思いがけなくチケットも頂いてしまい、楽しみで~、ついに行って参りました。
主演:46億歳、地球
巨大な小惑星がまだ若かった地球に衝突し、
そのとてつもない衝撃で地軸が傾き、その傾きがのちの「豊かな」地球を育み・・・
太陽のでない闇の世界、「冬」が終わり、
3月になってやっと太陽が現れる北極から旅が始まりました。
冬眠していたホッキョクグマの親子が、氷の世界を餌を求めて歩き始めます。
温暖化で氷がはやく溶けてしまうと、足場をうしない、狩りができないのです。
薄くなった氷の上を餌を求めて、しだいに水に浸かりながら、歩き続ける姿が心配で心配で・・・
場面は変わり、カナダでは牧草を求めて、300万頭ものトナカイの群れが
3200キロもの距離を移動する壮大な画面が展開します。
どうじに移動するホッキョクオオカミ。
襲われるトナカイのこども、空腹のオオカミ
アフリカゾウの群れの水を求めての大移動。
途中、やっとみつけた小さな水場では、ライオンや他の動物も一緒に水を飲みます。
夜、ゾウを襲うライオン、ゾウ狩り専門のライオンチームの壮絶さ。
パプアニューギニアのゴクラクチョウなど、うつくしい鳥達の求愛ダンス。
日本の吉野桜の開花を早送り(モーション・コントロール・カメラ)により見事に再現。
まだまだ、多くの時間と、機器を駆使した撮影によるすばらしい映像が
ベルリンフォルハーモニーの演奏とともに、画面に展開されました。
いままでみたことのない、でも、いまも「そこ」にある地球の自然と
そこで、生きる動物達の「いきざま」は感動的でした。
こんなに美しいところが地球にあって、
ひとの営みがこれほどの影響を与えていること。
この映画、たくさんの大人、そして、若者、子供達がみておいて欲しいと思いました。
Earth 公式ホームページ
映画の予告をみると、また次から次に見たい映画がでてきますね。
春休みになるので、お子様向きの映画もたくさんあるようですが
まずは、Earthをみせて差し上げてほしいな~と思いました。
お子様は500円でみられます。
劇場の大画面でみる みたことのない美しい地球の姿、心に焼きつきました。