あま野球日記@大学野球

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2018.03.24
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テーマ: 高校野球(3736)
カテゴリ: 高校野球
どちらに勝利の女神がほほ笑むか、終盤までまったく予想できない好ゲームでした。



そして、スコア3-3の同点で迎えた9回表、ついに試合が動きました。聖光学院の攻撃。一死後、9番・高坂右京が外へ逃げるシュートを左前に流して出塁すると、続く1番・田野孔誠が三塁側にセーフティバントを敢行。しかし東筑の三塁手がこれを一塁へ悪送球し、聖光学院は一死二・三塁の願ってもないチャンスをもらいます。打席には2番・横堀航平。



​1ストライク後の2球目。ここで解説の 大矢正成 さんは 「ここはね、スクイズも頭に入れておいたほうがいいですね」 と言った瞬間、まさに横堀はバットを寝かせてセーフティスクイズを。慌てた一塁手が(二塁手がカバーする)一塁べースへ悪送球して2人の走者が相次いで生還、結局この2点が決勝点になりました(最終スコア:聖光学院5-3東筑)。



大矢さんの指摘どおり、どうしても1点が欲しい終盤はスクイズが常套手段。なのに東筑バッテリーはまったくの無警戒。簡単にストライクを取りに行く姿は、まだ「試合勘」が目覚めていないように見えました。これが春(センバツ)、しかも開幕戦ゆえの宿命なのかもしれません。 昨年夏、NHK『ドキュメント72時間』は、東筑高を熱く応援する地元の人々を活写していて、その影響もあり東筑の快進撃を期待しましたが、残念ながら初戦で敗退してしまいました。



​一方、聖光学院の 斎藤智也 監督は試合後のインタビューで、9回のスクイズの真相を聞かれ「〇凹◎▼×・・??!」とまったく意味不明な返答をしていました。今後の戦いに備え、敢えて煙に巻いたものと想像します。全国制覇を目指す聖光学院、こちらは早々に「試合勘」全快のようでした。​





(写真1)試合終了後、インタビューを受ける聖光学院・斎藤智也監督。インタビュアー(左)の質問が結構鋭かった。

(写真2)解説の大矢正成さん。残念ながらこの人を神宮で見た記憶はありません。80年代前半、法政大の捕手といえば木戸克彦さんでした。あまりにもライバルが偉大すぎた・・・

(写真3)この東筑のバッグがいいですねぇ。モデルは東筑・青野浩彦監督。

※写真はすべてNHK。



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Last updated  2018.03.24 06:21:42
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