■終盤になれば必ず試合が動く。そう感じながらテレビ観戦をしていた。
センバツ準々決勝、光星学院高vs愛工大名電高戦。
だがこの試合は、思わぬ判定が引き金となって決着した。
名電 000 101 000 =2
光星 100 000 1 3
X =5
■勝敗が決したのは8回だった。
7回に同点に追いついた光星学院、この回、一気に突き放しにかかる。
先頭の2番・ 村瀬大樹
がライト線に二塁打を放ち出塁すると、中飛と死球で二死二・三塁とチャンスを広げる。この場面で、6番・ 大杉諒暢
がカウント3ボールからセンター右を抜けるライナーの打球を放ち、2人の走者が生還。さらに打者走者の大杉までが生還する3点ランニング本塁打になって光星学院の勝利を確定させた。
■ただこのプロセスの中に、信じられない主審の判定があった。
無死二塁の場面で3番・ 田村龍弘
がセンターに中飛を放ち、二塁走者の三進後だった。
一死三塁になって、打者は4番・ 北條史也
。光星学院ベンチの指示は強硬策。
3ボールの後ファールが4球続く。
フルカウント。
すると8球目、一転して北條がスクイズを敢行した。
だがバットを前に出したが、球はバットをかいくぐり、北條の足に当たった。
スクイズ失敗で三振と思った。
だが主審の判定は死球。
光星学院にとって、一旦しぼんだはずのチャンスが息を吹き返し、大杉のランニング本塁打を呼び込んだ。
■NHKではそのシーンをスローモーションで流していたが、どう見ても北條の空振りである。仮りの話をしても仕方ないが、もし主審が正しい判定をしていたら、この勝負はどうなっていたかわからない。
紫紺の優勝旗の「白河の関」越えを願うボクではあるけれど、少し後味の悪い勝負になってしまった。
(4月4日 修正・追記)
・(誤)犠飛 → (正)中飛
・動画が見つかりましたので、URLを追記します→ こちら
。
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