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風呂場で小説に耽溺する楽しみ、幸福な食べ物、深夜の書店を徘徊すること、心強い友人と過ごすお酒の時間、夫婦、恋人、姉妹、友達―それぞれとの特別な関係…大人にだけ許された贅沢を手のひらで転がすように愉しみ、指からこぼれ落ちるその哀しみと憂鬱さえもいとおしむようにすくいとりながら綴る。日々のこだわりをつややかに、しなやかに描いたエッセイ集。
【古本】泣く大人/江國香織
エクニワールド全開エッセイ。
エクニさんて結婚されているのは知っているけれど
(確か
以前読んだエッセイ
によくダンナさまのことが書かれていたような)
本書では 別居している
と書かれていました。
ダンナさまの単身赴任?
それとも?
その上男性誌に連載されたようですがちょっぴり意味深な
男友達の部屋、なんて章まであって。
読んでみると別にそんなに意味深ってワケではないんですが、
過去の恋人のこととか、過去の恋人は1人を除いて今は男友達
であるとか。
男女の間に友情は成り立つのか?
というのは
永遠のテーマではなかろうかと思いますが
個人的には結婚したら 君子危うきに近寄らず。
ただでさえ複雑になりがちな人間関係、余計に複雑にして
自分の大切な家庭にリスクを負わせなくてもなぁ、
と合理的でものぐさなワタシ。
結婚しても異性の友達が必要、というのは
わざわざ結婚にリスクを負わせているようなものでそういう人は
そもそも安定を望んでははいないんじゃないかな、と
いうイメージがありましたが反して エクニさんってとっても
安定を望んでいるようなイメージがあったのに
、意外。
作家という職業を考えれば他人から何かを吸収するのは
大変重要なことであると思うけれど。
もちろん、男友達がいてもいなくても夫婦の危機は
やってくるものであると思うのだけれど。
男友達の定義、
夫や恋人なら許せないことでも男友達なら許せる。
“7年前に夫と結婚したときに,友達なら気にしないでいてあげられるのに、と思うことがいろいろとあって、気にしないでいてあげられない悲しみに胸が塞がれた。”
とっても同感。
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