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2008.08.22
テーマ： これまでに読んだ本(1087)
カテゴリ： 本・まんが
汝の父を敬え――制服の誇り、悲劇の殉職。警察官三代を描く、警察小説の最高峰誕生！
昭和二十三年、上野署の巡査となった安城清二。管内で発生した男娼殺害事件と国鉄職員殺害事件に疑念を抱いた清二は、跨線橋から不審な転落死を遂げた。父と同じ道を志した息子民雄も、凶弾に倒れ殉職。父と祖父をめぐる謎は、本庁遊軍刑事となった三代目和也にゆだねられる……。戦後闇市から現代まで、人々の息づかいと時代のうねりを甦らせて描く警察小説の傑作。
（ 新潮社サイト より）
昭和23年から、3代に亘る警官一族のドラマです。
終戦直後の混乱の中での「男娼殺人事件」「国鉄職員殺害事件」と駐在警察官の謎の死。
その息子も警察官となり、学生運動、過激派などの世相のなかでスパイ活動を強いられ精神的に病んでいく。
さらにその息子も警察官となり、警察内部の暗部を明らかにする役割を与えられてしまう。
個人的には2代目の民雄の時代･左翼運動が盛り上がっていたころの潜入捜査･スパイ活動、その苦悩にとても興味を惹かれました。
そして、3代目にして祖父の死の真相が明らかになるのですが、なんとなく拍子抜けという感じがしてしまいました。
物語自体は「大河物語」の雰囲気があって、ぐっと読ませる重厚な作品だと思いましたが、それだけに端緒となる事件の真相があっけない、というか軽く感じてしまいました。
上下巻とかなり長い物語で、読んでいるうちに最初のほうを忘れてしまう、という私自身の読書力にも問題がありまして^^;上記のような感想を書いてしまい、あとが続かなくてそのままになってしまっていたのですが…（すでに細かい内容は忘れちゃってるし…^^;）。
なんと、ドラマ化されることになりました！
テレビ朝日開局５０周年記念ドラマスペシャル「警官の血」 （来年放送）
とのことです。
初代･安城清二：江口洋介
二代･安城民雄：吉岡秀隆
三代･安城和也：伊藤英明
というキャストです。
他にキーパーソンとして 椎名桔平 の出演が決まっているそうです。
テレビ朝日の刑事ドラマでは、昨年の 「点と線」 がすばらしい作品になってましたので、こちらも期待大です。
監督は、こちらも昨年の同局SPドラマ 「天国と地獄」 を手がけた 鶴橋康夫監督
もう一回読んでみるかな…。
『警官の血 上･下』佐々木譲
警官の血（上巻） 警官の血（下巻）
2008年版このミステリーがすごい！ 国内部門1位
第138回直木賞（平成19年度下半期）候補作品
発行：2007年
発行所：新潮社
昭和二十三年、上野署の巡査となった安城清二。管内で発生した男娼殺害事件と国鉄職員殺害事件に疑念を抱いた清二は、跨線橋から不審な転落死を遂げた。父と同じ道を志した息子民雄も、凶弾に倒れ殉職。父と祖父をめぐる謎は、本庁遊軍刑事となった三代目和也にゆだねられる……。戦後闇市から現代まで、人々の息づかいと時代のうねりを甦らせて描く警察小説の傑作。
（ 新潮社サイト より）
昭和23年から、3代に亘る警官一族のドラマです。
終戦直後の混乱の中での「男娼殺人事件」「国鉄職員殺害事件」と駐在警察官の謎の死。
その息子も警察官となり、学生運動、過激派などの世相のなかでスパイ活動を強いられ精神的に病んでいく。
さらにその息子も警察官となり、警察内部の暗部を明らかにする役割を与えられてしまう。
個人的には2代目の民雄の時代･左翼運動が盛り上がっていたころの潜入捜査･スパイ活動、その苦悩にとても興味を惹かれました。
そして、3代目にして祖父の死の真相が明らかになるのですが、なんとなく拍子抜けという感じがしてしまいました。
物語自体は「大河物語」の雰囲気があって、ぐっと読ませる重厚な作品だと思いましたが、それだけに端緒となる事件の真相があっけない、というか軽く感じてしまいました。
上下巻とかなり長い物語で、読んでいるうちに最初のほうを忘れてしまう、という私自身の読書力にも問題がありまして^^;上記のような感想を書いてしまい、あとが続かなくてそのままになってしまっていたのですが…（すでに細かい内容は忘れちゃってるし…^^;）。
なんと、ドラマ化されることになりました！
テレビ朝日開局５０周年記念ドラマスペシャル「警官の血」 （来年放送）
とのことです。
初代･安城清二：江口洋介
二代･安城民雄：吉岡秀隆
三代･安城和也：伊藤英明
というキャストです。
他にキーパーソンとして 椎名桔平 の出演が決まっているそうです。
テレビ朝日の刑事ドラマでは、昨年の 「点と線」 がすばらしい作品になってましたので、こちらも期待大です。
監督は、こちらも昨年の同局SPドラマ 「天国と地獄」 を手がけた 鶴橋康夫監督
もう一回読んでみるかな…。
『警官の血 上･下』佐々木譲
警官の血（上巻） 警官の血（下巻）
2008年版このミステリーがすごい！ 国内部門1位
第138回直木賞（平成19年度下半期）候補作品
発行：2007年
発行所：新潮社
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「告白」 湊かなえ 2009.07.08
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Re:「警官の血」 佐々木譲(08/22)
唐辛子桜 さん
この本、良さそうですね！
ドラマ化ってことは文庫本も出るのかな？
ハードカバーは大きくて邪魔になるから、
あまり買わないもので (＾＾;
佐々木譲さんの本、他のも探してみようかな。
浅田次郎の「メトロに乗って」も、
戦後～現代の設定でした。
内容は全然違うけど面白かったですよ。
(2008.08.24 10:20:30)
ドラマ化ってことは文庫本も出るのかな？
ハードカバーは大きくて邪魔になるから、
あまり買わないもので (＾＾;
佐々木譲さんの本、他のも探してみようかな。
浅田次郎の「メトロに乗って」も、
戦後～現代の設定でした。
内容は全然違うけど面白かったですよ。
(2008.08.24 10:20:30)
唐辛子桜さん
淡紫
さん
こんばんは。
今のところ文庫化はされていないようです。
佐々木譲さんの作品はまだあまり読んでないんですが、「制服捜査」という連作短編集を読みました。
骨太で読み応えがありますよ。機会がありましたら読んでみてくださいね＾＾
（つたない感想を書いてます。左側にあるフリーページの索引、「作家･さ」で探せます。）
浅田次郎さんは読んだことないんですよ～^^;
今度読んでみますね＾＾
コメントありがとうございました。
(2008.08.24 22:26:52)
今のところ文庫化はされていないようです。
佐々木譲さんの作品はまだあまり読んでないんですが、「制服捜査」という連作短編集を読みました。
骨太で読み応えがありますよ。機会がありましたら読んでみてくださいね＾＾
（つたない感想を書いてます。左側にあるフリーページの索引、「作家･さ」で探せます。）
浅田次郎さんは読んだことないんですよ～^^;
今度読んでみますね＾＾
コメントありがとうございました。
(2008.08.24 22:26:52)
Re:「警官の血」 佐々木譲(08/22)
no_tenkey
さん
追伸：
no_tenkey
さん
no_tenkeyさん
淡紫
さん
こんばんは。
ちょっと原作のイメージからすると線が細いように感じたのですが、「点と線」の高橋克典も予想以上の好演だったし、映像化されることによって新たな見方ができると思うので、わたしも楽しみです＾＾
2000アクセス、気付かないうちになってました^^;
さぼり気味の駄ブログですが、no_tenkeyさんはじめ皆さんのおかげです。
どうもありがとうございました<(_ _)>
今後ともよろしくお願いいたします<(_ _)>
(2008.08.25 21:23:30)
ちょっと原作のイメージからすると線が細いように感じたのですが、「点と線」の高橋克典も予想以上の好演だったし、映像化されることによって新たな見方ができると思うので、わたしも楽しみです＾＾
2000アクセス、気付かないうちになってました^^;
さぼり気味の駄ブログですが、no_tenkeyさんはじめ皆さんのおかげです。
どうもありがとうございました<(_ _)>
今後ともよろしくお願いいたします<(_ _)>
(2008.08.25 21:23:30)
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