「歩きつなぎの旅」の記録

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タロウ@ Re[3]:【 東京歩きめぐり 第184回 】 木場 冬木(01/22) きんじろう36様 たいへんおそくなりまし…
きんじろう36@ Re[2]:【 東京歩きめぐり 第184回 】 木場 冬木(01/22) タロウ様 8月25日、兄はタロウさんの…
タロウ@ Re[1]:【 東京歩きめぐり 第184回 】 木場 冬木(01/22) きんじろう36様 お返事ありがとうござい…
きんじろう36 @ Re:【 東京歩きめぐり 第184回 】 木場 冬木(01/22) タロウさん。兄から再度メールが来ました…

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2009.12.04
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カテゴリ: (完結)支線の旅



07:49秩父鉄道波久礼駅着、 前回 の続きを歩き始める。今回は有給休暇を取って、平日の山歩き。昨日の雨のおかげで空気が澄み、太陽が眩しい。

駅から10分ほど歩いた「かんぽの宿 寄居」の手前が登山口。細い道が雑木林の中へ伸び、それほど進まないうちに尾根道となる。左手下から、秩父鉄道の電車や国道を走るトラックの音が聞こえてくる。

尾根道は緩く登降しながら標高を上げてゆく。時折木々の間から、谷を流れる荒川が望まれる。急な木段を登り、08:50虎ヶ岡城跡(337m)の東屋。ガイドブックには「展望は望めない」と書いてあるが、木々が葉を落としているため、結構いい眺め。熱い紅茶でひと休みする。

「ハイキングコース」と記された道標に従い尾根をたどる。下りが続いて「変だな」とは思いつつ、他にルートはなかったはず。更に下ると・・・・、人家が見えてきて人里に出てしまう。

庭仕事をしているおじさんに聞くと、「みんな虎ヶ岡からこっちに下りてくる。あの標識見て間違える。ここは円良田。東屋まで戻るしかないよ」とのこと。・・・・最悪。09:40虎ヶ岡城跡まで登り返す。昭文社の山地図には、この円良田ルートが載っていない。気力・体力を大きく消耗してしまう。

虎ヶ岡から別の尾根へ行く道が見つかる。道標はなく、赤いテープが枝に巻いてあるだけ。円良田への道に比べて道が不明瞭。間違えやすい地点であることを前もって認識していないと、かなり高い確率でルートを誤るものと思われる。

尾根を大槻峠まで下る。峠には「安永九年」と刻まれた「馬頭観世音」の石柱。ここから広い防火帯の尾根道になり、きつくなったり緩くなったり登りが続く。後方から鈴の音がして、犬を連れた男性がひとり追いついてくる。さすが平日、この日は他にハイカーと会うことがなかった。





更に尾根を西へ。山頂とは打って変わって、北関東の平野がよく見える。榎峠からは舗装の陣見山林道を経て、12:05間瀬峠で県道287号線に出る。計画ではここから不動山に登るつもりだったが、ミスコースによる消耗のため、パスして県道を下る。時々雲がでて陽が陰る。

あまり車の来ない県道の途中、道端でパンと紅茶の昼食休憩にする。平地まで下り、国道140号線を避け、電車の時間を気にしながら田舎道を急ぐ。13:40今日の終点・秩父鉄道長瀞駅に到着。この地点を以って、以前歩いた首都圏自然歩道につながり、「支線の旅/秩父」は完了。13:42発の電車で帰途に就く。


波久礼駅→長瀞駅:18.4km

支線-8





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Last updated  2022.05.26 14:34:45
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