ルドゥテ
イングリッシュローズ
イングリッシュローズの分類(デヴィッド・オースティンによる)では
イングリッシュ・オールド・ローズ・ハイブリッド
メアリーローズの枝変わり種で花色はもうすこしソフトなピンク。
返り咲きもよいらしいけど、意識した事なかったので今季観察したいです。香りはオールド・ローズ、ハチミツとアーモンドの香りがすこしまざりますとのこと。
なるほど~・・・そうかも。
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(C)ヨセフィーヌ
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posted by (C)ヨセフィーヌ
白い色はとんでしまって、上手に写せません。
あら~。これも駄目だわ。
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posted by (C)ヨセフィーヌ
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posted by (C)ヨセフィーヌ
ルドゥテは宮廷画家 ピエール・ジョセフ・ルドゥテにちなんだ名前。
ルドゥテはジョセフィーヌのマルメゾンのバラを描いたバラ図譜はあまりに有名・・
バラ図譜
薔薇の宮廷画家 ルドゥテについては こちらで。
今日は 思いがけないお客様がふたり・・・
お向かいの ALS
で 闘病なさっていた奥様のご命日
でした。
庭をみると、蕾が固く、今年は遅いな、当分咲かないだろうな・・と
思っていたピエールドロンサールがひとつ、驚くことに咲いていたんです。
このお花、咲くと一番花を彼女に届けたものでした・・。
もしかしたら、彼女が風に乗って、来てくれたのかもしれません・・・
なんて思っていたら、インターフォンが鳴り、受話器の向こうからの声は
彼女を最後まで守り、看取ってくれたヘルパーの、三浦君でした。
驚きました、驚いた次は飛び上がるほど嬉しくなりました。
三浦君は彼女のお墓参りをすませたあと、寄ってくださったようです。
彼女のおうちは、誰もいなかったでしょう・・・それとも彼女が帰ってきてた?
立ち寄ってくれてほんとに嬉しかったです。
仙台から東京の国立大学に来て、学びながら、
私の行っている大学病院で
入院患者さんの話し相手やお手伝いをするボランティアをしているとき
原因不明で急変する病気がなにであるか突き止めようと入院していた彼女と出会い
ALSとわかってからは、彼女を支えながら、ともにその病気を受け止め、
彼女が退院してからも、自宅のある町田から、ここまで通い続け看病し
ついにはヘルパーの資格をとり、夜間泊り込んで、彼女の体位を変え
タンをとり、見守り、彼女の苦痛を和らげ、彼女の喜びを探し
寄り添い続け、ついには、大学4年で大学も中退し、介護に身を投じました。
ご家族以上に彼女の命を守りささえた彼の話、 以前にも書きました
。
そんな彼も今はお医者さまの卵である奥様と結婚し
勤務地である長野で穏やかに暮らしておいでのようです。
今はとっても幸せ・・と書いてあるような彼のお顔を見て
彼女とご家族の間で、苦悩の日々を送ったご苦労が報われたと
善意は報われる・・・神さまはいらっしゃる・・・と思えた日でした。
亡くなった彼女が残してくれた 若いBFであり、尊敬する三浦君とのご縁
ありがたく思います。
また、いらしてね、ぜひ、奥様とご一緒に。
うちはお部屋空いてますから。主人とお待ちしています。