Happiness
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)二十歳の知寿が居候することになった七十一歳の吟子さんの家。小さな庭の垣根の向こうには一つ細い道を挟んで駅のホームがあった…。ふたりが暮らした春夏秋冬をとおし、自立していくヒロインを描く。第136回芥川賞受賞作。 お薦め度 ★★★芥川賞で有名になった『ひとり日和』を読みました。この本の前に読んでた『永遠の仔』が超大作で、読むのに凄い時間を費やしたんだけど。その勢いのままで『ひとり日和』は一日で読了。(苦笑)日常生活での些細な出来事を描いた作風で、まぁ、手にしやすいんだけど。モノ足りなさを感じてしまった。(^_^;)20歳の知寿は「イマドキ」の女の子で、ちょっと理解に苦しんだけど。71歳の吟子さんは良い!!私も、吟子さんのように。猫たちに囲まれて、ダンス教室に通い、BFも居る。そんな楽しげな生活をしてみたいです。作品の中に、デメルのチョコ出てきましたよね~。私もこれ大好きです!!食べたくなってきた★(主な登場人物)三田知寿 20歳。両親は離婚。吟子の家に居候するフリーター。三田瑞枝 47歳。知寿の母。国語の高校教師。現在は中国に住む。荻野吟子 71歳。知寿の祖母の義妹。夫と死別後は一人暮らし。猫好き。陽平 大学生。知寿の二年半付き合った彼氏。藤田君 笹岡駅整理員のバイト。糸井 (イトちゃん)笹岡駅整理員のバイト。可愛い女の子。ホースケさん 吟子さんのダンス教室でのBF。クロジマ、チャイロ 吟子さんの家の二匹の猫たち。チェロキー 吟子さんが最初に飼い始めた亡猫の名前。
2007.11.30
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