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80年代を背景に、名門女子校で起きた殺人事件をめぐって、鮮やかに描き出された青春群像。17歳だったことのあるすべての人に贈る、ほろにがくて切ない学園ミステリの傑作。
あれ?
まだ感想書いていないんですね。
ほかの2名との共著、 “マレー半島すちゃらか紀行”
が 大好き
なんです。
もう、これはマレーに行く人には絶対読んでほしい。
で、この本はワタシ 始めての若竹ミステリ
です。
でも読んだ感想はミステリというより
ノスタルジー
かなぁ。
つまらない、ことは決してないのだけれど
各章、主人公の視点が変わるのですが
登場人物が多くて、しかも区別がつけにくくて
かなり 混乱
。
まぁ、女子高生なんてみんな似たり寄ったりで
それが当たり前なんでしょうが、
メインになる女子高生たちのほかにも登場人物は
ほとんどが女子高生。(舞台が女子高なんで)
美人でテンポのずれた飛鳥以外、ほんと、なかなか
判別できませんでした。
で、ミステリですが。
動機・・・弱い上に犯人の心理描写や告白がまったくないので
余計になんで殺しちゃったかな?と
不思議。
しかも2人目の被害者は結局殺人だったのか
タイミングよく事故にあっただけなのかもわからず、
それっきり話題にも上がらないお粗末さ。
単なる 無駄な伏線
だったのか?
あと、17歳の女子高生がちょっとかっこつけて乱暴な物言いを
するのは愛嬌ですが 30過ぎた女
が
“そうさ。まだわかんないか。”
なんて言うのは イタイ。
とてもイタイ。
むずがゆくなってしまいました。
ものすごく女らしく話す必要はないけれど
フツーに“そう。まだわかんない?”って言ってほしい。
全体的にはすごく面白かったとは思わないけれど
何だか好き
なんですよね、
この著者。
機会があったらほかの本も読んでみたいです。
夫婦の情景 曽野綾子 Jan 23, 2025
ロートレック荘事件 筒井康隆 Dec 16, 2024
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