あま野球日記@大学野球

あま野球日記@大学野球

2007.11.25
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カテゴリ: 社会人野球
京セラドームで開催されている日本選手権・決勝戦。
トヨタ自動車-三菱重工名古屋の対戦カードは、
どちらも初めての決勝進出であり、かつ東海勢どうし
の決勝は大会史上初めてのことだった。


トヨタ自 000 000 040 =4
三菱重 001 000 000 =1



優勝したトヨタ、逆転した直後の8回裏からはエースの
左腕・ 服部泰卓 (川島高-駒澤大)がクローザーで登板。
先ごろ行われたドラフト1巡目でロッテから指名を受けた。


初めて服部という投手を見たが、直球は140km前後
と特に速い球を持っているわけではない。変化球の割合
が多くて、直球とのコンビネーションが武器の模様。


ともかく服部、今日のマウンドがアマチュア野球での
最後の登板となった。






一方の三菱重工名古屋、実は逆転される8回まで主導権
を握っていた。それを支えていたのは 中根慎一郎
(中京大中京高-慶應義塾大)。走者を許すものの、
我慢しながらの投球を続けていた。


だが8回表、二死満塁で6番の指名打者・ 清水明彦
(甲府工業高-国士舘大)を打席に迎える。
カウント2-3で投げた直球が真ん中高めに入って、
ライト前に逆転適時打を打たれ、中根は降板して
しまった。


マウンドでは常にポーカーフェースだった中根、戻った
ベンチでは俯いたまま、何かに耐えるような表情をずっと
していた。


実は、清水の前の5番打者・ 福田康一 (波佐見高-亜細亜大)
に対して、フルカウントから放った外角いっぱいへの直球
に中根は悔いを残したようだ。ボクにはストライクに見えた
けど、審判の判定はボール。


思わず帽子のツバを口もとに近づけ、噛んで見せた中根。
「たら、れば」を言ってはいけないが、もしこの一球が
ストライクだったら、試合の流れは三菱重工のままだった。






中根慎一郎 、三菱重工名古屋のホームページ中に
「憧れ・目標とする選手」 に、ポジションの違う捕手の
嶋基宏 (楽天)と書いている。


その理由は分からないが、中根と嶋(國學院大)は中京大
中京高時代にチームメイトだったという共通点がある。


エースはもちろん中根、そして当時の嶋は二塁手だった。
捕手は来春からトヨタ自動車に入社の決まった法政大の
渡辺哲郎 。02年センバツで甲子園に出場したものの、
西村健太朗 を擁する広陵高に初戦で完封負けを喫した。





両チームの来季の新戦力たち。

【トヨタ自動車】

≪捕手≫
渡辺哲郎 (中京大中京高-法政大)

≪外野手≫
田中幸長 (宇和島東高-早稲田大)
荒波 翔 (横浜高-東海大)

※そういえば今日の決勝戦、二番手で投げたのは
大谷智久 (報徳学園高-早稲田大)だった。


【三菱重工名古屋】

≪投手≫
白石 守 (駒大苫小牧高-明治大)

≪内野手≫
佐藤康平 (修徳高-法政大)  



※尚、選手の進路についてはブログ 「B,R,R & K BLOG」 から一部を
引用させていただいた。



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Last updated  2007.11.26 00:28:36
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