家に帰ってからも何度も何度も見直してしまいました。
直ぐにはビルダーを決めるつもりも無かったのですが
図面と見積もりを、見れば見るほどT監理に心を惹かれていきました。
図面を書いてもらう前に、営業さんが現地を見てくれたそうですが
さらに敷地調査をしてくれるというので、遠慮なくお願いしちゃいました。
待つこと数日間、営業さんから電話がありました。
"おっ、何か進展があったかな?"と期待感で胸が高まります。
電話に出ると、唐突に営業さんがこう尋ねてきました。
「Costelloさんが敷地を購入した時に、持分がある敷地前の私道に埋まっている
水道管の使用に関する承諾書みたいなものって、ありますか?」
我が家の敷地は、私の父が24年前に
仕事の関係である分譲地の一角を仕方なく購入した土地でした。
購入してからはずっと更地のままで、父が趣味で家庭菜園をしていたけれど
分譲地を買ったのだし、ほかの区画にはほとんど家が建っているので
「多分あると思いますよ。
調べてから営業さんにご連絡します。」
と言って、電話を切りました。
仕事が終わってから実家に帰り
早速土地に関係する書類を全部出して調べたのですが
共有持分になっている土地の一部を、区に公園として無償で貸すという内容で
所有者全員の署名と押印がある土地使用貸借契約書はあったのですが
肝心の水道管に関する書類がありません。
翌日、営業さんに電話して、その旨を告げ
「それがないと何か不都合でもあるのですか?」と尋ねると
「いや、水道業者が水道管を調べに行ったのですが
ちょっと困ったことになっているんですよ…。
また確認して連絡します!」
と、電話を切られてしまいました。
その後、待てど暮らせど営業さんから連絡が来なくなり
こちらから連絡しても梨の礫。
メールをしてもファックスを流しても、音信不通。
こちらも他のビルダーとも打ち合わせを始めたこともあり
結局そのままになってしまいました。
連絡が無くなった理由は何だったんだろうと、その後もずっと考えていたのですが
他のビルダーと打ち合わせをしていて、何と無く分かってきました。
そう、我が家の敷地まで水道管が通じてなかったのです。
敷地の前の私道には、当然水道管は引かれているのですが
その管から我が家の敷地までは引かれていなかったのです。
それは水道局の図面から判明したのですが
おそらくT監理が依頼した水道業者もその事が分かって営業さんに相談したけど
水道管を敷地まで引き込むのには
水道管と埋まっている私道の所有者全員の同意を貰わないと駄目なので
「そんな面倒はゴメンだ!」と言わんばかりに、私達のことを放置しちゃった、
というのが真相じゃないかなぁ?
何にせよ、私はT監理との契約まで考えていたのに、何か後味悪い結末でした。
でもおかげで、私達の理想とする間取りが手に入ったし
後々富士住建と出会うことも出来たし
その間取りを元にして作った、とても気に入った図面で家を建てられそうなので
結果オーライだったのかなぁ?
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読んでいただき、ありがとうございます。m(_ _)m
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