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中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
西の魔女が死んだ
映画の宣伝を何かで見かけて気になっていたのですが
このたび本を入手。
とっても ブリティッシュで心温まるロハス小説
でした。
もともとこの作者さん、児童書が専門のようで
この本も大人が読むというよりも本来は
小学校高学年向け、って感じの内容ですので
さっくり読めてしまいます。
イギリス人のおばあちゃん、魔女、
庭に植えたハーブやラベンダー。
これだけで 小道具は万全。
ワタシも明日から早起きして庭いじりするぞって
決心しました。 (魔女修行魔女修行)
途中で出てきたゲンジさん、実はいい人で
不登校少女と心のふれあいがあったりするんじゃないかと
ちょっと期待しましたがハズレ。
もうちょっと活躍しても良かったのにな。
おばあちゃんが亡くなってしまったとのエピソードでは
思わず目頭が熱くなりました。 (ちょっと飲みすぎていたせいでもある)
自給自足は難しいけれど
次から次にモノを買わなくても生活できる
シンプル生活、やっぱり憧れます。
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