トヨタは2点を追う八回、代打の保良と広瀬が敵失と右前打で出塁。
2死一、三塁から、田中が起死回生の3ランを左翼席に打ち込んだ。
九回には、川端がスクイズを決めだめを押した。
先発の大谷は要所を締め、2失点で完投した。
(
毎日新聞)
田中とは、 田中幸長
(宇和島東高-早稲田大)のこと。
昨年は早稲田大の主将かつ4番を打つ主砲でもあった。
この試合はルーキーながら指名打者で4番を務めたものの、
それまでの打席は直球にも変化球にも合わず2三振を喫していた。
代打が送られそうな気配もあったが、逆転3ランを放ちトヨタの優勝に大きく貢献。
今大会の打撃賞を獲得した。
(授賞理由)
全5試合4番で出場。決勝では逆転3点本塁打を放つなど、
計5打点と新人離れした勝負強さを示した。
トヨタ・ 山中繁
監督
「8回にすごいドラマが待っていた。田中はまさかの一発だった」
勝利投手は 大谷智久
(報徳学園高-早稲田大)。
優勝投手となり、今大会のMVPを獲得した。
(授賞理由)
主戦右腕として4試合に登板。9安打2失点で抑えた決勝を含む3試合で完投した。
早稲田大OBの2人がトヨタ優勝に大きく貢献したようだ
8回、田中幸長に逆転3ランを浴びたものの、今大会の敢闘賞を獲得したのは、
30歳になるJR東海・ 川野慎也
(宮崎・鵬翔高)。
(授賞理由)
3試合に先発。計23回3分の1を投げ、防御率0・77と安定感を見せた。
川野慎也
。
1996年のセンバツでエースとして甲子園に出場した。
1回戦の智弁和歌山高戦では好投を見せたものの、スコア0-3で敗退した。
この時の智弁和歌山、後にプロ入りする選手が多数いた。
エースの 高塚信幸
(元・近鉄)、 喜多隆志
(元・ロッテ、慶應義塾大)、
中谷仁
(現・楽天)ら。
そして川野。
高校卒業後は神戸製鋼所に進んだが、2002年に神戸製鋼所の休部に伴い、
JR東海に移籍。やっと栄冠をつかんだ苦労人である。
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