■今日(4月21日)行われた立教大対法政大1回戦。
法政 001 100 000 =2
立教 000 001 000 =1
(法)○三嶋、(立)●小室-斎藤-大澤
法政大は初回、2回と走者を出しながらも得点できなかったが、3回、ついに先制する。先頭の9番・ 三嶋一輝
(4年、福岡工高)が右中間にフェンス直撃の二塁打で出塁すると、送りバントで三進後、2番・ 建部賢登
(4年、桐光学園高)がセンター頭上を越える適時三塁打を放ち、三嶋が生還した。
続く4回も、7番・ 土井翔平
(4年、智弁学園高)がコンパクトなスイングでバットを振り切り、痛烈な打球がレフトスタンドに跳ねた。マウンド上で膝を落とす立教大のエース・ 小室正人
(4年、日野高)。
ボクが今季、土井の本塁打を見るのはこれで3度目。社会人対抗戦(4月8日)、対慶應義塾大2回戦(4月16日)、そして今日。いずれも打球はレフトスタンドのほぼ同じ場所に飛び込んだ。打撃絶好調の土井、試合終了後のインタビューでは、 金光興ニ
監督に怒られることを意識してか 「明日はセンター狙いの堅実な打撃をします。大振りをしません」
と言って頭を掻いた。
■6回表終了時点で法政の残塁は8、好機を作りながらなかなか追加点を奪えない法政。
一方の立教は、5回まで法政エース・三嶋にパーフェクトに抑えられていたが、6回一死後、やっと安打が生れる。8番・ 我如古盛次
(2年、興南高)の打球は力のない飛球だったが、懸命に前進してダイビングキャッチしたセンターのグラブからこぼれ落ちた(記録は二塁打)。一死後、1番・ 平原庸多
(3年、帝京高)がライト左に適時打を放ち1点を返した。
立教は、続く7回、8回も急に制球が不安定になった三嶋を攻め立て好機を作ったが、あと一本が出ず、結局、三嶋に今季初白星を献上した。
■敗れたものの、ボクが優勝候補No.1に挙げる立教の陣容は整いつつある。完全試合を逃れる初安打を放った我如古や、チーム初打点を挙げた平原など、若い戦力が芽を出してきた。
まず我如古盛次のこと。
2010年、甲子園の春夏連覇を果たした興南高の主将。さらに年間25安打を放ち甲子園新記録を作るなど、シュアな打撃が高評価に。ちなみに春の決勝は日大三高と戦い、スコア10-5で勝利した(延長12回)。この時、興南高のエースは 島袋洋奨
(現・中央大2年)、日大三高のエースは 山崎福也
(現・明治大2年)。
そして平原庸多のこと。
2009年夏、エース兼内野手として帝京高を甲子園ベスト8に牽引した。
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