巨人ドラ1長野1発!/神宮大会
[19日08:53]
この見出しを見て、最初はなんのことかわからなかった。後になって誤植である
ことに気づいた。見出しの主は日刊スポーツ・ドット・コム。「神宮大会」ではなく、
「日本選手権」が正しいんだろうな、きっと。
■さて、昨日(11月18日)の明治神宮大会のこと。第3試合(大学の部・準決勝)は
上武大と明治大が戦い、上武大がスコア8-5で明治大に逆転勝利した。その結果、
決勝戦は立正大との戦いとなり、神宮大会初出場どうしの対戦となった。
明 001 000 040 =5
上 003 000 05X =8
(明)西嶋-難波-●森田-野村、(上)松永-○小向-斎藤
以下、サンスポより。
「優勝した1996年以来の決勝進出を逃した明大の 善波
監督は「六大学の代表
として勝ちたかったが...。他大学に申し訳ない」と肩を落とした
。
(以上、サンスポ)
■いつもいつも「流れ」で試合を語るのもどうかと思うけど、この試合も「流れ」が
明治大の敗戦を決めたようにボクは思う。
8回表、 小道順平
(4年、二松学舎大附高)や 安田亮太
(4年、PL学園高)らの
適時打で逆転(2点差)した明治大。この時、「流れ」は間違いなく明治大にあった。
だがその裏、あっという間に「流れ」が上武大のものになる。一死一塁で次打者の
打球は平凡な二塁ゴロ。4-6-3のダブルプレーでチェンジになったはずだったが、
セカンド・山口将司(3年、春日部共栄高)がショートに悪送球した。
さらにこの回から登板した 森田貴之
(2年、大垣日大高)がボーク、そして悪送球で
ピンチが広がると、その後は連続適時打を浴びた。明治大、気がついたら上武大に
逆転を許していた。
■明治大の敗戦理由を考えると、エラーをした山口やミスをした森田の技量に原因を
求めることは難しい。そもそも逆転に成功した直後は「流れ」を変えないために、万全
を期してエース・ 野村祐輔
(2年、広陵高)をマウンドに送るべきではなかったか?
あくまで結果論でしかないけれど、ボクにはそう思えてしまうのだ。
(テレビ解説をしていた元・立教大監督の 斎藤章児
さんも同様のことを言っていたけど、
別に受け売りではないです)
■ 「今の試合より、翌日の決勝戦を睨んで」
野村を温存したかった明治大ベンチ。
でも、いつものリーグ戦ではその戦い方が通用しても、トーナメントではそれが通用
しない。高校野球の歴史には、それを示す例が腐るほどある。トーナメントの戦い方
を間違えたことが、 善波達也
監督にとって最も無念ではなかろうか。
結局、雨天のため決勝戦は明日(20日)に順延された。もし事前に中1日空くことが
わかっていたら、善波さんは迷わず8回に野村を登板させていたのかもしれない。
皮肉と言えばなんとも皮肉な雨ではある。
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