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澱のように沈殿する憎悪、嫉妬、そして虚無感―。誰にも覚えのある感情が、なぜ黒い殺意に変わるのか。日常のなかで突然襲い来るその瞬間、血のつながった家族、愛した人、通りすがりの名も知らぬ者を殺めるまでに、人を駆り立てるものは何か。虚飾、自己愛、そして妄想…いびつで残酷な人間の本性に迫り、殺人事件の真相を暴く、ノンフィクション集。好評シリーズ第五弾。
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『セレブ妻カオリン』とか割と新し目の事件が取り扱われていますが、
なんだかこのシリーズの ほかの作品
よりも野次馬的な『読み物』に成り下がっててしまっていてザンネン。
なので、本の感想というより事件に関して思ったことなのですが。
先述のカオリン事件。
DVエリート夫を殺してバラバラにした事件ですね。
コレって結局DV事態は実証できないってことになってしまったのでしょうか?
DVを受けていたから殺していいというわけではない、というのは当たり前すぎることですが。
そしてそんな関係なのにどうして別れなかったのか、というのは簡単なことなのですが。
ワタシ、なんだかこの妻の追い詰められたキモチわかるような気がするんですねぇ・・。
『私にこんなことをしておきながら、私をこんなに痛めつけておきながら自分はほかに相手を見つけて私を捨てるなんて許せない』。
多分彼女がしがみついたのは、自分が夢見ていた架空の結婚生活であり架空の優しい夫。
もともとそこにはなかったものなのにあると信じていた自分を裏切った夫が許せない。
だけど。
その夫がほかの女性と幸せになるのを見るのはつらいことだろうけれど。
その男はあなたの人生を棒に振って殺すほどの価値のある男じゃぁない。
一番の復讐はそんな夫のことを忘れて自分が幸せになることなんじゃないかなぁ。
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