鎌倉女子大学二階堂学舎
のホールで行われた
「情熱のフラメンコギター、沖仁の世界 」に行ってきました。
梅雨とはいえ、夏のような陽射し、でも、風は爽やかで
陽射しだけを見て半袖Tシャツででかけてしまった私は冷房車の寒さに辟易。
お友達が予約しておいてくれたレストランがあくまで、若宮大路をぶらぶら歩いて
長袖の上着を探すともなく物色でしていたら、「ミロ」というお店があり
はい、みます・・とはいりますと、手ごろなものがみつかりラッキーでした。
レストランも冷房が効いていたので、この上着に一日助けられることになりました。
ちなみにお昼をいただいた、レストランは
「a Riccione」
リストランテ ア、リッチョーネ
グルなび
簡単なパスタランチをゆっくりといただき、最後のコーヒーの種類を決める時
「たっぷり頂きたいんで やっぱりブレンドがいいわよね?」とひとりごとのように言うと
「はい、ではサービスで たっぷり入れておきますね♪」ってウエイトレスさん。
もってきてくださったコーヒーはお友達のより、うんとたっぷりと注がれていました。
こんな会話、こんな気持ちが嬉しかった「小さな旅気分」
さて、肝心な 沖仁
さんのコンサート!
こちらは秦さんの所属する NYパワーハウス
の企画したコンサートです。
ここでのNYパワーハウスのコンサートは 年に一、二度、行われるようですが
ちょっとどこにもないような自然をこのように取り入れたステージ!
ここにいろいろな方を招いてなさるコンサートですが、
出演者の皆様も、この鎌倉のこの自然に、魅了され、魔法がかかるようなのです。
どのミュージシャンも、ステージの向こうの山と一体化し
ここでしか味わえない演奏を繰り広げてくれます。
私達、見るほうの感性もこの「山」にとりこまれ、一体化しますので
その効果もあってでしょう・・・こちらのホールには、ほんとはまります。
秦さんと出会ってからずっとこちらも欠かさず行かせていただいていますが
いつも、大満足。。。
洗練されたのどかさ・・・鎌倉そのもの・・・
ほら、このとおり、ステージの向こうは山、ちょうちょが舞い、鳥が飛ぶ、木の葉がゆれ 風が起こり、光踊る
NYパワーハウスのHP
で
お写真はご覧いください。
今回沖仁さんとセッションしてくださったゲストは
パーカッションの 大儀見 元
さん と トランペットの 島裕介
さん。
とてもすばらしい演奏を聞かせてくださいました。
パーカッションの大儀見さんの個性と演奏が強烈で、ことに印象的でした。
これだけの楽器で重ねるのですが
なんというか、叩くという単純な動作だからこそ、
気持ちがストレートに伝わり表現でき、迫るものがあるとぞくぞくしました。
それにしても摩訶不思議な楽器・・・思わず見いってしまいました。
帰りは鎌倉まで歩けない事もないのですが
友人がわたしを思いやってくれて自分が歩きたくないと言ってくれるので
バスを待ちましたが、この日はすごい人手。
なかなか乗れず、乗れてもわたしには危険と判断してくれて
タクシーを延々と待つことに。
ホールの前に椅子があったことを思い出し、
座って待ちましょうと、これも彼女が勧めてくれて どっこらしょ
コンサートの後片付けに、せわしなく動き回りながらも
私達に微笑んでくださったり、話し掛けてくださったりするスタッフさん。
そうだわ、この素適なホールを写しておかなきゃ!と撮った写真です。
この山が、ステージの向こうで四季ごとに、うつろい
すばらしい情景を映し出してくれます。
一期一会、諸行無常の響きあり・・・
沖仁さんの演奏は HP
でも試聴できます。
YouTube
でもありました。
NHK大河ドラマ「風林火山」のエンディングテーマは
皆様にもおなじみのことと思いますが、これも沖仁さんなのです。
私にとってのフラメンコギターの概念が大きく変わった沖仁さんのコンサートでした。会場で上手く間合いがとれず、叫べなかったのでここで
ハレオ!オレ!ファンタスティック!
次回10月25日の鎌倉は いよいよ ANOVIO
です!!!!