あま野球日記@大学野球

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2010.10.24
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カテゴリ: 近鉄バファローズ

■TBSが横浜ベイスターズ売却に向けた交渉が大詰めを迎えている。
日経新聞(10月23日付)はプロ12球団の2009年度最終損益を掲載していた。記事によると、赤字が4球団(▲印。西武、楽天、ヤクルト、横浜)。親会社の支援で見かけ上黒字の球団を含めると実質9球団が赤字だという。実質黒字は 阪神 巨人 広島 の3球団。詳細は、日経新聞記事から転載した下記表を参照。
(表の見方。例えばソフトバンクの場合、親会社のソフトバンクから50億円の支援を受け、最終損益が12億強の黒字。球団単体では赤字)。

チーム *

親会社
オーナー


球団運営会社の最終損益  (百万円)
親会社の支援      (億円)
* * * * *
* * * * *
パ・リーグ ソフトバンク ソフトバンク 1,222 50
* 西武 西武グループ ▲29 数十億円規模
* ロッテ ロッテグループ 51 数十億円規模
* 日本ハム 日本ハム 329 30
* オリックス オリックス 損益均衡 損出すべて穴埋め
* 楽天 楽天 ▲617 損出すべて穴埋め
セ・リーグ 中日 中日新聞社 約200 数億円規模
* 阪神 阪急阪神 397 -
巨人 読売新聞グループ 1,540 -
* ヤクルト ヤクルト本社 ▲21 広告費として支援
* 広島 松田家 401 -
* 横浜 TBSHD ▲503 約20


これまでのプロ野球の歴史を見ても上記表を見ても、プロ球団経営の難しさを思う。その難しさは球団の会計上の利益とチームの勝利のバランスが求められることにある。ろくに戦力補強をせずチームが最下位ながら1千万円の利益が出たと言われても、おいおいそれは違うだろうと突っ込みを入れたくなる。

ただ近年、球団には「ビジネス感覚を用いた球団経営」とか、一般企業と同じようにマネジメントや管理手法を求めらる傾向が強い。ボクはそれに違和感がある。野球とはそもそも、一企業の事業(興業)に止まるものだろうか。国内に根付いた「文化」、それが野球じゃなかろうか。ならば単年ごとの損益を気にすること自体がおかしい。そんなことお構いなしにオーナーの道楽で球団経営する、それがプロ野球の正しいありかたなのだ。



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Last updated  2010.10.31 00:02:35
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