日々のあれこれ
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4日AM3:45から、チャンピオンズリーグ・セミファイナル「リバプールvs.チェルシー」の2戦目を見るため、下北沢のスポーツバーへ。こんな時間だから、それほど人はいないだろうと思っていたが、甘かった。着いたときには、店に入りきれないほど人がいた。行き着けのバーのマスターもサッカー好きのため、一緒に観ようと話していたのだが、見当たらない。そんなわけで、店の入口で一人で試合を観る。前半4分であっけなくリバプールが1点を先取。最近、リバプールの試合って全然観てなかったけど、昔とスタイルがまったく違うように感じた。昔はもっと単純なサッカーをやっていたように思う。その後、マスターがお客さんを連れて登場したのだが、入りきれないため、下北沢でもう1ヵ所、この放映をやっていると思われる店へ移動した。私は、前半が終わってから移動し、合流。2軒目の店はイギリス人がオーナーなのだが、この人が生粋のチェルシーファン。当然、店内はチェルシーファンのみ。試合終了時間が近づくに連れて、店内が殺気立ってきた。オーナーなんか、試合終了5分前には一度店から出ていっちゃった。観ていられなかったのかも。けっきょく1-0でリバプールが勝ち、ファイナルに進むことになったのだが、店員さんは試合が終わったときに店の壁を蹴って、怒りをぶつけていた。試合が終わると、直ちにTVを消すよう、オーナーが言い、お葬式のように静まり返るお客さんたちに向かって、スピーチが。このバーはチェルシーのバーだ。リバプール・ファンはいないだろうな。チェルシーは最高のチームだ。俺達には来年がある!……といった内容だったと思われる。チェルシー・ファンでない私達は、オーナーのスピーチの途中で帰ることに。チェルシーが勝っても、リバプールが勝っても、私としてはどちらでもよかったのだが、リバプールがここまで残るなんて、滅多にあることではないし、どっちかって言うと、リバプールに勝たせてあげたい気持ちだった。そういえば、以前、リバプール・ファンのイギリス人と何回かスポーツバーで観戦したことがあったけど、彼らは日本で放映されない試合(大事な試合だったらしい)を観るためだけに、東京から香港に行き、テレビ観戦だけして帰ってきたことがあると言ってた。イギリス人のサッカー・ファンって、私の常識では理解できないところもあって、「どうして、そこまで好きなんですか?」という感じもする。明日の朝は、ACミランvs.PSVだけど、たぶんACミランが勝つだろう。
2005年05月04日
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