あま野球日記@大学野球

あま野球日記@大学野球

2007.12.18
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カテゴリ: プロ野球
横浜・ 古木克明 (豊田大谷高)とオリックス・ 大西宏明
(PL学園高-近畿大)の交換トレードが成立した。


守備に難がある古木にとっては、パ・リーグ行きは好都合
なんだろう。ただ、大西や横浜にとってはどうだったんだろ
うか?


さて---。


この2人は同じく1980年生まれ。
古木は豊田大谷高、大西はPL学園高。お互いに強豪校
どうしということもあり、甲子園での対決があったかを
調べてみた。


まず、古木。
2年と3年の時、97年夏と98年の夏に3番打者として
甲子園に出場している。


一方の大西、3年生だった98年春と夏、クリーンアップ
として甲子園に出場していた。


とすれば、98年夏の甲子園で出会っているはず・・・。




調べてみた・・・
残念ながら、もう一歩のところで2人の対戦は実現して
いない。


98年夏の甲子園といえば、 松坂大輔 を擁する横浜高が
決勝戦で京都成章高を破って春夏連覇を達成。
「松坂=怪物」 の印象を決定づけた大会だ。


古木の豊田大谷高は、優勝した横浜高とは別の、もう一方
のブロックを勝ち抜きコマを進めた。


1回戦では 田中賢介 (2年、現・日本ハム)のいる東福岡を。
そして、準々決勝では 和田毅 (現・ホークス、早稲田大)
を擁する浜田高を破って準決勝に進出したが、京都成章高に
スコア1-6で完敗。その試合、古木自身も4打席4三振と
散々な成績で最後の甲子園を終えた。


一方、横浜高と同じブロックにいた大西のPL学園高。
1回戦で 多田野数人 (日本ハムからドラフト指名、立教大)
がいる八千代松陰高を破って勝ち進んだが、準々決勝で横浜高
にスコア7-9で敗退した。


この準々決勝・横浜高vsPL学園高戦。
延長17回の死闘は、後に語り継がれる名勝負となっている。
PL学園のエースは 上重聡 (現・NTVアナ、立教大)。




ちなみに。


この大会、ボクの地元・埼玉栄高が初戦で沖縄水産高を
スコア5-4で破っている。埼玉栄・ 大島裕行 (現・西武)
が沖縄水産・ 新垣渚 (現・ホークス)からバックスクリーン
に特大本塁打を放ったシーンは忘れられない。


当時、埼玉栄の監督は 松本吉啓 氏(桜美林高-明治大)。
早稲田大の 松本啓二朗 (千葉経大付高)や、先ごろ同じく
早稲田大に合格を決めた 松本歩己 (千葉経大付高)の父親
であり、現在ではすっかり強豪になった千葉経大付高の
監督さんでもある。




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Last updated  2007.12.20 00:02:15
コメント(6) | コメントを書く


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いやぁーほんとすごい  
浜店1919  さん
「人脈伝」とでもいいましょうか....高校野球→(大学野球)→プロ野球と永遠のライバル的に闘っているのですね~「ドカベン」みたいですねーほんと (2007.12.22 01:20:18)

Re:いやぁーほんとすごい(12/18)  
浜店1919さん
>「人脈伝」とでもいいましょうか....高校野球→(大学野球)→プロ野球と永遠のライバル的に闘っているのですね~「ドカベン」みたいですねーほんと
-----
プロ選手の多くが少年時代から野球をやっています。
その期間、味方チームになったり敵にまわったり。
そんな経験を経て、いまがあるのだと思います。

その縁というか、糸の絡み合いが面白く思います。 (2007.12.22 16:33:48)

「松坂世代」は脇も堅い!!  
alcoholicdrunken さん
今から10年前の所謂「松坂大会」、綺羅星の如くいい選手が出現しました。忘れられないのは、掲出された選手の他に、
森本稀哲(帝京、現日本ハム)
和田 毅(島根・浜田、現ソフトバンク)
杉内俊哉(鹿児島実業、現ソフトバンク)
新垣 渚(沖縄水産、現ソフトバンク)
東出輝裕(福井・敦賀気比、現広島)
久保田智之(埼玉・滑川、現阪神)
村田修一(東福岡、現横浜)
久保康友(大阪・関西大学第一、現ロッテ)
といった、現在のプロ野球の中心選手がいます!!
(これだけでも、まだまだ例出し切れていません!!)
「松坂世代」の称号は、中心となった横浜高校、PL学園、明徳義塾の他の各地の高校からも、彼と同年輩の選手達に優れた選手が多かったために、羨望にも似た敬意で唱えられる称号だと思います!! (2008.09.06 11:45:20)

連発ご容赦願います。  
alcoholicdrunken さん
そう言えば、松坂大輔投手って、レッドソックスへ移籍する直前に、日本ハム戦で森本稀哲に、オリックス戦で大西宏明(現横浜。大西が横浜に来たあおり=?=で小池正晃=横浜高校での松坂のチームメイト=が横浜から中日に移籍)に、相次いで危険球を投じてしまいましたね。
松坂にとって、森本は野球を通じての「幼なじみ」でしたし(松坂は横浜高校出身だが出生地は東京)、大西は甲子園での「伝説の延長戦」の相手の選手でした。一部の解説者からは、「松坂は、顔見知りの打者には危険球を投げるのか?」と疑問視されたことがありました。 (2008.09.06 12:13:05)

Re:「松坂世代」は脇も堅い!!(12/18)  
alcoholicdrunkenさん
>「松坂世代」の称号は、中心となった横浜高校、PL学園、明徳義塾の他の各地の高校からも、彼と同年輩の選手達に優れた選手が多かったために、羨望にも似た敬意で唱えられる称号だと思います!!

そうですね。
ただ、書籍で読んだことがあるのですが、
「松坂のような大選手を直接みたために、
こりゃ、とても敵わないと考え野球を辞めて行った
同世代の選手たちも多かったとか・・・。 
(2008.09.07 09:16:41)

Re:連発ご容赦願います。(12/18)  
alcoholicdrunkenさん
>そう言えば、松坂大輔投手って、レッドソックスへ移籍する直前に、日本ハム戦で森本稀哲に、オリックス戦で大西宏明(現横浜。大西が横浜に来たあおり=?=で小池正晃=横浜高校での松坂のチームメイト=が横浜から中日に移籍)に、相次いで危険球を投じてしまいましたね。
>松坂にとって、森本は野球を通じての「幼なじみ」でしたし(松坂は横浜高校出身だが出生地は東京)、大西は甲子園での「伝説の延長戦」の相手の選手でした。一部の解説者からは、「松坂は、顔見知りの打者には危険球を投げるのか?」と疑問視されたことがありました。
-----
連発、構いませんよ(笑)

そういうことがありましたか、
それは初めて知りました。
ありがとうございます。

(2008.09.07 09:18:35)

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