夏の甲子園、埼玉県予選の3回戦・川口青陵高vs武南高戦が昨日
(7月19日)行われた。
武南 000 000 000 =0
川口 00 1
000 00X =1
(武)白井、(川)野川-布施
川口青陵高の貴重な1点は、意外なシーンで転がり込んできた。
それは3回裏、二死二塁のチャンスで5番・ 野川
がレフト前に安打。
走者はいったん三塁にストップしたが、武南のレフトの内野への送球
が逸れる間に生還。結局このプレーが決勝点になった。
守っては注目の左腕エース・ 野川拓斗
がスリークォーターから速球、
カーブ、スライダーを自在に操り、武南打線を抑えた。初回から3回に
かけては5者連続三振を奪うなど、5回2/3を投げて奪三振8、被安打4
(内、投手への内野安打2本)、与四死球3。
ボクは今春のある出来事がきっかけとなって、川口青陵高を応援しながら
この試合を見ていた。
それは、センバツの代表校が発表になった時、その
選考方法に多少の疑問を感じたから。
通常の場合、東京地区から1校、関東地区(埼玉・神奈川・千葉・栃木・群馬
・山梨)から5校が選出されるが、昨秋の明治神宮大会で慶應高(関東地区
代表)が優勝したことにより、東京・関東地区からもう1校が選出されることに
なった。
最後の一枠を争ったのが、 早稲田実
(東京・2位評価)と 川口青陵
(関東・
6位評価)の2校。そして結果は 「関東は慶応を除けば例年より打力が弱い。
早実は安定した力がある」
(高野連)との評価があって早稲田実に軍配が
上がり、川口青陵は「甲子園行き」の切符を惜しくも逃してしまった。
ボクが疑問に感じたのは、神宮大会で優勝したのは関東代表の慶應高である
なら、神宮枠は関東(=川口青陵高)に与えられるべきだろうということ。例年、
秋季大会は東京と関東がまったく別に行われているのに、センバツの選考時
だけは一緒にするというのが不可解だった。
センバツの選考時は同じ土俵で検討するなら、秋季大会も東京と関東を一緒に
したほうが、選手にとってもファンにとっても公平感があると思うのだ。
とまれ、そんな事情があって、この夏は川口青陵に雪辱を果たしてほしい。
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