享年推定2歳
先天性の多発性嚢胞腎
シェルターで息を引き取りました  


2021年の10月に検疫ルームに入室した「ジュエル」です。
多頭崩壊現場からのレスキューで、他にも数頭一緒でした。
なかなかごはんを食べてくれなくて、やっとやっとウェットを口にしてくれた日の写真です。
10月29日





鼻詰まりがひどくて鼻水も多いし。。。そして先天性の「多発性腎のう胞」だということを教えてもらいショックを受けてましたToT
この病気は完治することも治療法もなく、対処療法でいくしかないからです。



ペルシャやペルシャと血縁がある猫に多い遺伝性の病気です。



人が大好きでなでなでが大好きな甘えん坊の「ジュエル」
21年の12月撮影。
特に深刻な健康症状はでておらず(鼻づまりくらい)、相変わらずウェットしか食べていませんでした。





22年になり和室へ移動した「ジュエル」です。
ドライはもう全く食べてくれないので諦めて、ウェットのみにしていました。

4月




鼻水をぶっ飛ばしながらも元気に過ごす「ジュエル」♪
食べる量は少ないながらもうんPも良好でした。4.18




ちょうど大あくびをしていたので、急いでケージの隙間から撮った写真です。
お澄ましをしているお顔はキュートで、大あくびのお顔は愛嬌たっぷりでラブリー♪




超ド・アップでもかわゆすぎます(*´з`)




人がいない間はケージの中で過ごしてもらいましたが、それ以外は様子を見ながらフリーでした。
ちょうど朝オープンした時に、「出ていい?」というお顔をしていたのが可愛かったです。



ふっさふさのしっぽを揺らしながら、お部屋の中をお散歩しています。




ドライは食べない仔でしたが、フリー中に共有のフードを食べてしまわないように気を付けていました。



別の仔のケージがオープンになっていたのでそこに入っていた「ジェル」
大きな目がとってもキュート。




だんだん季節が夏に近づいてきたころ、少し体調を崩してしまいました。
この写真は食欲が戻ってきたときのものです。




強制給餌が必要な時もありましたが、自分からパクパク食べられるようになったからか、お顔もまたふっくらに戻ってきました。
ただでさえ食べる量が少なくドライを口にしてくれない仔なので、とっても心配だった。。。




頭にボールを乗せているかのような一枚(笑)お気に入りの写真です。



この寝顔を見られるだけでもう一日がハッピーでした。




立派なもふもふお尻尾♪
ブラッシングもこまめにやっていましたよ。おしゃれさんでしたからね。




自分で食べられるようになっても、量が少ないのでお口には入れてあげていました。
強制給餌ではなく、お口に持っていくと食べてくれていたのです。
手間がかかるとは思わなかったな。食べてくれるのがうれしくて(*'ω'*)




このころは俗にいう食欲の秋でしたが、ジュエちゃんの食欲は上がったり下がったり。
でも活動できてあちこち飛び乗ったりしていました。




タワーでお昼寝中♪



まだまだ若かった「ジュエル」
おもちゃ大好きで、しかも絶対に離さない!とばかり食いついてました(笑)
たくさん遊んだね。そういう時間を持てたことは本当に良かったです。




乾燥した季節になってくると、鼻のトラブルがより一層ひどくなってきました。
とにかく鼻水や鼻詰まりがひどかった(;´Д`)




鼻の穴が小さいから詰まると大変。
仔猫たちがフリーになるとこうしてケージ上に避難していました。




22年の冬。
体調がすぐれないときが増えて、検査を受けましたがあまり思わしくない結果でした。
もともと痩せていたのがさらに痩せてしまった。。。




補液と皮下注射の投薬開始をしたころです。
自分からはほとんど食べてくれなくなり、シリンジであげていましたが飲み込むスピードも日々遅くなっていました。



ジュエル用の特製ごはんを食べてもらっていましたが、おいしいと思ってもらえるようにがんばって作ろう!と、日々工夫していました。




22年年末。
シリンジから飲み込むこともかなり厳しくなっていました。
「ジュエル」のごっくんに合わせて、苦痛なく飲み込める量やテンポやスピードを常にきをつけながらのごはんタイムでした。
美味しいと感じてほしい。
でも苦痛なのは絶対に避けたい。





年が明けた2023年。
「ジュエル」の状態がどんどん下降していきました。

そして 23年1月4日 永眠

この日のボラ日記からここに再び記載します。

朝、ジュエルが心配でたまらず、いつものシェルターワークをこなしながら、たびたびジュエルの様子を見に行っていました。

息がとても弱く細くなっていて、否定したい気持ちもありましたが、ジュエルのそばにいるべきと思い作業を止めてそばにいました。
またたびさんに電話で連絡した後(留守電)
またたびさんから電話が入る直前の10時43分。
「ジュエル」は寿命を全うしました。

朝の存命の「ジュエル」です。
時折、ほんのわずかに顔をあげてこちらを見つめるしぐさをしていました。




これが生前の最後の写真となってしまいました。
「ジュエル」の最も愛らしく愛おしい一枚です。







息を引き取る前日の夜、またたびさんと過ごす「ジュエル」です。
※写真はまたたびさんが送ってくださったのをお借りしました。



最後に一緒にまたたび母さんと一緒に過ごせて、きっとどんなにか安心して眠りにつけたことでしょう。







「ジュエル」が好きだった仲良しの仔達。

今はもう虹の橋組になった「きゅうちゃん」と「くすのき」とも仲良しでした。

「きゅうちゃん」と一緒にごはんを食べて。



そしてお水も一緒にごくごく。




「くすのき」と一緒にごくごく。






現在お預かりさん宅でご縁待ちをしている「ふぐお」とも仲良しでした。
頭を突き合わせてごはんタイム。



お知り合いで日向ぼっこ。






先天性の多発性嚢胞腎という持病がありました。
覚悟はしていましたが、もっともっと幸せな時間を過ごさせてあげたかった。
またたびさんの「繁殖に使われるだけ使われて。。。」の言葉に、猫や命を物扱いするような存在をこの世からすべて抹消したいと強く思いました。
命を守るための正しい法の規制が整うことを切望します。





ジュエルと過ごす時間は本当に楽しくて幸せだった

ジュエルの苦しみは絶対に忘れない
ジュエルが辛い思いをしたことをなかったことにしない







大好きだよ
ジュエル








☆___☆___☆___☆


☆彡
【 キャラメル】2023年 1 月 17 日 永眠  享年 推定 6 歳
腎不全
シェルターで息を引き取りました


18年の8月に、キャラメルは兄妹の「バニラ♂」とともに、保護してもらった保護主さんからシェルターにやって来ました。

ふたりともまだ1歳くらいでお顔も幼さが残っています。
まだあまり人なれしていなくて、最初の頃は怖くて人が近寄るだけでイカ耳になってしまってたな・・・(;´Д`)




少しずつ環境には慣れてきたけど人はまだ怖い・・・のキャラメル。
「バニラ」は最初から撫でられましたたのだけど、それとは別に部屋の都合でリビングに入ったので「キャメル」とは別部屋でした。それもちょっと寂しかったかな。。。




ごはんをあげていた方はナデナデができたそうですが、まだシェルターでは時間がかかりそうでした。でも可愛いお顔を見るときっと心を開いてくれると思っていました。




シャーを言っても手が出てもとにかく可愛い「キャラメル」
上からのぞいたからちょっと怖かったね(;´Д`)




掃除中によく頭をペシペシされました♪
これもスキンシップのひとつと思ってうれしかったわ。




他の猫達が近くに来るととてもうれしそうでした。
猫は好きな仔でした。まだ若いし一緒に遊びたかったんだろうな。。。
なのでそろそろフリーになってもいいかなぁと思っていました。




20年の春。まだふっくら顔の可愛い「キャラメル」
すこーしだけお触りができる日もあり、それだけで感動していました。




夏なのに頭から敷物をかぶって寝ていました。
たまたまだと思うけど、頭隠して尻隠さずで可愛いです(*´з`)




シャーではなくニャーと鳴いてくれるようになった20年の夏。
人がいても2段目に座って催促してくれていました。



↓この写真を撮った時も、そっと撫でていてもシャーは出ませんでした。
嬉しかったな~。フリーにしてあげたいとブログに書いていました。




ケージごと移動させて日向ぼっこしてもらっているところです。
お外も見えるし、食欲もでてくるようでウェットも食べてくれるようになりました。
ちゅーるも指につけて直になめてくれて、少しずつ人への安心感もでてきました。





20年は人なれが少し進み喜びもありましたが、秋の終わりごろからおしっこの色が気になっていたり、お口の痛みが出てきたようで、お水にアクアデントを入れ始めたり、食べる量ももう少し増えてくれたらと色々工夫を始めたころでもありました。


21年の年明け。日向ぼっこをしているときに、暑くなったのか手をぐぃ~んと伸ばしていました。こんなにリラックスできるようになったんだとうれしかったな。





前年は少しやせたかなと心配していましたが、日向ぼっこがよかったのか?、少し安心がわかってきたのがよかったのか、ふっくらしてきていました。
よく食べてくれていたしね。




ますます慣れてきてくれた「キャラメル」
上の段で過ごす時間も増えて、その分話しかけたり少し撫でたりの時間も増えました。




もっとお近づきになりたいと思い、ウェットはお皿を置いておくだけでなく、手のひらに乗せてあげたりスプーンであげたりしていました。




おもちゃで楽しそうに遊ぶ「キャラメル」
なんでもっと早くおもちゃで遊んであげなかったのかと後悔した日。
おやつが欲しいと自ら手をちょんちょんして催促してくれた瞬間が忘れられません。




手に乗せたウェットを食べる「キャラメル」
この数日前に、「バニラ」のお見合い希望の方がいらして、兄妹の「キャラメル」ももしかしたら。。。という希望が少しありました。結局「バニラ」だけになったのですが。
でもこの日を境に「キャラメル」にも気持ちの変化があったような気がします。




夏。すごく甘えた声でおしゃべりするようになりました。
人の顔や目を見て怖がることなく催促してくれて、可愛くて可愛くて仕方なかったです(*´з`)。



甘えてくれるようになったのはいいのだけど、どんどん痩せてきて心配でたまりませんでした。
なかなかフリーにしてあげれらないまま、今度は体調が心配でフリーにできなくなりましたToT


秋が深まった10月に緊急入院。

検査結果がとても悪くて通院した日にそのまま入院しました。
写真は病院での「キャラメル」です(またたびさん提供)10.22




1週間の入院から退院してきた「キャラメル」です。
いない間はさみしくて心配で、顔を見た時には泣きそうになりました。
投薬開始。




エリカラをつけたままひっくり返って寝ていた「キャラメル」
首回りを撫でると気もちよさそうにしていました。
へそ天の「キャラメル」は永久保存版です。




22年のお正月はまだエリカラを付けたまま22年のお正月を迎えました。



やっとエリカラもとれて元気を取り戻したころ。



腎不全なので補液は継続していましたが、食欲もありホッとしていた時でもあります。




夏はハンモックに揺られて過ごす時間も多く、気持ちよさそう♪
とても気に入ってくれて、お顔もお茶目になってきました。



もう人なれOKと言ってもよいほどヾ(・ω・*)なでなでが大好きに。
鳴いて呼んで駆け付けるとスリスリ~。




9月29日。
記念日のひとつ。
扉をオープンにして、「キャラメル」が初めて自分からフリーになった日です。
初めてだからちょっと探検してすぐに戻ってきたけど、、、写真はもどったところです。
嬉しくて忘れられない日になりました。




この日を境に、どんどんフリーの時間が増えていきました。まだ帰るときはインでしたけど。
フリーだとお水をよく飲んでくれていました。




タワーでくつろいだりお昼寝をしたり。



窓の外を眺めて楽しんだり。



「ふぐお」と一緒に爪とぎの上に。




ケージインの時からわかっていましたが、「キャラメル」は猫が好きな仔でした。



フリーになって自由に動き回れるうれしさのほかに、他の猫達と過ごせる楽しさも加わり、幸せそうなお顔になっていきました。
「ふぐお」と「新太」と「おたる」と一緒に。
なぜか、茶・きじとら・茶・きじとら の順になっていました(笑)




フリーになったままなでなでもOKに。
こんなにお尻もあがっちゃって(#^.^#) 
甘えるような顔で見つめる「キャラメル」が愛おしくてたまらなかったな。




12月4日。この日も記念日(笑)
シェルターに来てから一番立派なうんPだった日♪
それだけたくさん食べてくれているので、体調も良好~。うれしいうれしい。




仲良しさんたちと過ごす「キャラメル」
「新太」と「おたる」と



「ふぐお」と「新太」と




この調子で23年もまた楽しい1年を過ごそうねと、爪とぎも新しいのをおろしました。
さっそく中に入ってみる「キャラメル」( *´艸`)かわいい。。。




今思うと、「ふぐお」とこうして並んでいたり、くっついて寝ていたりというときがとても多かったです。
「キャラメル」は「ふぐお」のことがとっても大好きだったのね。




1月の半ばにキャットタワーを新しくしました。
なんと!一番に使ってくれたのは「キャラメル」でした。
嬉しくて涙でそうだった。。。TOT



でも「キャラメル」が新しいキャットタワーを使ったのは、これが最後でした。。。

2日後の15日に通院をして、戻ってきた翌日16日の朝にはもう状態がよくありませんでした。
どうして?ほんの数日前はまだまだ元気にタワーに乗ってうれしそうにしていたのに。




(ブログより抜粋)
朝のとても危ない状態から、午後から少しずつ落ち着きを取り戻してくれて、自分でお水を飲んだりトイレも済ませてくれたので、持ち直してくれたかと思ってしまいました。

私の顔を時折ジッと見つめては小さな声を出していたのは、もしかしたらお別れの言葉だったのかもしれません。

目力も少し復活してくれて、まだもっと一緒にいようというと、何度も瞬きをして応えてくれた「キャラメル」




この日が「キャラメル」をお世話できた最後の日でした。
そして最後の生前の写真でもあります。
今でもこの日のことを思い出すと胸が詰まり苦しくなります。
もっともっと楽しいことやうれしいことをたくさんしてほしかった。
美味しいものもいっぱい食べてほしかった。
早くにフリーにしてあげたかった。。。。

でも「キャラメル」にこの世に悲しい思いを残させてはいけない。
そう思って、嬉しそうな顔だけを思い出すようにしています。

たくさんのお花に囲まれた「キャラメル」ロングステイだったからね。。。
下に置けなくて上の段にも置きました。



このコメントも書き換えないとねと思っていたけど。。。



しばらくこの伝言版は外せませんでした。たくさんの思い出が詰まっているようで。





またたびさんが棺いっぱいのお花で「キャラメル」を送り出してくださいました。

また絶対に会いたいよ。
今度はずっとのおうちで仲良しの仔とたくさん遊べるといいな。

大好き大好き。



大好き。


※兄妹の「バニラ」は良いご縁に出会い幸せ卒業しましたが、「キャラメル」の後を追うように3月に虹の橋を渡りました。
突然の旅立ちに里親様も大変ショックを受けられたことと思います。
とても悲しい訃報でしたが、「バニラ」がとても幸せな日々を送れたことに深く感謝いたします。

「バニラ」のことは、卒業生達の追悼記事【2】に綴りたいと思います。


☆___☆___☆___☆



☆彡
【 そら 】2023年 6 月 7 日 永眠  享年 推定14歳

お預かりさんの元で息を引き取りました。

「そら」は14歳というシニアの年齢になってから、ずっと一緒に暮らしていた飼い主さんのもとを離れシェルターに来ました。

その経緯はこちらには記載いたしません。複雑な思いのまま「そら」を語りたくないので。
またたび家のブログにてご覧下さい→「 猫の幸せって?

「そら」がシェルターに来た時からの画像を載せていきます。
手術で大きな腫瘍をとってもらい、さらに愛らしいお顔を見せてくれた「そら」。

23年1月
シェルターに来たばかりのころの「そら」です。
鼻の穴を先生に開けてもらいましたが、鼻水などが付着して詰まってしまうこともありました。



エリカラでかっ。
でもシェルターにいる間はずっとエリカラをつけていて、不自由な思いをさせてしまったな、、、ToT(途中からソフトエリカラになりましたが)



トイレの中でぐーすか寝ていた「そら」
もう眠くて眠くて・・・のお顔がたまらなく可愛い。



ブラッシングをするときはエリカラを外していました。
それぐらいはいいよね。首回りを掻いてあげると本当に気持ちよさそうだったな。



腫瘍が悪性とわかりショックでしたが、「そら」の幸せな時間はまさにこれから始まろうとしていました。



花柄のエリカラが似合う「そら」



びわの葉温熱療法をしているところです。
気持ちよいと感じてくれるときにだけ施していました。



気持ちが良いのかこのままzzzzz



↑同日。温熱が終わった後はアクティブ「そら」♪



大手術を終えたおばあちゃんなんて思えないほど元気(^^)/ うれしい。。。



高い場所が落ち着くのかな。愛らしい後姿。



正面からもパチリ。もちろんお顔もべっぴんさん(*´з`)




23年3月
「そら」がお預かりさん宅へ移動することが決まり、お別れの時の写真です。
少しずつまた腫瘍が再発して大きくなり始めてきたのですが、愛情独り占めできる環境で幸せに過ごせることが決まり、心から嬉しく思いました。
またたびさんと「そら」



幸せいっぱい、愛情いっぱい、おいしいものいっぱい、うれしいこといっぱい、わがままいっぱい、楽しいこといっぱい。。。。
「そら」はわかっているのかとても落ち着いた様子で出発しました。





「そら」と一緒に暮らしお預かりさんTomさんから、この上ない幸せな日々を過ごした「そら」の写真をたくさん送っていただきました。
ありがとうございます。
最初からTomさんちの仔のような「そら」






















食事に様々な工夫を凝らしてくださいました。
がんばって最後の方まで食べてくれた「そら」は、Tomさんの思いを強く感じ、そしてその思いに支えられるようにして食べ続けてくれました。















手で引き寄せて食べる「そら」を見ていると、生きたいという気持ちが伝わってきます。

Tomさんのぬくもりに安心して過ごす「そら」













腫瘍がどんどん大きくなってきてつらそうですが。。。「そら」は常に癒されていたことを感じます。















どの「そら」も可愛いくて大好きだよ。


またね




お見送りの日



お預かりのTomさんの優しい手のぬくもりを、この時もきっと感じていたと思います。
安心して旅立てるね。「そら」のがんばりは本当に奇跡のようでした。




トムさんとボラのK子さんと3人でお花を棺に入れて、「そら」の出棺を見送りました。
霊園ではまたたびさんが待っていてくれていました。

またたびさんとTomさんに見守られてお空に昇っていきました。






☆___☆___☆___☆


☆彡
【 つむぎ 】2023年 6 月 13 日 3時46分 永眠   享年 推定 11か月

病院で(でもまたたびさんの腕の中で)息を引き取りました。


2022年の8月に「つむぎ♀」はシェルターに入室しました。
保護主さんのところで検疫が終わっていたため、すぐにリビングのケージに。
パステルサビのとても美しい仔で甘えん坊さんで、これからの日々がとても楽しみでした。




保護当初からお腹が緩くなってしまうとのことで、シェルターでもフードが療法食(消化器サポート)のためケージ暮らしは続きそうだったけど、それでもフリーになれる日は当然来ると思っていました。




まだ仔猫なので、早く皆と遊びたい「つむぎ」。。




目の周りが赤くなってしまったこともありますが、点眼でよくなりました。ε-(´∀`*)ホッ




お腹が緩くなるだけで、他には特別な病気があるとは思えなかったので、「つむぎ」の全部を受け入れてくださるご縁を待っていました。




少しずつ毛のパサつきが気になっていました。
22年の10月です。




可愛い可愛い「つむぎ」♪
がんばって我慢してくれている姿が切なかったな。。。




12月。別の消化器系のフードに変えてひとまず落ち着きました。
おもちゃで遊んでストレス発散!



お茶目な「つむぎ」(*´з`)




年末。「つむぎ」の便はすっかり良くなりました。
排便の回数がものすごく多かったのがこちらも改善したころ。
ただ、まだ血尿が続いていて、検査でも原因がわからずどうしたらよいのかと困惑していました。




もっとたくさん楽しい経験をさせてあげたいと思いながら過ごした22年から23年に。

年が明けてからケージの外の世界を楽しんでもらいたいという思いから、フリータイムを設けることに(短時間だったけど)。

まだ最初の頃はちょっと怖いかも・・・という感じで、出してもすぐに帰るーと言っていた時(笑)



他の猫との接し方が全く分からなくてシャー言ってました。




このころは便も血尿もOKで、このままふっくら街道へ!と期待していたのだけど。




フリーにすると、一目散に床にフードが落ちていないか探し回っていました。
いつもずっとお腹が空いている状態だったようで、一粒でも落ちているのを見つけるとすごい勢いで食べてしまうほどでした。
その姿がまた切なくて。。。。たまらなかった。

食べても食べても必要な栄養素が吸収されていなかったのでしょうね。
まだ仔猫なのにおばあちゃん猫のように毛もパサついています。




病院でサードオピニオンも受けましたが原因がわからないまま。
早く仔猫らしいふっくらした身体にしてあげたくて、なんとかしようと工夫していました。

23年にゃんにゃんの日。22日。

ある病気も視野いれて改めて別の医療機関で検査を受ける予定となりました。





3月。どんどん痩せてきた・・・・。
「つむぎ」は4か所の医療機関で診てもらいましたが、結局これという病名は不明でIBDということになるようです。




このころ、またたび家のインスタにまたたびさんがアップしてくれたコメントです。 
まだ1歳未満の幼猫だというのに、つむぎの胃腸は疾病があるため色々と制限があって。
少しでも改善ができて、つむぎがもっと楽しく時を過ごせたらいいなと思い、フォースオピニオン(フォースは初)で内視鏡検査や生検を行いました。
感染×
リンパ腫×
短結腸症×
膵臓疾患×

行った検査の結果から除外できました。
これがわかっただけでも、意味のあるものだったと言えます。
けれど目的は、つむぎの病状の改善。
仮に完治は見込めなかったとしても、つむぎの身体に合うことをできるようにする判断材料にもなります。
食事反応性
ステロイド反応性
難治性
慢性胃腸炎(IBD)なのかをみるために、フードの変更、薬の種類の変更、整腸剤の変更、回数や量の変更などで探っています。
もうすぐ1歳になるというのに、体重は1.85キロしかありません。
治療や通院が続きます。
つむぎ。がんばろう…!

フードを変えてサプリや整腸剤、ステロイド等を使いながら頑張ったせいかもあり、便は少しずつ固まるようになってきました。うれしい。。。




他のフードを食べてしまわないように下げて掃除をしてからフリーに。
後ろには「よもぎ」がいます・
最初の頃はシャー言ってましたが、そのうち他の猫にも慣れてきたようでした。



あちこち歩き回る「つむぎ」
運動もして筋肉もキープしないとね。



遊ぶ姿も甘えるしぐさも可愛くて仕方なかった・・・。




この時もたくさん遊んでほしいのに、ドライフードが落ちていないか探し周っていました。る(;_:)
便の状態が良くなっていたので、他のフードは我慢させるしかありません。




4月を半ばすぎるころ、「つむぎ」が今まで食べてくれていたフードをたくさん残すようになりました(;´Д`)
フードの種類が限定されるので、あれこれとたくさん種類を用意していました。




5月には便の色も硬さもよい感じになりひとまずほっとしていたのですが。。
全然太らないし毛のパサつきもそのままです。



抱っこすると片手でも軽いと感じます。。



痩せてはいるけど目力はあり、フリーにするとお気に入りの場所でくつろぐこともありました。



甘えん坊ちゃんで抱っこが大好きです。
抱っこ中に赤ちゃんのようにちゅぱちゅぱと口を鳴らすのがめちゃ可愛いです。




6月には結石がみつかりまたフードの変更がありました。
案の定便がゆるゆる。。。( ノД`)シクシク…
お水は猫用のものに。




2023年6月7日。
この2枚がシェルターで撮った「つむぎ」の最後の写真です。
息を引き取る6日前です。



「つむぎ」の体重がまた減ったような気がします。
抱っこすると軽すぎてごつごつしすぎて大丈夫かなと思う。とブログには書いていました。



この後、「つむぎ」は入院しました。

そして。
6月13日の早朝にまたたびさんから連絡が入りました。

「つむぎが午前3時46分に息を引き取りました」

病院の中ではありましたが、大好きなまたたびさんの腕の中で息を引き取ることができたのは、「つむぎ」の強い願いでもあったのでしょう。
よかったね、つむちゃん。

今も同じ思いなので当時のブログのコメントこちらに引用いたします。

まだ1歳に満たないまだまだ楽しい未来があったはずの「つむぎ」
元気にしてあげられなくてごめんね。
がまんいっぱいさせてごめんね。
つむぎ大好き大好き大好き。
大好きだよつむぎ。








お帰り「つむぎ」
またいつの日か会おう。








☆___☆___☆___☆


☆彡
【じぃじ】2023年 11 月 25 日 永眠 享年 推定14~15歳

シェルターで息を引き取りました。

「じぃじ」は飼養放棄でセンターに収容された仔でした。
年齢は推測ですが13歳から15歳くらいだろうとのこと。
引き出し手がなければ殺処分になることもわかったうえでの持ち込みだったようです。
なんてこと。。。とても理解できません。

でももう大丈夫。
最後まで幸せに暮らせるずっとのおうちが見つかるまで、安心してまたたび家で過ごしてね。
そう思いながらお迎えしたのでした。

夏。お盆の頃にきた「じぃじ」
あまりケアされていないような印象でした。もしかしたらもうずっと以前からネグレクトだったのかもしれません。



右眼球はなく、左目は瞳孔が大きく開いたままです。
まだ不安でいっぱいで、撫でようと手を入れるとすぐに噛みついてきました。



食欲はありすぐにパクパク食べてくれた「じぃじ」



1か月たつ頃には、もう頭をヾ(・ω・*)なでなでされるのは平気になりました。
ただ、身体全体を撫でようとすると、くるっと首を回してカプッ。。。



全身をブラッシングするときは、この長い柄のブラシを使いました。
でも頭を自分で押し付けてくるので、頭もごしごし(笑)
そのうちもっと慣れてきて、普通のブラシでもOKになりました(^^)/



食欲の秋。とてもよく食べてくれて、入室した当初よりもお顔がふっくらになりましたね。
お腹の調子もグッドでした。



と思っていたら12月。お腹が緩くなってしまいました。
これまでの緊張感が解けてきた時期でもあるし、寒くなってきたのもあるのでしょうね。



「じぃじ」がとても甘えるようになってきて、ナデナデもいつも気持ちよさそうに喜んでくれます。きっと大事にされていた日々もあったのだろうな。



入室して4か月半。
22年は「じぃじ」にとって環境が目まぐるしく変わった大変な年だったと思います。
でもほんのわずかな間に、すっかり安心して眠れるようになったのは良かったな。




元気に新年(2023年)を迎えた「じぃじ」
「じぃじ」の新しいにゃん生はこれからが本番だよ。
シニアには見えない目力がうれしいです。



もうずいぶん前からシェルターにいるような感じになってきた「じぃじ」
構ってほしくて大きな声で下僕を呼ぶ声がしょっちゅう響いていました(笑)
甘えん坊のさみしん坊なんだね。



でも実は、ちゃんと要求ごとに鳴き方を変えているのでした。
それに気が付いてからは、すぐに駆け付けたり「まってね~」と待ってもらったり。



3月春。急に右目が赤くなってしまいました。アレルギーかなぁ。1か月のしないうちに治ったので、引っ掻いたのかもしれません。
このころは、しっかりハグしてあげると鳴くのをやめてくれました。
寂しいのはなかなか埋めてあげられなかったな。。。(;´Д`)



少し眠そうな「じぃじ」の顔がとてもかわいい。
右目はもう大丈夫になっています。



日にちは明確ではありませんが。4月前後から人がいる間はフリーになりました。
眼は光は感じるので室内も問題なく歩き回っていました。



ベンチの上でひなたぼっこしている「じぃじ」
あまりにも気持ちよさそうで、誰も近づきません(猫達が(笑))



キャットタワーの中でくつろぐ「じぃじ」
ここはお気に入りの場所のひとつでした。



調子が良かったお腹も少しずつ緩くなりがちになっていました。
専用フードを作ったり、多尿なためお水もたっぷり飲めるようにしたり。
このアップの顔が可愛かったな~。



タワーの中でじぃい専用のご飯を食べています。



どんどん甘えん坊の顔になっていく「じぃじ」



「サフラン」を初めてフリーにした日です。
「じぃじ」は「あれ?新入り?」みたいな顔してみていました(笑)



「じぃじ」の甘えん坊ぶりがますすますアップしてました。



甘えたくてすぐにそばに来ようとする「じぃじ」



トイレ中の「じぃじ」
こんな写真も大事な思い出。じぃじに怒られちゃうかしら(;'∀')



夏。ひんやりがいいかと思ったのだけど、半分だけ敷いた敷物の上がいいそうです( *´艸`)



よく食べてくれますが、脱水をもしているときもあり、チェックして補液もしていました。



23年8月。
シェルターに来てからちょうど1年が経ちました。
食欲が止まらない2年目の夏。
「なの」と一緒にお水を飲んでいます。ベンチにいるのは「リズ」



ぎゅうどんが、まるでおじいちゃんを心配する孫のようでした。
じぃじは無反応・・・(笑)



お腹が緩くなりがちだったのが、下痢が続くようになってしまった9月。
整腸剤やサプリメントで調整するものの、なかなか治りませんでした。
どんどん痩せてきたのもこのころ。



部屋の中をうろつく「じぃじ」



腎不全ですが数値はものすごく悪いというわけではなかった。



11月に入っても、まだ自分でしっかり食べていてくれていました。



「しょうへい」が「じぃじ」の寝ているところに割り込んでいきました。
怒らないけど困っている「じぃじ」



ベッドを日の当たる場所に移動しながら、「じぃじ」に日向ぼっこさせていました。



またもやしょうへいと。
「しょうへい」は実は「じぃじ」のことが好きだったのかなぁ。



11月22日の「じぃじ」
ケージの中は嫌がるのでフリーにしていました(目を離さないように)。
ずいぶん弱ってきているように見えますが、それでも食欲はそこそこありました。




24日。息を引き取る前日です。
この日も日向ぼっこをして用意した分は完食して、人をちゃんと呼ぶ声もでていました。
夜のことをブログに書いてあったので引用します。
『前日の夜、しっぽが汚れてしまっているのが気になっていて、ホットタオルを用意してお顔も全身もくまなく拭いて、風邪をひかないようにタオルでしっかりドライをして、仕上げにブラッシングでふわふわにして「いい男になったね~」と撮った写真が下の一枚です。』



この次の日にまさか亡くなるなんて思ってもみませんでした。
全身ブラッシングをしているときもゴロゴロと喜んで、目を細めて嬉しそうにしてくれていたのに。。。
でも頭かしっぽの先まで全身きれいにしてあげられてよかったです。
最後の「じぃじ」からの最高のプレゼントをもらったと思っています。


「じぃじ」にとって、最後のにゃん生を過ごした場所がシェルターだったけど、毎日幸せを少しでも感じていてもらえていたら。。。と思うのですが。
じぃじ、どうだったかな。




可愛いお耳をちょこんとのぞかせて、きれいなお花に埋もれるように眠る「じぃじ」




じぃじが私たちを呼ぶ声も愛らしいつぶらな瞳も。
ハグした時のふわふわの毛と対照的なごつごつした身体も。
すべて忘れないよ。

じぃじ。
大好き。
愛をたくさんありがとう。


_☆___☆___☆__☆


☆彡
【 シェリー】2023年 12 月 4 日 永眠  享年 推定 1歳未満
肝不全
入院先の病院で息を引き取りました。

「シェリー」は他の兄妹とともにセンター収容猫でした。
もとは4兄妹だったそうですが、1頭はセンターに来る前に亡くなってしまったそうです。
その時のお話は、またたび家のブログに綴られています。→

センターからまたたびさんに引き出してもらった3兄妹。
「ロミオ♂」と「プティ♀」(ふたりともおうちの仔になりました)は小さいながらも元気でいてくれたので、またたび家のシェルターに入室。

でも「シェリー」だけさらに小さくて痩せて弱っていたため、すぐに入院となりました。
(すぐ下の画像はまたたび家のブログから1枚拝借いたしました)




2週間ほどの入院治療を経て、やっとまたたび家に入室してきました。
8月の終わりごろだったでしょうか。。。
(写真は9月の初め頃です)




この時は、すでに兄妹の「ロミオ」と「プティ」はお預かりさん宅へ移動した後で、「シェリー」はひとりで検疫ルームにて過ごすことになりましたが、とても元気になっていて安心しました。




ものすごい食欲!
好奇心にあふれていて、生きるパワーを感じもう大丈夫と思っていました。




検疫ルームからリビングに移動し、1か月ほど過ごしましたがやはり体調がまた思わしくなく、別宅へ移動。。。。
移動する前の「シェリー」です・
まだまだ小さくて、身体も鳴き声も心もとない大きさです。




猫風邪という診断でほどなくして再びシェルターに戻ってきた「シェリー」

兄妹の「ロミオ」と「プティ」に比べると成長が遅れてしまい小さいですが、元気になって戻ってくれてとてもうれしかったです。



走り回って遊ぶ姿を見てはε-(´∀`*)ホッ
たくさん食べてくれる姿を見てε-(´∀`*)ホッ
これでもうあとは素敵なご縁をつなげるだけだねと思っていました。




11月には譲渡会にも参加してご縁待ちしていました。
とても人が大好きでなつっこい性格なので、きっと素敵な出会いがあるといいねと期待大!!




11月の間はとても元気だった「シェリー」
ケージから出るーーー!と言って、出るとお転婆ぶりを発揮してくれていました。
黒サビの色模様具合もとっても素敵♪



食欲も旺盛で、ウェットフードも大好きでペロリと平らげるほどでした。
ペロッ(笑)



兄妹の「ロミオ」と「プティ」とも仲が良くて、3にゃんでいつもくっついて寝ていたり、フリータイムには一緒に走り回ったり。



11月末までは変わらない様子を見せてくれていたので、小さな異変に気が付きませんでした。
出せばウェットフードはいつも完食して、兄妹でおもちゃで遊ぶ姿には普通に元気があると思ってしまっていたのでした。。。

でも本当はもうこの時はしんどい日々だったのかもしれません。
もっと早くに異変に気が付いてあげていれば。。。
いつもと変わらず大丈夫と思っていたのは、思い込みに過ぎなかったのに。

亡くなる3日前。
元気がない様子を見せていました。
ただ、食欲はあって「ロミオ」と「プティ」と競争するように食べていたので、ここで安心してしまったのですが・・・今はもう悔やんでも「シェリー」が元気だったころに巻き戻すことはできません。

後悔はもちろん、気が付いてあげられなかった情けなさでいっぱいですが、「シェリー」があちらへちゃんと旅立てるように、とにかく感謝の気持ちで満たすようにしてきました。


今も「シェリー」には、この世に誕生してくれたこと、そしてまたたび家に来て愛そのものの存在で幸せをたくさんくれたことへの感謝の気持ちをずっと捧げています。
そして、小さい身体で毎日一生懸命生きた「シェリー」の頑張りに尊ぶ気持ちを捧げています。





寂しくないように、とたくさんのお花たちと一緒に眠る「シェリー」



花の精たちも「シェリー」を守るようにたくさん集まってくれました。



そして、まだ小さかった「シェリー」にと、またたびさんがクリスマスのオブジェもいっぱい用意して入れてくれました。





シェリー
愛してるよ

シェリー
大好きだよ

シェリー
また会いたいよ

シェリー
ずっと忘れないからね

シェリー
ありがとう

ありがとう

ありがとう




☆彡☆___☆___☆___☆☆彡
☆彡☆___☆___☆___☆☆彡
以下はシェルターに入る前に息を引き取った仔達4頭への追悼です


お外で暮らす仔達の過酷な日々は、私たちの想像を超えるつらさを伴います。
最初からお外の仔として生まれたとしても、おうちの仔だったのにお外に出てしまいさまようようになったとしても、どの仔も外での厳しい環境での暮らしは変わりありません。

そして、一緒に暮らす人間がいたにもかかわらず、センターへ収容される現実。
人間の言葉を話すことができずとも、辛くて悲しくて寂しい感情は人間と一緒です。
いえ、人間以上に感情は豊かで繊細だと思っています。

またたび家のシェルターに入室する前に息を引き取った仔達も、またたびさんと出会った限りはまたたび家の仔達です。

向こうの世界で待つまたたび家の仔達が迎えに来てくれたことでしょう。





_☆___☆___☆__☆
☆彡
【 よりくん 】2023年 2 月 4 日 永眠 

私は「よりくん」と出会いお世話をすることができなかったため、
またたびさんのコメントと写真をお借りして掲載いたします。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
仮称よりくん。

埼玉県寄居町から来ましたのでよりくん。
年齢不詳。
未去勢の男の仔でした。



昨年12月の年末に外猫を保護したけれど
医療にかける費用がなくて病院に行けないので
どうにかしてもらえませんか?
・・・というご相談から始まりました。







元々はまるまるしていて
数日前までご飯もよく食べて元気にしていたのに
急におかしくなってしまったとのことでした。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
入院治療中だった「よりくん」は
2月4日に息を引き取りました。






よりくんに必要な
出来得る限りの治療をしてくださいましたが
残念ながら持ち直すことなく
けれど入院中は苦しむ様子もなかったそうです。
それだけは救いでした。 

もっと早く会えていたら





状況は変わっていたのかもしれません。
そう思うとやるせない。
よりくんとは
4日間の短いお付き合いでしたが
よりくんの懸命に生きようとする姿。



忘れないよ。




よりくん
最後までよくがんばったね。
このがんばりはきっと幸せ貯金になって、あちらの世界でたくさんのうれしいこと楽しいこととして過ごせるものになっていることでしょう。


よりくん
ありがとう


☆___☆___☆___☆


☆彡
【 きじのすけ 】2023年 8 月 29 日 永眠  享年 推定5歳

入院先で息を引き取りました。


まだ夏の暑さ真っ盛りの8月23日に、生き倒れていたところをセンターに収容されたそうです。
推定年齢は5歳。
血液検査の結果はエイズ陽性でした。


「きじのすけ」の収容中の記録をお借りしました。


【8月23日】
保護 マイフリガード

【8月24日】
食欲なし 目ヤニ 瞬膜突出 軽度脱水 排尿あり
四肢反射あり
補液 ビクタス プレドニゾロン注射

【8月25日】
チュールを少し舐める 開口呼吸 体温低下 脱水
補液 ビクタス プレドニゾロン注射


センターに収容中の「きじのすけ」(引き取り後またたびさんが命名)のことを知り、またたびさんがすぐに引き取りその足で病院へと駆け込んでくださいました。

収容中の「きじのすけ」の写真とまたたびさんのコメントです(またたび家のブログよりお借りしました)



人馴れ不十分のこの仔は
過酷な外生活を送りながら
人と距離を置いて生きてきたのでしょう。



母猫の教えを忠実に守り。
怖い思いをしてきたり。



こうしている今も
人のそばに身を置かれていることに
不安や恐怖を感じさせてしまっていること。
この仔には申し訳ない。  
そう思いながらも・・・
元気になってほしいなぁ。
ただそれだけ。



がんばれ。がんばれ。



そして
4日後の29日
「きじのすけ」永眠


「きじのすけ」の生前の写真がないため、このような資料をお借りして撮影させていただきました。
「きじのすけ」の御霊を供養するときに、少しでも存命中の「きじのすけ」を感じたいという思いがあります。



もう少し早く保護できていれば。。。との思いはまたたびさんが一番強く感じていたことと思います。
ほんのわずかな時間の違いで、助けられた命かもしれないという悔しい思いもされたことでしょう。
助けたい、助けたかったという慈悲の祈りと行動は、「きじのすけ」にも必ずや届いていると思います。




さくら耳だったので、人の手によってお世話を受けていただろう「きじのすけ」。
人がまだ怖かったかもしれないけど、今はもう虹の橋の向こうで私たち人間を観察する余裕ができたかな。。。?
「きじのすけ」達が今度は人と暮らしてもいいかな~と、思ってくれるような世の中になるように、もっともっとがんばらないといけないね。


きじのすけ
今はもう身体のつらいところはないですか?
走ったりジャンプしたり楽しく暮らしていますか?
美味しいものもたくさん食べていますか?

きじのすけの愛らしいお顔もがんばった姿も忘れないよ
ずっと忘れないよ

きじのすけ
がんばってくれてありがとう



☆___☆___☆___☆


☆彡
【 あげお 】2023年 11 月 30 日 永眠 

入院先で息を引き取りました。


「あげお」はセンターに傷病猫として収容されていた仔でした。

状態が悪くそのまま入院。
輸血をして治療を受けていましたが、その入院先の病院で息を引き取りました。

「あげお」に何があったのか。。。
どんな経緯で保護されセンターに収容されることになったのか。。。
お顔さえもよくわからぬまま、この写真と訃報を受け取りました。




かなり辛そうな状態であることがわかりますが、がんばって生きてきたからこそ、命尽きるまでがんばっているからこそ、「あげお」はこの瞬間も生きていてくれたのです。




入院先からシェルターに入室した「あげお」
もう永遠の眠りについてからの入室でした。



写真でみたふっくらとしたお顔はまだそのままでした。
たくさん撫でさせてもらい、ブラッシングもさせてもらいました。
お耳の周りも喉のナデナデは気持ちよかったかな。
お膝は好きな仔だったかな。




がんばったね。あげお。
本当によくがんばったよ。

寂しく辛かっただろうに、温かいお布団で寝かせてあげることも美味しいご飯をお腹いっぱいたべさせてあげることもできなくて、本当にごめんね。

でも、またたびさんに出会い、輸血をしてもらえたことできっとほんの少しの間でも楽になれた瞬間があったら嬉しいのだけど。。。


あげお
ゆっくり休んでね

がんばったあげおのこと
忘れないよ



_☆___☆___☆__☆
☆彡
【 チロ 】2023年 12 月 23 日 永眠 推定年齢20歳

腎不全


「チロ」は人と暮らしていた仔でした。
保護当初は19歳の仔と書かれていました。

家族にアレルギーが出て、信じられないことにその後はベランダに置かれたケージの中で過ごしていたとのことです。

あまりにもひどい状況に、その時の「チロ」の姿が思い浮かぶと、どんなに辛かったかと涙が出てきます。

保護当初の「チロ」(画像はまたたび家のブログからお借りしました)
年齢よりもずっと若く見えますと書かれていましたが、本当にきれいな白猫さんで可愛いです。




「チロ」のこれからのにゃん生が、幸せいっぱいになるようにと願っていました。
きっとたくさんの愛情と安心して暮らせる空間があれば、もっともっと元気に過ごしてもらえると信じていました。




年齢的なのか、日々の劣悪な環境のストレスなのか、耳が遠い仔の鳴き方をしていたそうです。
その鳴き方をベランダでされるのが嫌で手ばなしたのかと想像してしまいます。


保護されて数日してからやっと安心して横になれるようになったそうです。
息を引き取る1週間前の「チロ」





老齢や病気の仔が様々な症状や状態になっても、がんばって生きていてくれるだけで愛おしいものです。
それこそ、その愛おしさが増すものです。

「チロ」にはすべてを受け入れてくれる良いご縁を繋げたかった。。。。
耐え抜いた「チロ」に幸せだけの日々を過ごしてほしかった。


ごめんねチロ。
間に合わなくてごめんね。

今はもう幸せの時を過ごしていますか?

お世話はできなかったけど、チロのこと忘れないよ。

チロ。
がんばってくれてありがとう。



~*~*~***~*~*~

お世話はできませんでしたが大事な4命の光を
あちらの世界へお渡ししました

どうかゆっくりしっかり身体を休めて
もし気が向いたら元気になってまたこちらに戻っておいで

愛おしい仔達



☆___☆___☆___☆

写真の数や記事の長さで愛情の重さは変わりはありません。

どの仔に対しても、書いても書いても止まらなくなってしまうほど想いが溢れてきてしまいます。


すべての仔達が愛おしくてたまらない存在です。

ずっと忘れないよ。
またどこかで、そしていつでも会えると信じてる。


ありがとう。
愛しい姿と愛すべき魂たち。





※一介のシェルターボラpuahoneyのプライベートブログですが、またたび家の代表またたびさんの了承を得て(命日、病名、享年推定年齢等の確認後)、追悼記事を書かせていただいております。




*このブログ内の私が撮影した画像の肖像権はすべて私puahoneyにあります。
クレジットなしの画像であっても、許可なしに使用することはできません。
どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。ご使用になりたい場合は、一言ご連絡いただけるとありがたいです。





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最終更新日  2024.08.01 13:51:42
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