あま野球日記@大学野球

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2009.01.22
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テーマ: 高校野球(3735)
カテゴリ: 高校野球

光星学院高・ 下沖勇樹 は、今秋のドラフトで注目を浴びるらしい。
昨秋の明治神宮大会で慶應高を相手に好投し、max146mを記録したこと
がキッカケのようだ。


ボクが下沖を見たのは、そのキッカケとなった昨秋の明治神宮大会だった。
11月16日に行われた対慶應高戦。神宮球場の3塁側内野席の中段から、
下沖について何の予備知識もなく、ただボッ~と見ていた。朝から小雨が降
り続ける肌寒い日だった。


その日のブログにはこんなことを書いた
好投しつつも敗戦投手となった光星学院高・下沖勇樹
max 146キロの直球とスライダー、カーブを駆使して好投。118球、被安打
5、奪三振6、与四死球2。内野の相次ぐエラーさえなければ勝ってもおかしく
ない試合だった。


正直言って、その時は「すぐにプロから注目される投手」になるとは思っても
いなかった。東北地方の強豪校(光星学院高)が全国の強豪校(慶應高)に
大健闘した試合であり、その中で下沖という投手が何とか好投をした・・・
そんな印象しかボクにはなかった。だからドラフト注目選手という最近の扱い
には多少驚いている。まだまだ荒削りな感じがして、大学でもっと技術を磨い
てからプロ入りした方がいいように思ったが。


下沖勇樹、 動画 こちら (2008年11月16日、明治神宮大会・対慶應高戦)



下沖勇樹
身長178cm、体重75kg、右投げ右打ち、投手。


岩手県・福岡中の出身。福岡中時代は全国中学野球(軟式)でエース・4番と
して全国制覇を果たした。その後、チームメイトたちは地元の古豪・福岡高や
福岡工高に進む中で、下沖はお隣りの青森県にある光星学院高に進学した。


ボクは岩手県・花巻の出身だから、(世代は違うけど)同郷の高校球児だ。
岩手出身の選手にドラフト注目選手が他にもいる。花巻東高・ 菊池雄星
(「 馬」からとった名前だろうか?)もそう。


その昔、岩手は野球後進県だった。甲子園で勝つことなんてほとんどなかった。
軟式中学野球だって同じで、岩手の中学野球のレベルを上げようと、ある試み
が行われていた。



それは以前、雑誌『野球小僧』(白夜書房刊)で知ったこと。
それは、岩手県の中学軟式野球のレベルが他県と比較して低いことに、一計
を案じた中学軟式野球協会?(Kボール?)の会長さんの話。


会長さん、レベルが低い原因は「岩手県民の消極的な性格」にあると分析した。
打者が積極的に打つことが少なく、「待ち」になっているのでは勝つわけがない、
と。そこで、数年前に始めたのが 岩手県内特別ルール 。内容は「ストライクゾー
ンを広げる」こと。理由は簡単、多くの球がストライクとコールされるなら、打者は
バットを振らざるを得ない。結果、積極性を誘発する効果が得られるというものだ。



いまドラフト界で話題の 下沖勇樹 菊池雄星 。どちらも、岩手県内特別ルール
で積極性を得た申し子たちかもしれない。


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Last updated  2009.01.23 01:11:52
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