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あずあずさん
わたしのブログへようこそ。私はスイスで人生が思わぬ方向に進んでしまったある友人の真実を伝えます。
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2007年11月11日
カテゴリ： カテゴリ未分類
最近では、お金がかかるからと、ちゃんと検診に行く人は少ないそうですが、彼女はお腹の張りがひどかったので、病院に通っていました。出産するまでの間、やっちゃんからの現金の仕送りは一切なかったので、彼女は全部自分で支払っていました。
生まれてくる赤ちゃんのための必要最低限のものは、彼から送られてきたカードを使いましたが、使うときは必ずやっちゃんの許可を得て、何を買うか全て連絡していたみたいです。
出産の予定日より2週間ほど前から、やっちゃんは日本に来ていました。
出産するまでの間にも、雪ちゃんとやっちゃんは自分たちの問題というよりも、彼の母親の問題でよくケンカをしていたようです。そして、予定日も過ぎて、もういつ生まれてもおかしくない時期になっているというのに、ある時ケンカをした後、やっちゃんは家を飛び出してしまいました。やっちゃんは日本語は読めないし、あまり話せないし、携帯も持っていなかったので、雪ちゃん一家はすごく心配をして、みんなで探して回りました。雪ちゃんも大きなお腹を抱えて、お父さんの運転する車の助手席に乗って、何度も何度も彼の知っている場所を探し回りました。私にも連絡が来たので、私も探して回りましたが見つかりませんでした。
結局、近くのビジネスホテルにいたのですが、みんなの心配をよそにかれはスーパーでお寿司やビールを購入し、一杯やっていたところを、雪ちゃんのお父さんが迎えに行き、ホテル代の支払をしたそうです。雪ちゃんのお母さんは、一番体をいたわってあげないといけない時期に、何でこんなことをするのか、悲しんでいました。
予定日より1週間遅れて、無事に出産しました。
雪ちゃんは1週間の入院をしなければなりません。
ここでも、彼は彼女を労わる気持ちがないのか、よくケンカをして、たった1週間の短い期間中に2回も出て行ってしまうのです。
雪ちゃんの両親が知ったらさすがに問題になるだろうと、彼女は弟にだけ連絡して探してもらったけど、このときも見つかりませんでした。
夜中になって、彼は雪ちゃんの病室の窓に石を投げ、雪ちゃんは病院の入り口に降りていき中に入れてあげました。
出産前も出産後もほとんど気の休まることのなかった雪ちゃんも赤ちゃんを連れて、退院しました。
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