狩猟・釣り・千太郎の部屋

狩猟・釣り・千太郎の部屋

2005.08.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は仕事を休んでモーターボートで東京湾口から三浦半島へかけて釣りに行く予定でいたのだが、相棒が夏風邪をひいてしまい熱が39度もあるということで中止にしてしまった。

人づてに聞いた話では、そのクラブもバブル崩壊以降、会員数が減り続け、最近は赤字も続いてどうも経営が苦しいらしい。
たしかに以前から比べると係留されている船の数も、一時期の半分近くまで減っているし、昔のような活気もまるで無くなっているのだ。
バブル期の頃は、どこそこの不動産屋のオヤジやら、医者、中小企業の経営者などが数千万円から高いものでは1億円以上するクルーザーを所有して、クラブハウスに集まってはそれぞれの船自慢を聞かされたものだが、今はそういう光景もほとんど見ることがなくなった。
とにかく「マリンスポーツ」といのは金のかかる代表的な遊びで、ちょっとしたボートでも数千万円から高級艇になると1~2億円はゆうにくだらない。維持費のほうもバカにならず管理費や燃料代などを合わせると、それだけでも1千万円以上の経費がかかってしまう。
以前、知り合いの不動産屋のオヤジが大きな「トローリングボート」を所有していて、下田沖や伊豆七島でカジキのトローリングフィッシングに凝っており、毎週のように誘われては、トローリングを楽しませてもらったのだが、その不動産屋も数年前に倒産し、オヤジもその後は行方知れずである。
クラブハウスで「シャネル」の匂いをプンプンさせて誰彼構わず船の自慢話を聞かせていた厚化粧の銀座のママさんも借金地獄に陥り、数年前に自慢のボートをもろとも差し押さえられ、マリンクラブの会費や滞納していたボートの管理費も踏み倒して音信不通になってしまったそうだ。
残っているのは、たまにマリンクラブのレンタルボートを借りては、5~10万円くらいしかお金を落とさない僕らのような貧乏会員だけなのだから、

バブル崩壊から15年近くになるが、贅の限りを尽くしていた「VIP」会員たちは、バブル(泡)の如く消えてしまった。
「豊臣秀吉」の辞世の句ではないが、「露と落ち、露と消えにし我が身かな、(大海原)の夢も夢のまた夢・・」といったところではないだろうか。
それを教訓に、僕自身は現実を見据えた「夢づくり」に励んでいきたいものである。





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最終更新日  2005.08.17 21:24:21
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