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紹介文
香水の販売戦略で流した都市伝説のはずだったのに……。ニューヨークから来た殺人鬼が渋谷に出没。ついに女子高校生が足首を切り落とされた。
まったく無名のブランドから発売される香水「ミリエル」。キャンペーンの手法としてやり手の女社長が提案したのは口コミだった。渋谷のファッション・リーダー的な少女を集め、広告代理店が創作したストーリーを流す。「ミリエルのローズをつけていると3ヵ月以内に恋がかなう」「女の子をさらって足首を切り落とす、ニューヨークのレイプ魔が渋谷に出没。でも、ミリエルをつけている子は狙われない」高額なバイト料をもらった少女たちはその話を多くの友人に伝え、ミリエルは大ヒットするが……。
【中古】afb【古本】噂/荻原浩
えっと。
最後の女子高校生の会話って・・。
刑事さんの娘が女社長を殺したってこと?
今時、子供や まして女子高生を無邪気だの無垢だのと
思っている人はあまりいらっしゃらないと思いますが
、
その女子高生達の、オトナにはわからないネットワークがオトナの思惑に
ハマったとみせかけて実はその裏で・・というブキミさはなんとなく垣間見えます。 (説明長!)
犯人もコイツかと見せかけて実はコイツも怪しい、と最後まで
謎解きも楽しめました。
が。
もうとぉーい昔ですがかつてジョシコウコウセイだったことがある身としては
あの年代特有の閉鎖的な仲間意識やアタシは若い!という
自分の価値を知った上でのズルさ
ってのは
とってもマブシイ。 (遠い目。)
あのころは怖いものは期末テストや偏差値くらいだったなぁー。
若かったなぁー。
田舎だったものですから一般的な悪いことにも縁がなかったし、今と違ってネットもケイタイもなかった青春時代なので
今から思えばカワイイものですけれど、本質的なものは変わらないのかなー。
若者よ。
今のうちだけだよ。
いつかキミたちも年をとるし怖いものも増えていくんだ。
今のうちだけ怖いもの知らずな若さを謳歌したまえっ。
あんまり本の感想と関係なくなっちゃいましたが、まぁまぁ読める
推理小説でしたよ?
イイコだった刑事さんの娘が犯人なら、さらに不気味さ倍増っていう
オチもついているし。
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