B.C.B.G.な暮らし

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2008.10.20
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カテゴリ: 旅行



琵琶湖から、一段上がった高台。
遠く比良を望む比叡山のふもとに広がっている仰木の里です。
JR雄琴温泉駅が最寄リの駅です。

このあたりは、平城京より昔の大津京のころから栄えていたようです。

1000年かけて作られた人と自然の融合が、
棚田や、里山という文化を形成したのですね。

里山.jpg

時代によって、町の様子が、少しずつ変化していく様子を
絵やスライドで見せていただきました。

里山は人間と自然の共同作業でできあがっているだということ。
農林業を中心とした人間の営みが、
長い年月をかけて自然をつくり変えてきました。
と同時に、自然は長い年月をかけて人間に知恵を授けてきたのです。

「アルプスの少女ハイジ」や「母を訪ねて三千里」の演出、
「火垂るの墓」の監督として知られ、
「平成狸合戦ぽんぽこ」や「おもひでぽろぽろ」では、
街と里山の関係も取り上げておられる

スタジオジブリ・高畑 勳監督。

実は仰木には、お忍びで何度か来られているようです。

今回もトークショーがありました。

こういった、箱庭的な美しさを持つ、日本の原風景の良さが見直され、
写真やアニメなどを通じてその大切さが広く共有されていくのは、
素晴らしいことだと思います。

私もこの目にとどめておきたいと思います。

こうして、いつもとは違う風景の中に、身を置くということは大切ですね。
無数にある人生の風景の中の、ただの一つに過ぎないのかもしれないけれど
自分の目で見て、知るということは有意義です。

紫式部.jpg
(野生の紫式部が群生しているのを初めて見ました。)


人生の転換期というものは、
実際には、その時にはなかなかわからないものだと思います。


紫式部2.jpg

自分の生き方や考え方が、少しずつ変わって行き、
後から振り返った時に、

”あの時がそうだったのかしら・・・”

とふと気付くのかもしれません。

里山へ.jpg
(暮れゆく秋の里山を見ながら)


人生って、自分のことを知るための旅ですね。











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Last updated  2008.10.20 21:40:03
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Re:里の秋(10/20)  
SEIRO1956  さん
なるほど・・・紫ですね。
どうして、ことらを向かれないんでしょうね。

大変素朴で、大胆な疑問です。 (2008.10.20 23:23:19)

Re:里の秋(10/20)  
温サポ  さん
>人生って、自分のことを知るための旅ですね。

 自分のことは分かるんだが、俺が知りたいのは女心。 これは一生分からないのだろうか?(〃^∇^)o

(2008.10.21 07:11:52)

Re:里の秋(10/20)  
今日も元気でがんばっていますか?

仰木の里は、比叡山の麓で、入り口ですね。
あの界隈は、とても魅力的ですね。
信州もそうですが、スイスの小さな集落を思い浮かべます。
だんだんと里の丘に上るごとに生活があるというのは、不便さという単純な言葉ではなく、美しさという道義的なものを感じます。

写真・・アリガトウ♪
(2008.10.22 15:20:46)

SEIRO1956さんへ  
Mitti  さん
こんばんは。
コメントありがとうございました。
すっかり、お返事遅くなって申し訳ございません。

>なるほど・・・紫ですね。
>どうして、ことらを向かれないんでしょうね。
>大変素朴で、大胆な疑問です。

確かにそうですよね。素朴な疑問だと思います。(笑)
SEIROさんのように素朴に疑問を投げかけてくださるのって嬉しいです。
だから私も素朴に答えないと。

向こうを向いている写真ばかりでなくて、こっちを向いているのもたくさん撮ってもらいました。
でもね。ブログで自分の写真を見せるのは、ちょっと恥ずかしいです。えへ。

でもそう言いながら、Mittiのことだから、そのうち、登場することがあるかもしれませんけれど。(微笑)

(2008.11.05 23:14:51)

温サポさんへ  
Mitti  さん
こんばんは~
コメントいただいてありがとうございます。
お返事遅くなって申し訳ございません。

> 自分のことは分かるんだが、俺が知りたいのは女心。 これは一生分からないのだろうか?(〃^∇^)o

って、女の私に聞かないでくださいよ。(笑)
ただでさえ、自分のことがわからないのですから。

温サポさんのように人生経験が豊富な方でも、まだわかりませんか。
女心ってね。どうなのでしょう。

でも、真実が、ふとした瞬間にわかる時がありませんか?
それではだめ?(笑)

(2008.11.05 23:16:48)

福が来たぁ♪さんへ  
Mitti  さん
こんばんは~
コメントいただいてありがとうございます。
お返事遅くなって申し訳ございません。

>今日も元気でがんばっていますか?

元気です! 

>仰木の里は、比叡山の麓で、入り口ですね。
>あの界隈は、とても魅力的ですね。

お福さまは、やはりご存知でしたね。
実は、芸術家の友人二人が住み着いていて、
今まで何度か話を聞かせてもらってたのですけれど、ようやく行くことができました。

比叡山のおかげで、古くから開けていたようですね。
独特の趣があります。友人たちが住みついてしまったわけもわかりました(笑)

>信州もそうですが、スイスの小さな集落を思い浮かべます。
>だんだんと里の丘に上るごとに生活があるというのは、不便さという単純な言葉ではなく、美しさという道義的なものを感じます。

確かに。そうですね。スイスに似ているかも。
里の生活は、生き生きとしていました。
美しいところで生活していると、きっと不便なんて感じないのでしょうね。

>写真^^^ありがとう。

どういたしまして♪

(2008.11.05 23:21:55)

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