回復するものであれば、なんとしてでも頑張って欲しいと
残されるものはただたださみしく、最後の最後まで
命ながらうことを祈らずにはおれず
でも、それが当人の苦しみを長引かせているだけならば
いさぎよく運命を受け入れ、
当人とともに戸惑いを受け入れ
つぎに行く世界は この世の生をまっとうしつくしたものには、
優しく穏やかな世界であると信じ、いずれまたそこでの再会を約しながら
励まし、送り出さねばならない。
3時すぎに連絡をうけ
5時近くに家を飛び出し、3つ4つ満員の新幹線を見送り、
7時の新幹線で新大阪へ向う。
新幹線を降りてからのどの渇きをひどく感じ、自動販売機でCCレモンを買う。
10分ほどして次の新幹線できたおばの娘一家と合流。
タクシーで病院へと向う。
1歳10ヶ月になる幼子の無邪気さに救われる。