あま野球日記@大学野球

あま野球日記@大学野球

2009.08.01
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カテゴリ: プロ野球

先週日曜日(7月26日)から約1週間、沖縄へ。首里に行く途中、モノレール
から(この夏甲子園に出場する)興南高校野球部のグラウンドが見えた時には、
ただそれだけなのに不思議と興奮した。


なぜかボクは、強豪高のグラウンドとかユニフォームとか、そういったものを
ナマで見ると嬉しくなる習性があるらしい。数年前、関東大会で初めて東海大
相模高のユニフォームを見た時も同じように興奮したし、埼玉・浦和学院高の
グラウンドを初めて見た時もひどく感動したっけ。

以前、NHKが現ロッテ・ 大嶺祐太 の高校時代を特集していたことがあった。
興南高のグラウンドを見、これまでの記憶をたどっている内、ボクはその番組
のことを思い出していた。


それは沖縄・八重山商工高に埼玉・浦和学院高から「野球の厳しさ」を教え
られた逸話だった。


大嶺のいた八重山商工高、それなりに全国的な注目を集めるチームでは
あったけど、離島育ちの高校生といった特性のせいか、朝寝坊や練習をさぼる
選手たちが当たり前のように存在する、「生ぬるい空気」をもったチームでも
あった。


伊志嶺吉盛 監督は、「野球の厳しさを教えないことには全国で
勝ち進むことはできない」と考え、全国レベルにある学校の練習風景を選手
たちに直(じか)に見せることを決断した。見学に選んだ先は、沖縄から遥か
約1600kmも離れた埼玉の浦和学院高。


遠征費用をどうにか工面して訪れた浦和学院のグラウンド。八重山商工高
のナインは、浦学選手たちの練習風景や姿勢を見て目を丸くした。全国的に
強豪と呼ばれる高校は、いつもこんなに厳しい練習をやっているものなのか!?
と。

沖縄に戻った後は、これまでの自分たちの練習態度を素直に反省し、新たな
気持ちで練習に取り組んだ。その結果、八重山商工は2006年春夏の甲子園
に連続出場(2006年)を果たしたのだった。


沖縄の高校野球部 の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「1958年、捨てられた甲子園の土」  (2007.5.8) → 
こちら へ。
「首里高・仲宗根弘さん(68歳)」  (2008.8.1) → 
こちら へ。

高校野球、沖縄vs埼玉 の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「沖縄水産高・新垣渚vs埼玉栄高・大島裕行」  (2007.4.14) → 
こちら へ。



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Last updated  2009.08.01 17:56:56
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