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2016/09/07
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一般的には特別な感情を持ってしまう認知症ですが、風邪と同じように、在り来たりな症状と認識するのが正解なのかもしれません。
年齢は忘れてしまいましたが、小学生の男の子が事故で植物人間?になってしまい、その子の場合は歌い続けると言う一つの症状?(行動)が残っていたのです。
鳩ぽっぽの歌を365日24時間歌い続けると言うものです。
その子の記憶には一番しかなかった様で、ひたすら繰り返すわけです。
不謹慎な話ですが最初は悲しく思っていたのが、思わず笑いたくなって病室を出たと言う話があります。
その話を聞いてから40年の間、脳の仕組みを素人なりに考えてきました。

パソコンに例えられる脳ですが、知識やデターは 外部情報を認識して初めて検索し活用され るもので、そこが欠落していくのが認知症だと言う事になります。
植物人間の男の子が同じ曲を歌い続ける現象は、認知症の記憶に関する症状と類似してみえます。

いる

やがて認識能力が薄れ検索ワードも出てこなくなると違うところにアクセスしたり、更にはアクセスすることが出来なくなっていきます。
その進行は全体的に緩やかに進むといいます。

現在は東京を本部に置く認知症の研究機関に在籍する心理学出身の先生の講演で、根本に或る問題は何かを聞くことができました。
①注意力  まず外部の情報に興味を持てるか?視界に赤いものがあっても興味がなくてはアクセスしません。注目をするとは意識を向け時間を費やすことですが、注意力が欠けてしまうと注目する機会が減ってしまうと言うわけです。
②集中力  注目し形や色を分析しリンゴだったと確定するまでの時間が必要です。
更に時間をかけて過去の知識や経験から安全か危険か?好きか嫌いか?を認識します。
分析順番や認識順番は不問ですが成果を出すまでの時間は決まってきます。物理作用や化学変化に要する時間と脳内ネットワークの経路となります。
集中力が欠けると分析は中断されてしまうので、リンゴが食べられる果物と認識できないわけです。
まさに行動心理学は認知症対策の要
この問題は加齢によるものだけでなく、職種を含めた生活習慣や意識に関与してきます。
脳としては広範囲の領域ですが、支配関係は無意識(本能的)が90%近くをしめ自覚する意識(理性的)は10%程度だとされています
認知症はその10%が欠落していき、より本能的になる と言う事です。
ヒューマンエラーは日常 に起こっており、ちょっとした物忘れや手足を何かにぶつけたり、ニアミスは年がら年中のことです。冒頭に認知症は風邪のようなものと書いた理由です。
認知症の特徴は自覚なく、今のところある程度進行してしまうと食い止めることができないと言う事です。しかし、人間は、それを遅らせ、いつまでも人らしく生きる事に誇りを持って学び技術を磨いているわけです。





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Last updated  2021/02/09 05:07:32 PM
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