フォッカーといえば・・・・

フォッカーといえば・・・・

森博嗣(四季&娘)



四季シリーズ『春夏秋冬』





真賀田四季・・・たった5歳の少女の頭脳に、世界のすべてが飲み込まれる。
どれほど巨大な物も、空間も、時間も、概念も、すべて関数に変換して、自分の内側に納める・・・ただ一つ、収まらないものがあるとすれば、それは自分・・・
真賀田四季ただ1人がこの世のすべてから乖離された存在・・・
っつーか、こんな5歳児がいたら周囲の人間は気が狂うか、現実に気づかないふりをするか、いずれにしても怖いよな・・・



しかし、天才天才って描かれてはいたが、S&Mシリーズから続く数々の才能あるモノ達とは、明らかに一線を画す存在ですネ・・・
真賀田四季、3歳の時には既にインプットを始めていて、あらゆる本を読み、6歳の折には殆どのインプットを終え、いくつかのプロジェクトに携わり始め、8歳になってようやく、少しずつ動き始めた空前絶後の存在。
そして、この他者に・・・いや、周囲の環境に影響されない少女が唯一心乱した存在が二人・・・



進藤清二・・・『すべてがFになる』を読んでいるから、真賀田四季がこの叔父を憎からず思っていることは知っていたが・・・なんで?と、思わなくも無い。
紅子が林と結婚するくらいに、ちょっとわからない関係・・・清二なんて‘キシオ’の補助くらいの存在だと思うのだが・・・むむぅ



もう1人の影響を与えた存在と言えば、やはり瀬在丸紅子・・・会ったのはほんの少しの間(赤緑黒白でのワンシーン)・・・四季を感情的にさせることが出来たのは、読んだ限りではこの二人。
才能と言う意味では四季が圧倒的に上だと思うけど、実際に四季のポテンシャルが紅子に追いつくのは、どれくらいの時間を有するのだろうか(犀川や萌絵と違って、紅子は底が見えない天才ってカンジなんで)



しかし、キシオの区別がつかない(真賀田其志雄は区別つくんですけど)・・・後で改めて読み返してみようっと



昨日の四季シリーズ『春』の記述に少々誤りがあった・・・
始めは気がつかなかったのだが、真賀田四季が感情を乱した(不快に感じた)女性は紅子ではなかったり
・・・四季にとって重要なポジションを占めていたのは実兄、真賀田其志雄ってコトだろう
其志雄、キシオ、きしお・・・よくよく考えてみると、シリーズが始まって以来、四季の周囲には常に其志雄がついて回っている、キシオのオリジナル・・・真賀田家の血筋にこの二人意外に非凡なモノがいるとも思えないが、この2人はどういう突然変異か幼くして周囲を巻き込み急速に世界を加速させているようだ。
キシオはイメージ的には、S&Mシリーズ9巻『数奇にして模型』に出てきた、孤高の芸術家を思い出させる(ワリと好きなキャラ)



四季シリーズ『夏』は13歳からのスタート・・・叔父の清二もドキドキモノです、ロリコンじゃんとは言ってはいけない、彼女に関しては実年齢はあまり意味が無いので(苦笑)
冒頭から意識しまくりの清二・・・いったい何処まで自分を騙せるのか(少なくとも2年は持たないが)
実際喜多先生なんて(当時は高校生だが)女子大生と勘違いしているようだし、清二の信念も薄氷を踏むが如し、だ。

因みに喜多先生は次の瞬間紅子を30歳手前だと判断しているが、彼の審美眼がヘボいのではなく、単に二人が特別企画過ぎるだけだろう。
紅子と四季の対談、犀川も七夏も登場、やはりあらゆる意味でVシリーズを通過せずにはココに至れないだろう・・・と、改めて痛感・・・(S&Mからイキナリ読み始めなくて正解でした)
FFの余韻に浸りながら、ゆっくり読みます。



四季シリーズ『夏』・・・まだ、半分くらいだけど


真賀田博士に比肩する頭脳は無いが、タイプ的に彼女にモットも近いのは犀川先生じゃないかな・・・とか思っている。
もちろんスペックはかなり落ちるが、それでもかなり近いと思う・・・犀川先生も、常に幾つもの事象を同時に考えていて、頭の中には複数の人格があり、議論してるカンジだし、客観的に思考できるって意味なら紅子にも近いかも・・・
逆に西之園萌絵のタイプは常に全力疾走なハイスペックな直列回路方の思考・・・ゆえに反応速度(反射速度と言うべきだろうか)が、ずば抜けている。
ただし、犀川先生と同じ並列回路でも、真賀田四季の場合は並列した回路の一つ一つが、萌絵の直列回路を凌駕するワケだが・・・それでも表面に出ている四季にとっては、彼女の思考の速さは十分楽しめるものではないかと思う。




と、戯言はこの辺にして、

今見た部分で一番びっくりしたのは、保呂草順平と各務亜樹良だ・・・ルパン三世のフジコちゃんみたいな、男を手玉にとっても相手のペースには乗らないタイプの各務亜樹良が保呂草を意識している事は、衝撃の事実だったが・・・
何より他人におよそ興味があるとは思えない、保呂草が、1人の女性を意識している・・・うわっありえねぇっっ・・・歳を重ねて考えが丸くなったのだろうか・・・引退宣言してたし、手口もらしくなかった・・・



林って・・・名前なのか?苗字じゃないのか?・・・コレは読み進めていけば解決する問題かな・・・さらに言えば、へっくんの親権が彼に移ようだ・・・ま、そっちに関してはあまり深い意味は無いようだが・・・
四季は紅子には興味を(多少)示しても、その息子はノーマーク・・・後々考えが変わるでしょうが・・・




さぁようやく『夏』が終わりました・・・



妃真加島に四季が封じられることになった、あの事件の真相で締めくくられていた。
今回のメインキャストはやはり、進藤清二だろう。
四季が何故この叔父を好きになったのかは、全くもって理解できないが・・・思えば、この人も憐れなものである。
魔女に魅入られた中年は、彼女の言葉を、行動を拒む術を知らず、なすがままに流され、翻弄され、そしてヒタスラ自分を殺してくれることを願いつつ、死ぬためだけに生きる・・・まさに人生の残りかすだ。



四季も僅か13歳にして人生で必要なプロセスの殆どを終えたカンジだ・・・おそらく、彼女も自分の娘に殺される予定だったはずだ(結果はFに出ている通りだろうが)
種の保存という、生物の根幹にある問題・・・種を受け継いだ子供が親を殺し、そして新しい生命を生み、それに殺される。
ただし、規格外の真賀田四季の受け皿としては子供はあまりに凡人だったようだが・・・



妃真加島での生活が、『秋』のメインに来ると思っていたが、背表紙を見れば萌絵は大学院生になっている・・・ってことは、S&Mシリーズの続きの時間軸であり、冬も未来の話になると言うことで・・・なんか、ますます読むのが楽しみになってきました。
犀川、萌絵、四季・・・ああ、最高のキャスティング♪




四季シリーズ『秋』・・・まだ、読み始めたばかりだけど、萌絵、犀川が中心に来ていて、実に楽しい。
後輩には『冬』が凄いと言われたので、そちらも楽しみだ。
読む前の漠然とした想像では、『秋』は四季の妃真加島での幽閉生活が中心かと思っていたので、予想外の嬉しい誤算だった。
『秋』の時点で、今まで読んできたどの作品よりも時間軸が進んでいるので、『冬』の内容なんて予想もつきませんね・・・なんだろう、楽しみだ。




四季~秋~読了



いよいよ、後は冬を残すのみとなった。




しかしこの秋は中々にサービス満点だった・・・内容は盛りだくさんで、最後には萌絵と紅子との邂逅まで設けられていた。
彼女たちの会話はなかなかに心躍る・・・最後の方で紅子のいった扇風機と太陽のたとえが良かった。現象としてはナルホドと納得できるし、四季博士の中ではそうやって簡単に整理できる問題でも、萌絵の心情的にはまだ無理なのだろう。
昔の紅子も同様な状態に陥っていたし・・・そういえば彼女の扇風機は結局どちらに向いたのだろうか?世津子の旧姓は祖父江でいいのかな?




保呂草と亜樹良・・・還暦がせまって、ようやく腰を落ち着ける気になったか・・・二人の前身を知る身としては意外な展開ではあるが、お互い丸くなったと言うところだろう。
今回は犀川よりも早く(前情報があったとはいえ)保呂草が動き、正解にも先に到達していた。
紅子の思考能力も全く衰えを見せず、Vシリーズからのお歴々はさすがと言うほか無い・・・私的にはこの2つのシリーズを繋ぐ、四季と犀川の行く末の方が気になるが・・・さて、冬はどーゆー展開になるのか。




秋の時点では萌絵が保呂草とであったエンゼル・マヌーバ盗難事件(要するに捩れ屋敷の殺人劇)のスグ後だ・・・予期せぬ再開をしたこの二人・・・というか一方的に萌絵がぷりぷり起こっていた。
まぁ、あのときの激昂からすれば当然か・・・そしてめずらしくフォローするへっくん・・・何とも奇妙な構図。




そもそも婚前旅行と(萌絵が)称してのこの海外旅行・・・目的はモチロン真賀田四季のルーツを追い求める旅・・・いくつかのヒントをばら撒き、追ってくるのを確認し(7年かかった)人類との距離を測る四季・・・実際、彼女は先行しすぎて背中すら見えない存在だし、この先も加速する一方だろう彼女に対し、犀川は減速する位置に来ている・・・
この鬼ごっこの終焉は『冬』にあるのか?どう完結するのか楽しみである。




萌絵も大学院の博士課程に進んだし、半ば助手のような仕事をしている(主に国枝助教授の大学で)新しく院生の名前も出てきたし、新シリーズの舞台は国枝助教授の研究室なのだろうか・・・萌絵も出てくると聞いた気がするし、たぶん、そうだろうな。




犀川と萌絵・・・結婚するんだろうか?・・・指輪も送ったし、睦子に対しても生返事だけはしておいた犀川だが・・・どうにも、そういう意思を感じないのだが・・・
萌絵との温度差も感じる・・・そちらの方も『冬』で決着して欲しい。
バイオに手を出した四季・・・次に待ち受けているのは、四季の娘か?それとも2代目四季か?(コレは想像もつかんが)



かつて四季は他の生命の営み同様、種の保存・・・即ち、能力の受け継ぎを実践し、悲しいことに凡人であった娘はソレを受け入れられずに死んだ。(キャパが違い過ぎたと言うべきか)
四季の両親は娘に殺された、そして四季自身、娘に殺されるつもりであった(妊娠したときに、そう語っていたと思う・・・齢14にして)
甦らせるにしても彼女の娘は非凡でなければ、四季の目的にはそぐわないのではないだろうか?・・・ま、大人しく『冬』読むか・・・




ああ、とりあえず次のシリーズ(何シリーズだっけ?)への期待も沸いてきたが、式を終えたら、一先ずは『女王』シリーズってヤツを読んでみようかと・・・
もうスグに西尾維新の・・・っていうか戯言シリーズの最終巻が出る・・・ソレまでは、続くなぁ、森博嗣ブーム(最も廃れる事はないだろうけど)




四季シリーズ『冬』・・・まだ全然途中ですが・・・なんだかZOKUみたいな変なチームが出てきた・・・ちょっとワクワクしますね。
Fの事件の真相・・・っていうか、叔父殺害の裏話があった。
四季に殺してもらうのを15年間、我慢し続けてきた進藤清二・・・憐れなオヤジだ。

四季と同じ家系でいながら、凡人・・・いや、ソレを言うなら父と母もそうだったっけ?真賀田其志雄、そして真賀田四季が例外だったのだ(四季は例外中の例外だけど)
もう殆どすべての事に興味をなくしている四季の、目下楽しませてくれる人間は、犀川くらいだろうか・・・萌絵の幸せ、長続きしそうにないなぁ・・・





犀川よりもめずらしい、四季、初のアクションシーン


まぁ、あくまで四季の容姿でアクションシーンってことだけど・・・


宙を舞い、回し蹴りを放つ真賀田四季・・・真賀田四季なのは見た目だけの話だが、しかし想像すると、かなり、ありえない光景・・・



真賀田道流・・・真賀田四季が作り出した人格の一部であり、機械のボディーを手に入れた四季そっくりの人造人間・・・なんか普通に現代技術を大きくリードしたコアな技術がチラホラと・・・それにしても、おそらく、この人形のプロトタイプじゃないかと思う、デボラは一体どうなったのだろうか?『有限と微笑のパン』では出てきたよな・・・



遊園地に出てきた少女・・・一体誰だろう?
真賀田四季の娘?それとも、アレが四季本人か?・・・『秋』の時点で、娘を生き返らせるようなことを言っていたのでクローン技術を発展させるのだろうか?それとも、まさか、コピーどころか人間を造るとか?・・・簡単にやってのけそうなところが、恐ろしい・・・



物語りも折り返し地点を過ぎたことだし、そろそろ本題が見えてきそうなカンジです(楽しみ)





四季完結



始めは兄、そして叔母・・・


続いて父、母・・・


最後に叔父、娘・・・



死んだり、殺したりで、真賀田一族は四季を残して全滅した。



考えてみれば悲劇的な一族だ・・・真賀田四季の感覚では、不幸な出来事でなく、死ぬことによって正常な状態に戻ったので、むしろ幸運だと考えているかもしれない・・・最終的には誰かに殺してもらうことを望んでいるようだし・・・



しかし、ミチルが四季の娘の名前だったとは・・・



そういえば、昔・・・Fの、レッドマジックの15年越しのプログラムが作動する3年くらい前から、ビジョンとして皆が認識する、“真賀田四季”は真賀田道流(四季の娘)が演じていたはずだ・・・四季の中に道流の人格があったのではなく、ミチルは娘そのものを指していたと言うことか・・・



・・・と、思ったら、すべてがFになるで、その辺に触れてましたね・・・単に私が忘れていただけ・・・ああ、記憶力が悪い、どこかの戯言使いのようだ・・・



ミチルの娘、死んだ彼女の細胞から生まれたのは、しかしながら男の子であり、後に彼は不幸な事件により瀕死の重症を負い、同じ事件(っつーか同じ殺人犯と言うべきか)に遭遇して、死んでしまった、彼の生みの親(四季の娘の細胞を使って遺伝子を復活させた研究者)の曾孫にあたる、少女の身体で生き返った。



なんつー面白い人生を歩んでんだ・・・流石は四季の娘(息子?)・・・四季の遺伝子を持つだけの事はある、非凡だ・・・
四季シリーズを読み終えてスグに、百年密室をチラ読み・・・冒頭から「彼」が出てますね・・・
この話は四季シリーズの後に読むことで、さらに楽しめそうだっ!!



冬は特に、いろいろと難しい部分が多かった。



たとえば時系列・・・様々に入り混じっていて、過去なのか未来なのか、途中時効が過ぎているといった時点でおかしいとは思った。
四季の両親の事件ならとっくに解消済みだったし、叔父の事件なら15年くらい見積もると、四季が40台半ばになってしまう(っつーか50手前)



途中、すべてがFになるの場面、あるいは有限と微笑のパンの場面、様々な名シーンが出てきた・・・普通に犀川と、萌絵と会話してる間に、これほどのことを考えていたのかよと、呆れるばかりの思考能力、故に天才、だからこそ唯一の存在なのだが・・・



始めの・・・四季シリーズ『春』の時点で既に書いていたように、四季の概念には時間や空間は絶対ではないみたいだ・・・どのような人間でも、自分の中に取り込めるし、犀川以上の広い指向性と萌絵以上の回転の速さ(比べること自体無意味だが)・・・彼女の持つ能力からすれば、彼女の中に世界のすべてが存在しているようなものだ、頭の中に何人もの人格がいるし、同時にいくつもの、全く関連のない複雑問題を演算し続けている。


四季シリーズの『冬』・・・あるいはシリーズ全体は彼女の頭の中で再生されているみたいな印象を受けた(でないと時系列がメチャクチャだし)



ああ、最高、満足した。
次は女王シリーズだ・・・



思えば、Fから始まり、ほぼ順番どおりに読んできた(作者本人は順番は関係ないといってるようだが)、S&M→V→四季→女王・・・この順番で大いに堪能できた気がする、Vシリーズを読み飛ばさなくて良かった・・・イキナリ女王シリーズ(百年シリーズだっけ?)から見ないでよかったかもしれない、と、今では思ってたり・・・



最後に出てきた久慈昌山・・・けっこう好きだなぁ、どっか番外編で出ないものか・・・








千年シリーズ(だっけ?)・・・『女王の百年密室』





殺人犯は神だった。




神故に見えず、神故に触れず、神の行動は何者にも阻害できず、神の意思は絶対だった。




視ることの出来ない神ならば、堂々と皆の前を横切り、皆の目の前で首を絞めようと、誰にも見えず、認識できない完全犯罪となる・・・もっとも、犯罪と言う意識はないだろう、いや、もっと言うなら犯罪など起こらないのだ、この街では。




マイカ・ジュクの存在は、最初の方から既に疑っていた・・・ミチルを神の意思で導けたのも、マノ・キョーヤを引き入れることが出来たのも、彼しかいなかったのだから・・・



しかし、創始者だったとは・・・ナルホド、神なワケだ・・・誰も彼に逆らえないどころか、街に住まい始めたときから、住人全員にプログラムが施されているので、認識出来ない。




この街は、彼の箱庭であり、その実、1人の(正確には2人か?)研究者の欲によって生まれた、不自然な研究の産物に過ぎず、新しい風の入ること無い箱庭は、ただ朽ちるのを待つのみ・・・ミチルが来たときには緩やかに崩壊していく過程だったといえるだろう(だからこそ、ミチルが呼ばれたわけだが)




マノ・キョーヤは実際、死ぬしかなかったと思う・・・幾人も幾人も人を殺し続けた殺人鬼は、世間が考えるものよりも遥かに正常な思考の持ち主だった。


死ぬ覚悟は出来ていたし、殺してくれるのを待っていたのかもしれない・・・いずれにせよ、マイカ・ジュクの研究に巻き込まれて、精神的な安定を得たキョーヤは、自分が殺した人間に出遭って、彼を殺さない限り、いつかは殺されると言う妄想(・・とも言えんが)を強く持ったハズだ。



一方でミチルは、一度彼に殺され、大事な恋人も殺された・・・隣りにキョーヤがいる限り安心して眠れないし、何より殺意もあっただろう。
お互いの存在をを正しく確認しあった後に、ともに生きる選択肢は・・・まず、ないだろうし、必然的にどっちかは死なんとナ・・・



脇役っぽかった、キョーヤの恋人が最後の最後で出張ってきたのには、予想外だったが、お陰で、ミチルの秘密も曝け出された。



感情的なミチルと機械的なロイディ、この最高にお似合いのコンビは、切っても切れない関係であり、次作もこのコンビであり続けて欲しい・・・確か、2巻目まではあったそうだし、気になるところ。




『百年密室』でミチル・ロイディ・コンビ意外で、特に気に入ったのは、あまり出番はなかったけど、クロウ・スホ王女・・・10歳くらいの幼い外見で、かなりの博識、口調も大人びて理路整然としゃべるので、真賀田四季を思い起こさせた、なかなかにクールなキャラだ。




大体、500ページ近く・・・けっこう時間がかかったな・・・



Gシリーズに行く前に、森作品の読み残しを消していくのもいいかもしれれない、そういえばVシリーズの2巻も読んでなかったし・・・




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