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先日の三連休にビデオを借りてスカイ・クロラを観た。森博嗣の作品を映画化したアレだ。本でも読んでいたが実際に動画で見るとまた違った感慨が浮かぶ。にしても、素晴らしい出来栄えだった。シリーズとしては5巻ほど(6巻か?)出ているがこの映画は本作でキルドレの秘密がネタばれしているし、続編はないんじゃないかと思う。と、言うか、全巻読んでいてそれでもイマイチ掴みきれなかった私のアホな頭でもようやくカラクリが見えたのでそういう意味でも観て良かった。綺麗で、残酷で、淡白で、鋭利な刃物みたいなスマートな作品だ。非常に森博嗣らしい感じで好ましい。他の作品も映画にならんもんか・・・
2009.03.23
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インフルエンザみたいな悪寒や震えみたいなのは収まったし、症状的には風邪かな、と思わなくも無いが、どーにも鼻水が止まらん。ゴミ箱もティッシュで埋まった。会社に言ってる間にもポケットティッシュを6つ消費スゲェ・・・手洗い、うがい、のど飴。とくに手洗いが重要らしいと、どこかで聞いた。そんなに体調がよくないのに我ながら、まぁチャレンジ精神旺盛だとも思うが、海のミルクとか呼ばれている牡蠣(カキ)いまの時期がその季節であるのか、だんだん店頭でも見かけるようになってきて、好奇心に負けて購入してみた。嫌いではないが、好きと言うほどでもない。こういった調理法に悩むものは買わない主義なんだが・・・調べてみても、コイツは河豚ほどじゃないにしろ、アタル確立はそれなりで、アタルと怖い代物だ。ビニールを破いて中身を取り出したとき、強烈な海臭さに早くも後悔、アレ、なんで買ったんだっけ?ザルの上で水洗いするもあまり長時間は水っぽくなって駄目だそうなので手早く済ますが、汚れが落ちない気がしてならない。アタラナイ為の下処理は絶対で、とりあえずレンジである程度暖めようと試みる。衣を着けて揚げるのは論外、火の通りが見た目ですら判断できないなんて、そんなロシアンルーレットはやりたくない。フライパンで焼いたほうが確実だろうと、結局は、海鮮風焼きソバとして仕上げる。なんつーか海の味がした。でもリスク負ってまで食べたいレベルでもないようで、こういった愉快な衝動買いは、特に食べ物関係は、気をつけようと思った。マジで。
2009.02.01
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日本で猛威を振るっているが、私の周囲でも被害者はかなりに及ぶ。一週間くらいマスクの取れない同僚もいるし、かく言う私も体調不良だ。風邪とインフルエンザとの違いがわからない。とにかく手洗い、うがい、換気に気をつけるか。日に日にマスク人口が増えて言ってる気がするし、病欠もまた増えている。予防接種とか受けてた方がいいのかもしれん。
2009.01.26
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ジャガイモと玉葱が余っていたので単純な思いつきで肉ジャガを作ろうと思ったが、いざ作ってみると、思ったより手間が掛かる料理だ。ご飯のおかずに砂糖を入れるのは抵抗あったが、甘くてもおいしい、しかもご飯に合う。むしろ砂糖が入ってなかったら肉ジャガとは言わんかも。この手の料理は大体お酒を入れたりするもんだが、私が味醂だけで済ました。私は普段から飲まないので意味無い仮定だが、仮にビールを冷蔵庫に入れる習慣があった場合、それで料理酒の代用ができるのだろうか。アルコールを何のために入れるのか。本を鵜呑みに作ってきたけど、その辺の理由とかわかれば他の代用品も探せるかも知れん。今年の頭に買ったPSPのFFシリーズ最新作。短期決戦モードというか、そんなにいっぱい時間掛けない人用の設定で進めたためか、ようやく10人のストーリーが終わった。ゲームのストーリーの合間に、敵キャラ、味方キャラ合わせて、自由に使用して、好きな組み合わせでバトルを楽しめるクイックバトルというモードがある。アイテム、召還獣、アクセサリー、技。さらにはレベルなども個人差が出るようで、育てた自キャラを他のプレイヤーと対戦させる事が出来る、そのシステムの根幹みたいなバトルシステムだ。そのフリーなバトルを続けると、核使用キャラクターはレベルが上がったりもする。RPGでは城から出た時点でひたすらスライム苛めを繰り返し、地味にレベルを上げてから、自キャラより弱いモンスターを倒す。それが本来の私の戦い方だったが(セコい)このゲームはそんな風に無駄なバトルが出来ないので、レベル上げはこんな部分で済まさなければならない。そんな地味なレベル上げをしてなお負ける私、よくもクリアできたな、そんな気分だ。…が、クリア後に出てきた新規ストーリー(つまりクリアしてない訳だが)突入するとあまりのレベルの違いに唖然。これは・・・このゲーム、クリア出来るのか?少し殴り合ってみて、駄目そうだったら、また只管、レベル上げをする…しかないかorz
2009.01.18
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毎年毎年、何故かハッチャけるアホが増える。特に沖縄あたりが・・・伝統とか思い込んでいるんだろうか。20才最初の思い出が警察にご厄介ってのは、ほんとにいいのか?それ。もうちょっと違う方向にエネルギーを使えばいいのになどと、TVを見ながら去年も似た感想を抱いたな。一種の集団心理もあるんじゃないかと思う。一人では絶対にやら無いけど、誰かが言い出して芋引けない状況。一人言い出すと誰かが賛同する、そうやって賛同者が過半数に近づくともう決定。見ていてちょっと恥ずかしいものがあるが、彼等はアレでテレビに出て結構満足しているのかもしれない。価値観なんて一人一人違うし、なんとも言えんけど。今日は三連休最期の月曜日。月曜日が休みになる日はジャンプは土曜日に発売されるものと思っていたけど、発売されない上、本日月曜日も見かけなかった。・・・あれ?合併号だったっけか?
2009.01.12
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CMなんかでもバンバン流しているFFシリーズの最新作。アレを買いました。いわゆる衝動買いです。本当はクロノクロスを買いたかったんですが、あっちはDSですし、持ってませんから。そのために買うのも考えましたが、飽きっぽい自分には勿体無いようにも・・・元々RPGなんかやらなかった私がそのジャンルに染まったのはクロノクロスがきっかけで、それだけに、あのゲームだけは格別、何度やっても最期まで出来そうではありますが。FFについて、このシリーズはFF6からしかやってません。6に続き、7、8、それから12(11だっけ?)DISSIDIAは1から10までの全主人公と全ラスボスキャラが登場します。6からしかやっていない私にとっては、半分以上は誰?ってカンジでしたけど?アニメーションがやたら多く、知らなくとも楽しめる仕様。敵味方合わせて一番カッコいいのはやはりセフィロス(7のラスボス)かっこよすぎです。何でコイツ主人公じゃないんだろうか。6をやった思い入れからか、一番むかつく敵キャラはケフカ(6のラスボス)各主人公についての感想は、1:テンプレート勇者。2:万能かつプライドが高そうな戦士。3:生意気そうでかつ可愛い天才小僧。4:メンタルが一番弱そうな二重人格。5:ダサくて馬鹿っぽいが元気がいい。6:紅一点、一番弱そうな処が十二分にヒロイン。7:孤高の戦士、さすがにセフィロスの弟分。8:同じく一匹狼、やや生意気。9:可愛い、サル、4の主人公とタメはるばかさ加減。10:皆の弟分的な腰の低いキャラ、でも一番空気読んでそう。RPGと違い、殆どアクションバトル。巧く使えば自キャラよりレベルが高くても倒せるところがミソ。(そして下手ならば逆に・・・ついでに私はこっちにあたる)そういえば12(?)の戦いも純粋なRPGとは異なり縦横無尽に逃げ回りバトっていくようなオンラインゲームとかあんなカンジのアクションのRPGだった。この先はこういうのが主流になるんだろうか?
2009.01.07
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新年明けましておめでとう。今年の帰省では携帯電話を忘れたり雪で新幹線に乗り遅れそうになったりいろいろだったが、無事に年も越せた。友人、知人の明けおメールを今見てるのってかなり気まずい。なんかフォローしとくか。明日から仕事だと思うと憂鬱だ、長い休みが明けると、そんな感想を抱くのはいつもの事ですが。ともあれ生活習慣をなんとか戻さんと今日の帰省は人も多く、帰省客の多さには参った。始発の博多にてカメラマンがそんな光景を撮影していたりもした。私は自由席しかなかったが、座れたので運がいいほうだろう。これで午後に帰る事にしてたら、ちょっと想像したくないな。休暇中は9時起きだったから、とりあえず早寝しとくか。あまり、早くも無いけど。
2009.01.04
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シチューを作った。ホワイトシチューだ。冬になると無性に鍋物を食べたくなる。と言うかシチューやカレーを鍋物と言うかは知らんが、玉葱、人参、ジャガイモ、肉はテンプレだけど、他に何があったか調べて、青物にブロッコリーとピーマンを追加。煮崩れしたブロッコリーにより、ホワイトが微妙に黄緑掛かったのは問題あったか、味には支障が出なかったようでは在るが。始めは5人前くらいで作っていたが、少し薄くなり、ルーを足し、今度は濃くなって水を差し、具が少なくなったので具を追加し・・・最終的には10人前くらいになっていた。と言うか、コレと同じ失敗を以前やって、カレーがしばらく苦手になった記憶がある。どっかの漫画で見たような展開だ。とは言え、1日中食べてると、さすがに飽きが来る。今はまだいいが、明日もかぁ・・・そういえば、シチュウをカレーにジョブチェンジさせたなんて話も聞いた事がある。しかし、それがホワイトシチュウだったかビーフだったか。と言うか、余計な事をすると非食べ物になりそうなので、これ以上弄るのはよそう。馬鹿の考え休むに似たり、昔、ホワイトシチュウにチーズを入れて腐らせた事があったしなぁ。あの時は、お腹を壊して、真面目に嫌な死に方が頭を過ぎった。食中毒とか洒落にならん。
2008.12.13
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辻村深月と言うのは初めて聞いたが、何気に手に取った小説としてはかなり面白かった。タイムスリップ。時間と言う一方通行のベクトルを捻じ曲げる現象。未来に行くのは時間を掛ければ可能だけど、過去に戻る方法は分からない。実際に過去に戻れたとして、10年とか、20年ともなると凄く違和感が付きまとうが、それが3ヶ月と言う短い期間だった場合、果たして混乱は生じるか?イキナリ3ヶ月前に戻ってしまった高校生いつか。その3ヶ月の間に起こった大きな出来事として、同じ高校の、同じ1年生で誰かが、3ヵ月後に自殺する事を知っていた。何故か、『誰か』の部分だけ虫食いの記憶。他人なんて気にかけることのない性格だったが、死ぬと分かって放っておくのも気持ち悪い。人付き合いが悪く、彼女を作っては別れを繰り返すいつかには、人脈も無ければ、問題を解決する頭も、知識もない。ミステリ好きの少女、気の置けない親友、その彼女、学年一の秀才。彼等彼女等に打ち明けて、自殺を止めるために、自殺(予定)者、自殺の原因、その解決方法を模索していく。ヒントは、同じ高校の1年生と言う事だけ。あまりにも漠然とした終わりの見えない問題。探っていくうちに、平和と思われた高校の問題点が浮き彫りにされていく現状。1人容疑者が出て、解決に取り組もうとしても、それが問題の自殺者だと断言出来ない部分がある。リミットは短く、メリットも無く。それでも放置するには関わり過ぎた問題。『誰か』の自殺を止めるために集まったそれぞれは、その行為を通して自分達の問題点にも目を向けていく。なんつーか青い春な作品。ですが、それが良かったり。
2008.11.18
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先日、知人が亡くなった。ただ見知っているだけだ、それが悲しいわけではない。名前を知ってて、話したことがあって、朝や帰りに電車で一緒になることがある。そんな浅い付き合いである。知ってる建物が取り潰しになったとか、たまに食べてたパンが製造中止になったとか、あえて分類するならそんな感情だ。だからドキッとしたのは、その人がいなくなったことではなく。ある日突然日常が無くなる事も現実に起こりうる。知ってはいたけど、その認識を再確認したからだ。人間は生物である以上必ず死ぬ。ある日突然、急死するなんてことも、確立としては充分に起こりうるのだ。ましてや学生の時よりも高齢者がいる会社の方が、そういう確立は若干高いかもしれない。私自身を含め、比較的親しい友人なんかもそれが訪れないとも限らない。死は大雑把に言えば平等に訪れるものだから。死んでもいいと思えるような人間はいないだろうが、死んだ時に、アレだけはやっておきたかった、こんな事ならアレはやら無ければ良かった。などとは思いたくない。時間があると思うと怠ける私だが、実際はそんなに余裕は無いのかもしれない。何の保障もないのだ、そう思い込んでいるだけの錯覚に過ぎない。とりあえず、行動を起こす時には、それが最後になっても納得できるくらいに慎重になってもいいかもしれない。などと思ったり、した。あくまでそんなのは理想論で、実行できるかは別問題だけど。
2008.10.03
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神様のパラドックスを読了した。先にも触れたように、この話のメインは、人間がスペックを持て余している量子コンピュータによる神の創成、その副次効果として、神にとる人間のメンタルヘルスケアが主軸になっていたわけであるが。もう一つの側面として、地味で自分に自信の持てない女子大生直美と、神として創成されたものの、世界から縋られ、その全てに幸福を振りまくことが出来ず、自己を見失ったAIの苦悩と成長の日々がある。自分が存在する意味を考えても、答えなんて出ない。何故?何処から?何時始まり、どうして終りがあるのか、神に対する定義づけも、人間や宇宙の存在理由も、答えの出ない何故ばかり。科学が進歩して、遠くが見えるようになっても、その答えにはたどり着けない。そもそも、人間は自分1人でも持て余しているのに世界の面倒を見てくれる神なんて存在し得るのか?突然の不幸に見舞われたとき、神に対し何故助けてくれなかったのかと罵る。しかし、一方の幸せは他方の不幸にも繋がり、個人の運命など、世界的観点からみたらどうし様も無く些事である。全員を幸福にしようとすれば、ソレは不可能だと言うほか無い。ソレこそ神にだって出来る筈が無い。数多の運命を視る事が出来、その上で何一つ出来ない無力感に苛まれる神(量コンのインターフェイスのAI)自分に自信が持てず、誰に助けを求めたら言いのかも判らず途方に暮れる女子大生。彼らが互いをパートナーとしながら、変わっていく様はある意味この話での最大の見せ場なのかもしれない。それにしても最後の最後で、ようやく神様のパズルとの繋がりが判った。神様のパズルの主人公:穂瑞更紗は、量コンの開発に大きく関わっていたし、最期の方にも登場している。また、パズルの方も読みたくなってきたな。
2008.09.26
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機本伸司さんの新作で神様のパラドックス。映画になった神様のパズルと関係があるのかと言えば、無くもないが、別物。神様のパズルは、飛び級で院まで言った天才少女(16歳くらい?)が、冴えない大学院生(映画では落ちこぼれロッカーになってたが)と共に宇宙創成をシミュレートし、実際に創成しようとする話。そっちで作っていた宇宙は、世界中のネットを無断拝借して膨大な処理を任せて、作っていく擬似宇宙空間。神様のパラドックスで行うのは、箱庭の宇宙を作ってそこに神を生み出し、その神によって占い、助言を引き出し、それをもって商売とする罰当たりな宗教システムの構築。使用するのはスパコンなどとは隔絶した存在、量子コンピュータ。維持コストだけでもとんでもない金食い虫だが、演算能力は人間が長時間掛けてもたどり着けない規格外のもの。ただ、その使用法が確立されていなくて、商売として成り立たせるにはどーするかというコンセプトでいっそこの出鱈目な処理能力を活かして神を作り出そう、という与太話に発展。神を作ると言えば、2作目のメシアの処方箋がまさにソレである。あっちはネット世界でなく現実に神を創ろうという無茶な計画で、その分、倫理的な問題も大きいし、宗教的な圧力なんて人死にレベルだった。しかし機本さんの作品は、常に科学と倫理の課題がわんさか出てくる。それがある意味面白いわけだが。途中でフラクタルやコヒーレンスなど、複雑系の分野が絡んでくると、ちょっと齧ったてだけに、興味を刺激される。私にとって理系の小説ってカンジの読み物は森博嗣と機本伸司が一番ですね。パラドックスはまだ読み初めだが、最期まで楽しめそう。私自身は特に神も仏も信仰していないが、いないとは思わない。神と言う呼び名は人間がつけたものであろうが、宇宙にしろ生命にしろそれを創った何者かは存在すると思う。神様のパラドックスは神の起源についての事。宇宙を、生命を、それら全てを神が創ったものと仮定して、神を創るのはやはり神しかいないわけで。神の存在していない世界で、神が神の意思により生まれ出でた。などという矛盾に満ちた答えしか埋まらない。実際宇宙の始まりを神に変えたところで、神の始まりに説明が付けられない。この辺は考えても答えは出ないと思います。条件が全てクリアにされていないのに想像で埋めるには、神様問題は大きすぎる。答えの無い問題を考えるもの暇潰しには持ってこいなので、昔はそう益体も無いことを考えていたりした。などと思い返すのは年取ってきた証拠か。
2008.09.22
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せっかく涼しくなってきたと言うのに近づく台風の影響か雨の日が続く。湿度がなんだか梅雨ばりで不快だ。明日と言うより、もう今日の予定になるのだが。会社の健康診断がある。日ごろあまり健康に気を使わない人も、リアルな数値で示されれば多少は改善しようと言う気になるだろう。格言う私も生活習慣が健全とは言えない。いつまでも若いわけじゃあるまいし、無茶ばかり続けているとどこかで破綻する。明日、どんな結果が出ることやら12時間は飲食を控えなくてはいけない。朝ごはんを抜けばいいのだが、受診は午後なので、昼ごはんも無しだ。朝昼無しってのはきついな。せめて受診がずれ込まないように早めに出るか。迷った挙句人の壁に囲まれてってのはさすがに笑えない。・・・・・・・・・・・・もう一度、地図を確認しておくか。
2008.09.19
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9月も半ばになると夜は冷え込んできて、秋らしさを感じる。暑い日中ももうスグ終わる。そろそろ衣替えか。何故に今更といった感じがあるが、少し前にアニメで放映していた図書館戦争。あれの最終巻(だと思う)を読んだ。漫画にせよ小説にせよアニメ化、ドラマ化すると途端に人気が出るのはちょっとミーハーかなと思うが、私もこのシリーズはアニメから知った口だ。言論の自由について、それを取り締まる法律。図書を取り締まり、思想を一定に制限すると言った一種の洗脳のような社会の話。確かに今のメディアは事件が起こった時に、あのアニメが、あの漫画が、あのゲームが原因だと安易に飛びつき非難する傾向があるように思う。実際にはそんなわかり易い原因なんてあるわけがない。人間は単純なようでも、そんなわかり易く生きてない。ただ、社会が安心したいが為のお為ごかしに過ぎない。アレが原因だから、アレに気をつけていれば安心だと。隣にいるなんでもないような人間が、何の理由もなしに殺人なんか犯した日には、周囲の人間を警戒しないわけにはいかない。理由がないのであれば、いつソレが起こってもおかしくないのだから。と言ってもその嘘の安心材料をばら撒いて、ホッとするのもどーかと思うが。図書館の敵は、一定の人物にとって都合の悪い内容を取り締まって表に出させないようにする良化委員会。今の時代も政治に関心の無い若者は結構いると思う。選挙権が正しく行使されない間に、利権が絡んだ人物達によって選挙がされ、国民の都合にお構い無しにいろんな法が制定される。もっと政治に関心を持ってくださいといった番組さえも、そういう人物に取っては邪魔かも知れない。昔は出来た事が不祥事として取り沙汰されるのは、不本意かも知れない。図書館戦争は多分に大げさだが、しかし政治に無関心でいると、いつの間にかこういった法律が出来て、身動きが取れなくなるなんてこともあるかも知れないと思える。内容は堅いのに、キャラが面白くて、凄く楽に読めた。同じ作者の別作品も探してみるかな。
2008.09.15
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今日はとある試験を受けに出かけた。結果はどうあれ、今日で一段落着いたかな。試験会場は県立大学で少々遠かった。会場そのものは前日に下見に行ったりしたわけだが。思わず迷ってしまうほどに広大だった。時刻を本番に合わせて早めに家を出た。土曜日も試験があっていたらしく、直行バスが出ていた。なのでコレ幸いと乗り込んだ。・・・・・・までは良かったんだけど。気がつくとバスの全席が、スーツ姿の女性で満たされていた。・・・・・・なんだ?当たり前の話であるが、試験だからと言って私と同じとは限らない。ましてや日程が違うのだからなおさらだ。彼女達の持っている本には人間の脳や心臓の絵が描かれていた。ついでに私の格好はスーツでもなんでもなく、普通にラフな格好だったので一際居心地が悪かった。後から判ったのだが、どうにも人間看護学の試験だったようだ。ともあれ、そうして一日前とは言え入念な準備を済ませたつもりであった。いざ今朝となって、キチンと同じ時間に直行バスにも乗り込めた。こういう準備が大切なのだ、と改めて実感した。・・・・・・ハズだった。昼食時になって、大変なミスに気づく。当たり前だが、食堂など開いてはいない。そして、予定外だったが、大学周辺にはコンビニも食事処も無かった。事前に来てたのに。構内の会場だけみて、満足した後直行バスで帰った土曜日。昼休憩時間に東、西、北、と。真っ直ぐ延々と歩き続け、途中で諦めること3回。その日の昼食は一杯の缶コーヒーだった。・・・・・・・地味に辛い。昼抜きはほんとに久々だけど、やっぱりお昼ご飯は食べたいもので、多分、あの時の私は値段が2倍しても弁当売ってたら買っただろうな、と思う。事前の準備も抜けがあると意味が無い。準備内容のチェックから始めるべきか。なんとも間抜けな1日となった。
2008.09.07
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どこもこのニュースで持ちきりですね。まさか、とは思いました。この国の首相は、というかこの国は大丈夫だろうか。辞めるくらいなら最初からその椅子に着かないで欲しいのだが、阿部首相に続き無責任と言うイメージしか沸かない。大変な時期に首相になったとは思う。思うが、それを承知でそうなったのだから、もう少し粘って欲しかった。段々と期待出来ない気持ちが大きくなってくる。海外から見てどー思われているのだろうか、日本。というか、改革とか改造とか辞めるにしても投げっぱなしジャーマンって感じで、始めた事は終わらせる、終わらせる気がないなら初めからしない。
2008.09.02
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今夜はデスノートのスペシャル。どんなもんかと期待してみたのだが・・・・・・単に総集編って感じだった。まぁ、こんなもんだろ。でもクオリティの高さはやはり前のままだった。絵が綺麗だし、話も面白い。人間の狂気がコレほど歪に描かれている作品も、そうそうないだろう、と思えるほど、主人公のイカレっぷりが素晴らしかった。人を殺せるノート。それも書いただけで殺せる。殺人以外には使えないけど、殺人が目的の人間に取ってはこの上なく便利な代物。何しろ実際の人殺しには相当なリスクが伴う。まずは実行すること。物理的というよりも精神的にきつい。かなり度胸が要ると思う。想像力の著しく欠如したアホでない限り。尤も、アホは意外と多いものだと、ニュースを見ていて感じるが。それから何と言っても事後処理だろう。どれだけ気を使っても目撃証言一つで終わるし、科学捜査なんかも発達して、痕跡残さずというのはかなり無理っぽいし。誰にもバレテはいけない、気づかれてはいけない。証拠を何一つ残さずに、ペンを走らせるだけで完全犯罪。そんなノートがあれば、殺人も簡単だろうな。しかし、たとえその手で直接殺らずとも引き金を引いたのは事実。大義名分無しには受け入れられないだろう。自分が異端だと感じるのはあまりにもキツい。天才少年だった夜神月は、ノートに名を連ね人殺しになった。その後犯罪者を亡くす世界を作るという名目で次々と裁きという名の殺人を重ねていった。物語の途中で、家族や知人を犠牲にしていくあたり、世界の為云々は、胡散臭い後付の理由に過ぎないように感じる。最初の殺人を正当化する理由が欲しかった。それが行動理由だと思う。しかし、そういう人間臭い醜さに、何とも言えない面白さを感じる。もちろん、途中の推理や駆け引きが最大の売りだけど。デスノート今度一から読んで見るか。
2008.08.22
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一週間前の日記には、クーラーを効かせた部屋でいつの間にか無防備に寝て風邪を曳いた事を書いたが。・・・一週間後の今日も同じ事を繰り返す。ダメダメだなホント。風邪曳かんで良かった。久しぶりに2000円を越える食事をした。この辺はなんとなく気分しだいだが、基本的に、外食は高いほど美味いもんだと思っていたが、思っていたのだが・・・まぁ、当然そんなハズはない。そんなもん、人それぞれだ。つまりは、値段の割りに満足は出来んかった。結局自分好みのものを食べようと思えば、自分で作るのが一番だったりする。それはそうだよな・・・さて何を作るかな。
2008.08.17
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昨日、こっぴどく風邪を曳いた。原因は、クーラーを効かせまくった部屋で無防備に寝たせいだろう。いつ寝たのか気づかなかったが、気が付くと電気をつけっ放しで、頭痛と共に起床。休日の風邪ほどつまらんものはない。勿体無いと無理に動くとしたが、症状は悪化の一途を辿り、結局のところおとなしく、ふて寝することにした。エアコンを最近使いすぎだと思うが、コレがないとなんとも生活できない。馴れたくはないものだが、今年の夏の暑さには、文明の利器に頼る他ない。もう少し気温が下がらんもんだろうか。
2008.08.10
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仕事の都合で、幾分少なめになったが、今日で夏季休暇も終りだ。短いようでもそれなりに骨休め出来たかな。それにしても、実家は、ちょいとばかし高地にあって、隣が山(?)になっているのだが、それと何らかの因果関係があるかはわからんが、変な蚊が発生する。変というか、何と言うか、進化するのだ、マジで。蚊のくせに。帰ってくるたびにパワーアップする忌々しい蚊。一昨年くらいには羽音を全くさせないサイレントなタイプ。去年はそれに追加して、体の色が薄くなり見えにくくなった。今年は、全体的に蚊と言う分類から外れるんじゃないのかと言うくらい小さくなって、ほぼ見えなくなった。しかも、パワーアップは追加されていくようで、羽音をさせない、小さくて色の薄い蚊。ほぼ見つけることが出来ず。喰われまくった。まだ蚊取りや、殺虫剤は有効だったが、来年はどうなることやら。帰省するたびに思う。この蚊は、果たしてココ以外に生息するものだろうかと。我が家ながら実に不可思議だ。
2008.08.03
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なんだと言うのかこの暑さ。寧ろ熱い。熱気を地肌に感じて、不快な汗に気分が悪くなる。しかし、この暑さもココのところデフォルトだ。それなりに生きてはいるが、それでも人類の歴史を鑑みて、瞬きにも満たぬ時間だ。その間に酷く地球は終焉に近づきつつある気がする。子供の時は、30度を越えたら記録的な猛暑だと思ってた。今年は暑かったな、と言う感想だった。そして、今は、30度を越えているのは当たり前、珍しくもなんともないのだ。異常だよな、ホント。地球温暖化ってのも、星の寿命を考えずとも、人間の手によって破壊されて来たものは多いように感じる。石油がなくなるのも、その石油によって害が出るのも、人間以外の動物に取っては預かりの知らぬところだ。この先、子供の代、孫の代になった時、果たしてまともに生活できる環境なのだろうか。年金問題とか、その他日本の背負っている多大なる借金とか、先代のツケはいつだって誰かに押し付けられる。何かせんとマズイよなぁ~。とは漠然と思うのだけど、さてどうしたもんか。兎に角、暑い。この先、もっと暑くなる。来年はさらに、だ。はぁ~。気が滅入るな、ホント。
2008.07.23
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同じタイトルの本多孝好先生の作品がある。凄く好きだっただけに、ドラマでこのタイトルを見たときはその正義のミカタであるものだと期待して、実際全くの別物だと知ったときは落胆した。が、ふたを開けてみればこのドラマ。今のところ週で一番好きなドラマだったりする。面白すぎです。美人で頭がよく、意思の強い姉。しかし、その実態は、食い意地が張ってて、どこまでも自分本位、メンドクサイことは大嫌いで、敵には一切容赦しない。一日一悪をモットーとするような姉は、どういう訳か悪事は悪運で捻じ曲がり、どんなバタフライ効果であろうか、人々に正義のミカタと勘違いされている。姉の真実を知る第一人者にして、尤も被害を受けている妹。舎弟のようにコキ使われ、酷い目に遭い続けている。絶対の姉には逆らえず、結果、行動力の凄まじい妹になっている。姉の我侭、それに奔走させられる妹、何故か結果的にハッピーエンドになり、正義のミカタと認識される姉に、とばっちりでいつも酷い目にあう妹。面白い。と言うか、完全に嵌った。
2008.07.16
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わらび餅。昨日の話になるが、前に百均で見かけて面白そうだから買ったものの。そのまま放置していたわらび餅の粉と黄粉。時間と興味が載ったので、試しに創ってみた。半透明でブヨブヨした塊。スタイムみたいなモノが、鍋の中で固形化していく。あまり食欲をそそる代物ではなかった。手間の割にさほど美味しくなかったし。コレは私に原因があるのかもしらん。食べるとああ、確かに市販されてるアレと同じ味、感触だなと思うけど、量が多すぎて気持ち悪くなってきた。過ぎたるは及ばざるが如し、だ。興味本位で作ったものの、そもそもそんなに好きではなかったと気づく。料理は好きなものを作るに限るが、思いつきだけでやると時々遣る瀬無い気持ちになる。大量の失敗作を前にした時の、捨てるか、責任持ってもう少し食べるか(完食の選択肢は無い)そうやって迷ってる時にふと空しくなる。久しぶりに(?)生ゴミを生成したな。自重しよう。ゴミは言いすぎだが、わらび餅なんて大量に食べるもんじゃない。バケツプリンより酷いものだ。
2008.07.14
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―魔が差すと言う言葉がある。悪魔に心を奪われたように、自分でも信じられない行動を起こす。とか、そんな感じの意味合いだったと思う。腕に止まったモスキートを叩き殺す為に、銃を押し付けて撃鉄を引く。扇風機を指で止めるように、チェンソーの回転に指を突っ込む。傍から見て、と言うか本人の意識を持ってしても、頭大丈夫?と言いたくなるようなアホな所業を、やった1秒後に後悔するようなアホな事をやってしまう。痛い目を見てもごくたまに似たような事を繰り返すのは、本当にアホだからか、それとも痛みを忘れているのか(それはアホだろ)とにかく、語りたくも無いようなアホな真似をして、痛い目にあってる夏の夜。人間の身体には鉄分が循環しているんだと、鉄の味を感じながら黄昏る。物理的に痛い目にあうと、ダメージは2倍だ。今日は日が悪い。とっとと寝よう
2008.07.10
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いろいろと物価が上がってきたが、食材とか、生活用品とか、ガソリンとか、日々消費するようなものはチクチクとダメージがくるな、値上げの。昔、日本米がなくなるようなデマに踊らされていた時に、タイ米が流行ったりして、国産は優れる、外国製は粗悪品だ、見たいな印象を持ってる人もけっこういた気がする。実際、お肉とかも国産は高く、外国産は安い。それは安全基準とかがズボラで信用できない外国産ときっちりと基準を満たしている国産との違いだろうけど。育て方からかなり違いますからね。それはいいとして、肉の中でも牛、豚、鳥と様々だが、どれがいいのかは好みによるものとして、とりあえず一番高いのは牛肉で、一番安いのは鶏肉じゃないかと思う。だからといってそれは、鳥より牛が優れているワケではなく。何の料理に向いているかという違いではないかと思う。タイ米にしても、日本米と比べてパサパサした印象があるけど、カレーライスなどに用いる分には、日本米よりも向いているとか何とか聞きかじった事がある。グラタンを作ってみたのだが、その材料に、本では玉葱、鶏肉、マカロニって感じで書いてあったのだけれども、国産牛肉(ちょい高かった)で作った。鶏肉と書いてあった理由がよくわかった。相性最悪だ。凄く損した気分で凹んだ。なんて・・・もったいない。苦い教訓として受け入れよう。とりあえずアレだ、先人の言うことは吟味すべし。
2008.07.08
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悪夢のような長い一夜が去った。本の些細な失敗から陥った事態であるが、これほどまでに致命的だとは泣けてくる。どこのご家庭でも置いてある(と思う)アレが、ほんとに必要であり、また使う機会があるだなんて夢にすら思ってなかった。ただ、アレを思いついた人に感謝をささげたい。あんた、天才だよ。昨日のことであるが、トイレが詰まった。原因は私の横着さ加減によるものである。シンクタンクから水がこぼれて、トイレの床が水浸しになったのだ。罅が入ったとか、破砕したわけではなかったのが幸いだが、床の水を処理するのは面倒だった。通常であれば雑巾を使うものであるが、トイレに流せるタイプの紙(掃除用品)を大量に消費して処理した。拭く端から便器に投げ捨て、まとめて水に流したのである。・・・当然流れなかったわけであるが。24時間遡れたら、昨日の自分を殴りたい。アホか。トイレが使用できない。計り知れないダメージだ。半泣きでインターネットを検索し、ラバーカップと言う必須アイテムを知った。ああ、アレだ。学校の掃除の時間に何度も見たアレだ。実家でも見た気がする。ラバーカップなしに無駄にあれこれした結果、上記の紙が、完全に分解したゲル上の状態になり。固形化して、詰まった。事態悪化ってヤツだ。ラバーカップを探しに出かけたのは日時が変更しようかという時だった。まぁ当たり前であるが、そんなもんコンビニやスーパーじゃ売ってなかった。線路が事故かなんかで延々となり続け、ショボショボと帰る道すがら、足止めを喰らってひたすら不景気な溜息を吐いた。本日、帰宅してスグにラバーカップを捜し求め、入手。問題は5分か10分くらいで型が付いた。コレを発明したヤツは天才だ。最悪な危機を脱した。自分の招いた愚かな状況を打開した。マイナスを帳消しにした。それだけだが、非常に清清しい気分だ。もう2度とやらん。ああ、もうホント、くだらねぇ。
2008.07.02
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平日はあまり自炊と呼べるほどの料理を作ったりはしないのであるが、休日はその分、結構作ったりする。で、石油価格の高騰に伴う日用品、食材の値上げも結構実感してる。コンパクトになったり、高くなったり。売ってる側で工夫しようにも限界があるから、コレばかりはどうしようもない。もう絶ってから何年かなるが、タバコもぐんと値上げしている。ある程度は仕方ないが、これがどんどん国民に負担を強いていく方針、税金上げたり、只だったものを有料化したり、無いなら、もっと取ればいいなんてコンセプトで政治家に動かれてはたまらない。目に見えて無駄に使ってる部分があるのは、納得できないから。私も責任感のある人間とは言えないが、国家は国民の税金で賄われている以上、国民にはある意味顧客としての権利はあると思う。自分達の払ったお金がどういう使われ方をしているのか、コレに幾ら、アレに幾らと、大雑把にでも明確化してくれれば、納得できるのだけれども正直、政治家なんて面倒くさいだろうし、それは一企業の管理職にしたってそうだ。旨みが無いとやってられない。だろうが、そんな考えで、コレくらいやっても罰は当たらんだろうと勝手に経費を使われては困る。福田総理の大幅な経費削減の骨太改革・・・正直、今更?ってくらい遅すぎる対応であるが、どれくらい本気でやってくれるやら期待出来ないでいる。無駄を絞ってもっとスリムにする必要があると思う。正直、議員にしてももっと減らしていいと思うし。どうなるんだろうか。
2008.06.28
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自殺と言うものについて、個人的な感情はさておき、最終的には自由意思だと思う。生きたくても生きられない人が居る。その人の前で自ら死んで見せるのは、栄養失調の子供の前で、味が気に入らないとパンを捨てるようなもんだ。自覚の無い暴力だ。しかし理不尽であろうとなかろうと、持っているものには棄てる権利が有り、持たざるものには得ることが出来ない。どうしようもなく厳然たる事実だ。だけどまぁ、勝手にしろとは言ったものの自殺をするにもルールと言うものがある。マナーと言い換えた方がより分かりやすい。人は一人で生きていけない以上、其処には関係がある。相互援助の関係だ。特に子供を初めとした非保護者は多大なる借金を親にしている。そう言った恩を還さぬ内に死んじゃうのは甘ったれた精神だと個人的には思う。親や親しい人が悲しむだろう。だけど、ソコもまぁ良いものとする。何より考えるべきは何処でどう死ぬか、だ。後の事を考えないどアホぅは、迷惑極まりない死に方をしてくれる。飛び降りなんかも最悪だが、一番ダメなのは電車に対する飛び込みだ。コイツはもい嫌がらせだろう。JRに対する捨て身の抗議なんかも知れない。成程ね、実に効果的だよクソッタレ!仕事を終わらせて、帰ろうとしたら、電車が一時間も足止め、快速も打ち止め。遅れに遅れてきた鈍行電車は、息苦しい程人間にまみれてた。電車が遅れている理由は、人身事故だ。死人を悪くは言いたくないが、最悪だろ。いるかとうかは知らないが、遺された家族は可哀想過ぎる。秋葉原事件の加害者の両親がマスコミに晒されていた映像を思い出した。咎を受けるべきアホのせいで必要以上の責め苦にあう。私はマスコミの無神経さと、視聴者の無責任な処にたまに嫌悪感を抱くことがある。それは、時に被害者の家族まで被害を及ぼすモノだと思う。話が脱線しすぎて何の話だか分からなくなった。とにかく、飛び込みは最悪だと言うことを結論としよう。携帯電話でこんな文章を打てるくらいには、私の貴重な時間を奪ったのだから。
2008.06.17
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電撃文庫:全6巻。予想以上に面白かった。タイトルどおりにオカルト的な話であったが、途中で起きる事件や、特殊なルールを用いたゲームなどで、推理を披露していくパズル的な要素も楽しめた。ある事故で一生モノの大怪我を負った少女を助ける為に、わずか8歳の少年は召喚魔法により悪魔を呼び出した。悪魔は特殊な体質の少年にいたく興味を持ち、その魂を欲したが、少年の願いは魂を取るには弱すぎた。そこで悪魔が持ちかけたゲーム。少女の足の怪我を治す契約の代価として、少年の感情の一部を貰う。恐怖と緊張・・・人間の生存本能の根幹にある感情だ。ゲームでは、契約の後少年が人間に化けた悪魔を探し当てる事が出来れば少年の勝利で奪った感情を返す。ゲームの最中に少年が死ぬことがあれば、悪魔の勝ちで少年の魂を頂く。鬼ごっこの条件は下記1:悪魔は少年の半径10km以内から離れることが出来ない。2:少年は人間に化けた悪魔の身体の一部に触れて、悪魔の名前を呼べば勝利。悪魔を蹴り殺せる身体能力を誇る少女。あらゆる状況に動じずに笑い続ける少年。彼らの知人として近くから観測する悪魔。少年や少女に惹かれて、近づく別の悪魔。高校を舞台に繰り広げられる悪魔のゲーム。実に面白い。辛いことがあるから楽しいと思える。悲しいことがあるから嬉しいと感じる。人間の感情は起伏があり、相反する感情は互いが在るからこそ認識出来る。恐怖と緊張・・・感情を二つも奪われた少年は、自分がいずれ何も感じなくなり、死に至るであろう事を予測していた。以前好きだった食べ物が夕食に出てきた→と、言うことは嬉しいハズだ→喜ぼう。親しかった友人が怪我をした→悲しいし心配なハズだ→気を落そう。日々無味無感想になっていく感情に、人間味を失っていく自分に、絶望を感じながらも、演じ続ける日々。お気楽そうに、にこにこと、笑顔を貼り付けた少年の絶望的な心の内に凄みを感じた。ネタバレっぽくもあるが、エンディングはハッピーエンドで何よりだった。悪魔を如何に出し抜くかと言う【悪魔のミカタ】のような展開も好きだ。
2008.06.14
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暑い夜が続く。梅雨という季節は兎に角湿度が上がって適わない。このどうしようもない不快感が日本の夏って感じであるが・・・さて、大きく振りかぶっての最新刊が出ていた。小説のバッテリーにも嵌ったが、やはり野球は好きだな。傍から見れば赤面したくなるような青春ドラマであっても、スポーツをやってると、結構あったりする。後から思い出すと恥ずかしくなるような感じもあるが、何事も一生懸命と言うのは見てて気持ちいい。むろん、やってる側も不快じゃないだろう。キツかったり辛かったりもするが、平日の無い日曜日に何の魅力も無いように、キツい後に楽できたり、辛い経験の後の楽しさは、格別である。と言ったところでバッテリーの続きが見たくなってきてる。やはり買うか・・・そもそも4巻は出ているんだったっけか?
2008.06.09
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今ドラマでもやっているあさのあつこの作品。野球少年ドラマだ。木曜日にやっているようだが、興味はあったが、見ていなかった。次回で最終回一歩手前だったりするのだが、たまたま図書館で借りて読んでみたところ、嵌った。電車で読んでて、集中しすぎて、自分の駅を通り過ぎ、終点が近づいて焦った。乗り過ごし・・・久しぶりだ・・・何年ぶりだろうか。私も昔は野球部だったし、ある程度のスポ根チックな青春ドラマも覚えが無くもない。しかし、これに出てくるピッチャー巧は凄い。大抵のピッチャーは何らかの癖が強い人種だ。寧ろお山の対象の方が向いていると思う。巧は自分の球は世界に通じると思ってるし、大の大人でも打てっこないと信じている。我の強い、強すぎて社会では扱いづらい自信家の巧。人の心を理解し、巧くリードできる豪。このバッテリーは熱いっっもう2巻まで読んだのだが、このテンションの続きが見たい。こうなったら買おうかな。
2008.06.03
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昨日は二日酔いの朝に、賞味期限が過ぎそうな食材があったので痛む頭で料理を作っていた。たまたま材料を見て、勘で創ったのだが、それが大失敗だった。ごくたまに興が乗った時には、創作料理をしたりもすることがあるのだが、今回のはいささかやり過ぎた。途中で調子に乗りすぎたなと思って、慌てて変更修正を加えた結果、かつて無い最悪な朝食が出来た。滋賀4号・・・コレまでの作品をぶっちぎる生ゴミだった。以上の失敗を踏まえて今日は本を見ながら真面目に作ってみたりする。中華系というのも珍しいが、最近の本はわかりやすくていい。比べるまでも無くプロのレシピ通りに創った料理はまともだった。次からは思いついても行動前に一呼吸置こう・・・と、常々反省している気がする。
2008.06.01
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無駄に忙しい今日この頃。 暇よりマシなんだけど、もうちょっと時間が欲しい気がする。 飲み会の会場に遅れて馳せ参じる。 これってかなり失礼にあたると、何かのルールブックにあったような気がする。 会社の飲み会ってあまり楽しいイメージが無い。 上司達に囲まれたら、あまりリラックス出来ないようだ。 いまから遅れて登場するとなると、胃がキリキリとしてくる……ような繊細な神経は持ち合わせていない。だからこそ、余計に油断ならない。 前にも上司をかなり怒らした記憶がある。 まぁ、ロクナモンじゃないね。 などと言ってる間に飲み会が終了した。 予想以上に楽しくなかった。 遅れて来た私に用意されていた席は、皆がとても嫌がりそうな席だった。 遅れて来た愚者には当然の席だろう、ババ抜きでババを引きたがる人はいない。 そして皆で仲良く終電に揺られる。 ………なんだろう、この倦怠感は………年をとった証拠か? アルコールのせいだろうか? 無性に眠い。 このまま終電で寝るのは非常にマズイ。 マズイとわかりつつ眠ってしまう。アルコールの摂取が予想以上だったようだ。 こらうなったら仕方がない。 次に目覚めた時に、寝過ごしてませんように(結局寝る)
2008.05.30
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宣告どおりにお好み焼きを作った。お好み焼きのいいところは、材料その他を好き勝手にしたところで、さして失敗しないところだ。つまりは、トッピングが楽しい。タコとかチーズとかオクラとか、あまり見ないようなバリエーションも出来るし、味もなかなか美味しかった。結構な量を創ったんだけど、実際は500円くらいしか使ってない。人件費や設備なんかもあるだろうけど、先の日記に書いたお好み焼き屋は納得できんなァ。まぁ、でもこうして自分で作る気になったわけだし、ちょうどいい切っ掛けになったと言えなくもない。二度とはいかんが。そういえば、滋賀に来たばかりの頃も、似たような経験をしてしばらくお好み焼きを焼くのに嵌った気がする。つまり・・・こっちに着てから美味いお好み焼き屋は見つけてなくね?大学の時は近くに美味しい店があり、頻繁に足を運んでたんだがこっちでももうちょっと、まともに店探しをするか。
2008.05.24
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お好み焼きを食べた。店で食べると外れが多いので、普段は自分で作るんだが、たまたま目についたので寄ってみた。結果だけいえば外れも外れ、おお外れだ。自分で焼くセルフサービスが売りの店、そのスタイルは特に珍しくもないオーソドックスなものなんだろうけど量が圧倒的に少ない、あまり美味しくなかったのは焼いた私のせいだろうか?まぁ、それはあるんだろうけど・・・何より高い。というか1,000円って大層な代物じゃなかったな。しかしその、しょぼいお好み焼きの印象が残って、とても悔しい気分だ。この残念な気持ちは、凄いムカつくな。今週は自分で作るとしよう。たまに外食するのもいいが、事前調査は有る程度しとくべきだな。歯医者の時も、理髪店の時も、割と面倒くさがりの性分を自覚させられる。治すべき悪癖だよな、実際。やり始めると凝り性なんだけど、やると決めるのをめんどくさがる。
2008.05.21
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西尾維新の最新作、化物語(上、下)に続く作品。順序としては、化物語の前にくる作品だが・・・改めて、凄いです。西尾維新。たった3冊だけど、戯言シリーズよりも好きかもしれない。化物語どうよう怪異が前面に出てくるストーリーだけど、今回は、ずいぶんとわかり易い怪奇現象。吸血鬼を助けた男と、男を吸血鬼にした女。流されるように流される男:阿良々木暦瀕死の吸血鬼を憐れみ、自分の命を差し出すつもりで助けたものの、吸血鬼を助けると言う行為がどういった結果を生むのか、後半になり思い知らされる。吸血鬼や賞金稼ぎ(と言うか吸血鬼バスター)なんて非常識な存在が出てきたのにも関わらず。最初から最期まで、終始【正しいこと】を言い続ける人間の委員長の方が異常だった。彼女は、結局のところ、今回のヒロインなんだろうか。全体的にアップテンポで、所々で派手なバトルシーン。初めてガンダムに乗って戦うアムロ。そんな感じで、持て余し気味の吸血鬼パワーを使って、賞金稼ぎと戦う学生というコンセプトが実に面白かった。「お前が明日死ぬのなら、僕の命は明日まででいい――お前が今日を生きてくれるなら、僕も今日を生きていこう」最期の台詞が威容にカッコよかったのが印象的(ってネタばれになるな)
2008.05.18
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久しぶりに日記を書く。長い長い連休も終わった。地元と言うのはどんだけ離れてても懐かしいと言うか落ち着くと言うか。故郷とはこんなもんだったろうか。かなり骨休めが出来た気がする。変わってないようでいて、所々が変わっていた。面白くもあり、物悲しくもあった。市が合併したり、商店街が取り潰されたり、その内いろんなもんが無くなって、いろんなもんが建つのだろう。建物だけじゃなく、人も死んだり生まれたりで移り逝くのだろうが建物と比べるとスパンは長いと思っている。・・・が、祖母ちゃんだっていつまでも元気ではいられないだろう。思ったより元気だったけど、確実な老いを感じた。家で一番元気な人だったし、一番怖い人だった。それだけに悲しいものがあるなぁ。
2008.05.08
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今日始まったドラマみたいだが、トリックそのままな雰囲気が大いに気に入った。石原さとみの教師役が凄すぎる。2重人格・・・などではなく分厚い化け猫を被った美人教師。本性は金にガメつい横暴な女。有名進学校で頭はいいが、騙されやすい馬鹿3人。その3人を下僕のように、コキ使い、金が絡めばはた迷惑なまでにやる気を出す教師。実にユーモラスな作風だ。というか、トリックそのままな雰囲気が好ましい。こういうアホっぽいドラマは肩の力が抜けていいな。
2008.04.18
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薄々そうじゃないかと思っていたが、位置がおかしい。これは歯ではなく、骨だろう。口の中の骨が、剥き出しになっている。何故だ?骨が生えてきた?ワケではないだろうから歯茎が減ったのか?歯を抜いたのが関係有りそうではあるが、しかし、これは歯医者の領分なんだろうか。外科でなく内科的な問題だったら、治療に時間が掛かりそうな気がする。しかし、ハッキリ言って一刻も待てない。痛いとか言う段階は昨日の時点で通り過ぎている。触っていて改めて思うが、この骨は鋭すぎる。骨製のカッターだ。舌が常に傷つけられ、血の味が非常に不愉快だ。何より食事が痛い。ついでに会話も結構痛い。と、歯医者に行くまで結構不安が多かったのだが、偉くあっさりと片付いてしまった。麻酔を掛けてゴリゴリ削って、ほんの5分程度で終わった。特に珍しい事でもなく、治療してくれた先生も何度と無くこなしているらしい。まっとうにご飯を楽しめる。なんつーか、素晴らしくいい気分だ。降ろし立てのパンツを履いた時の爽快感に似てる。病気になって健康のありがたみがわかる。眼鏡を掛けてから、視力について考える。普通に食えるって、いいな。
2008.04.05
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1ヶ月くらい前だったかそんくらいに下奥歯の親知らずを抜いた。親知らずと言うのは、歯の端っこに一つずつあり、合計4つと言うを聞いた事がある。つまり多くとも5回抜くことは無いのだ。今週に入ってから、急に口内炎が気になり始めた。場所が舌だっただけに口内炎なのか判らなかったが、舌が傷ついていて、常時痛んだので、そうなのだろうと思っていた。ほっとけば治ると知り合いには言われた。寧ろ、口内炎ごとき出病院には行かんだろう、と。まぁ、そのとおりだと納得していたわけだが。痛みは一向に治まらない処か、日に日に増してきているように思えるのは、果たして気にしすぎなのだろうか?我ながら鈍いとは思うのだが、舌が傷ついている本当の原因に今日気づいた。傷が塞がる訳が無い、いつも傷ついているのだから。下顎の側面、歯よりかなり下の位置に、骨のような歯が生えていた。あるいは歯のような骨だろうか。磨製石器みたいに鋭く硬い。指で触ってみたが、肉を切り裂くのに十分な鋭さだった。意識してみたらよく判る。下が動くたびに突き刺さっている。痛すぎるよ、マジで。歯か、骨かはわからん。歯医者に行くべきか、病院の管轄なのかも。コレが万一親知らずであれば、ここから深く肉を抉って・・・・出さなければならないのだろうか。きっと痛みでショック死するに違いない。しかし、骨が肉を突き破ってきたと考えれば、それはそれで怖い。もっとも不味いのは自分で弄る事。明後日、とりあえず歯医者に言って相談しよう。ああ、憂鬱だ。
2008.04.03
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いつからか正確に意識したワケではないが、どうにも舌の裏側に傷が出来たらしい。場所が場所だけに確認が難しいが、ここ数日間、ご飯を食べるたびに痛みが走る。美味しいご飯が楽しめない。コレは、不味いご飯を食べるくらい嫌な感じだ。舌だろうが唇だろうが、口内の傷は、口内炎と呼ばれるアレと同種のものだろう。コレくらいで病院いくのもアホラシイが、どこの科にあたるのか市民病院に電話をしてみた。科は、まぁ口内科とかそんなんだろうけど、市民病院にはそれは存在していなかった。結構大きな病院なのに・・・普通は無いのだろうか?口内科。私の住む町は、病院が無駄に多い(癖に赤字経営)なので探せばあるんだろうが・・・口内炎の薬は歯医者で貰えた記憶があるが、流石に歯医者で診察をすると言う話も聞いたこと無い。診て貰ったところで治るとも思えんし、しかし、この痛みは何とかならんものだろうか。ご飯を口に運ぶ時は美味いと感じるのに、咀嚼していく過程で、コレって何の拷問だったっけ?と考えてしまう。・・・・・・・・・やはり、一度どっかで診てもらうべきか。
2008.03.31
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この1週間。何やらごたごたがあって、戸惑ったが、まぁ、ようやく落ち着けた。変化は嫌いじゃないが、急激なモノはいろいろと面倒があっていけない。生活サイクルが戻ってきた処で、久しぶりに料理でもしようかと思って、具材のストックを見てみたのだが、前に芽吹いたと言ったまま放置していたジャガイモが、どえらいことになっていた。う~・・・まぁ、春になったと言う事だろう(違う買い物は小まめに使い切る量を、基本ですね。などとプライベートな事情はともかく、もう4月になるのであるが、それに伴いテレビ番組も、特にドラマアニメは最終回のオンパレード。OOガンダムなんかは、死亡フラグ乱立が目立っていた。そういえばいくつかのドラマは最終回を見れないでいた。新番組の情報も入ってきたが、CHANGE、猟奇的な彼女、バッテリー・・・くらいか、パッと目を引いたのは。
2008.03.29
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昨日は、飲み会があった。会社のだ。飲み会と言ってもアルコールがメインのものではなく、ごく内輪でやる気楽なものであったのだが。来週には抜ける同僚の栄進を祝って、と言うカンジの口実で開かれたのだが。幹事が探してきた店のチョイスが凄かった。昭和食堂。もろ昭和のまま止まってしまったような空間がそこにはあった。私だってそんなに昭和を知っているわけでもないが、なんとなく空気は分かりというか、そもそも私の住んでいたど田舎は、そんな古臭い店のオンパレードだったのだ。JRも黒い煙を吐いて走ってたからな。トンネルで窓を開けると大顰蹙モノだった。ポスターもすんげぇ古いし、畳張りで障子と襖に囲まれたレトロな空間。襖にガムテープが張ってあったり、妙に傾いて開けにくかったりするのは仕様だろうか?さして明るくない蛍光灯の下で、力道山とか古そうなポスターに囲まれ飲み食いする。同僚は結構年のいった人も多いので、皆、妙に懐かしそうな顔をしていた。まぁ、昭和ヘッドの女将さんのポスター(麒麟麦酒)の下の方に小さく【www・・・】などとHPが書かれていたのを発見したときは妙に虚脱感を覚えたが。ラムネとか懐かしい品がいっぱいあ合ったが、流石に知らない品の方が多すぎた。カクテルの【がちょーん】とか、良くワカンナイ料理(頼んでないので)【とんちゃん焼き】とか、ネーミングセンスもそれだけでお腹一杯になりそうな感じだった。思い返せば、実家の、一番最初の家は、ああいう雰囲気があった、ような気がしなくも無い。新しさを捨てて、古さで勝負する。発想の転換と言うかなんと言うか。以前、就職活動なんかで自己PRを考える時に思ったが、長所と短所は紙一重で、捉え方次第だ。発想の柔軟さ・・・これは大事だよな。とりあえず、暇が出来て、近くに寄ったらまた行って見たい、そう思う店が一軒増えた。
2008.03.23
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昨日のことであるが、来週末に引越しをする同僚を手伝いにいった。運び出しの際に、前の部屋と今度の部屋を見せてもらったが、環境が全然違っていた。っつーか、前の部屋は構造上考えて作ってんのか?と言うほど違和感がある。何しろ玄関開けてすぐの狭い廊下にキッチンが据え付けてあるのだ。これはかなりきつい。そりゃ引っ越したくもなるわな。実際、冷蔵庫や洗濯機は抱え上げて出ないと運べなかったし。県内の引越しだけど、それなりに遠い。同僚はレンタカー(引越し用のごっついワンボックス)を借りて来ていた。なんというか、結構手馴れているな。冷蔵庫や洗濯機、食器棚など、1人じゃ難しい重たい荷物だけ手伝った。私と違い、同僚の休日はその日だけでなく、数日削られる事になるだろうな。私の手伝いは午前中に終わり、ついでに昼食とバイト代を奢って貰った。こういう手伝いなんかで金銭が絡むのは苦手なのだが、この辺は社会人って事か。その同僚の引越し先の駅に用事があったので、その場で解散。目的地はその日開通するハズの駅だったのだが。引越し手伝いの為、手ぶらで出歩いていた私は、財布と携帯しか持っておらず、地図を入れっぱなしにしておいた鞄の事が頭を過ぎったが、勘だけで目的地を探す・・・最終的には人に聞いたり、だがああ、久しぶりなもんで忘れていたな。私はかなり重度の方向音痴だった。3駅くらい歩いたか・・・腹ごなしの運動としてはなかなか悪くない。最初から、それ目的であれば、だが。思えば、健康診断に行ったときなんか2時間彷徨ってたしな。大学時代は、友人をキャナルシティ(博多駅から徒歩10分)に案内するのに、3時間掛けて、川に落されかけたこともある。行動範囲が狭い内は忘れるが、たまに遠出すると思い知る。新品の駅は、今日から始動であったが、まだ準備出来ていない部分もあり、長いすや灰皿なんかを移動したり、制服姿のおっちゃん達がせっせと働いていた。暑い中ご苦労な事である。それにしても暑い。少し前まで冬前回の気候で、雪まで降っていたのに、最近の気候は暖かくなって、春そのものだ。買い置きしていたジャガイモから緑の芽が吹き始めたのだが、コイツは早急に処分しなくては(確か毒だったような気がする。衣替えするかな。
2008.03.16
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真夜中の5分前本多孝好さんの作品ですが、相変わらず飛びぬけて良作だ。Aパート、Bパートの2編からなる大作。シュールな人間関係と、個々人の命題とも言うべき特徴が自然に読者を読み進める加速力を持っている。登場人物の1例を挙げれば、ある人物のジレンマが凄く、残酷なまでに、面白い。この作品である双子の姉妹が出てくる。彼女達はただの双子ではなく、遺伝子レベルで完全に一致する世にも珍しい双子。全く同じ顔、身体、性格、運動神経に頭脳・・・二人でいるのが当たり前、互いに何を考えているのかもわかる。好みも完全に一致するし、他人には、親でさえまず区別が付かない。これはもう双子というよりクローンだろう。私は双子じゃないがクローンについていくつか想像できる。さて、自分と全く同じ存在がそこにあったら、人間はどういう行動に出るだろうか?例えば片方が成績が良かったら、劣等感に苛まれるかも知れないし、あだ名はA、BのB君にされるかもしれない。しかし、頭の良し悪しにしてもそれは個性だ。個性がある、違いがあるというのは、即ち互いに違う存在であると言うことだ。世界を2つに分けるとすれば、それは自分と、それ以外だ。しかし、全く同じ存在があれば、それは即ち自分であり、他人ではないのだ。より簡単に言えばそれはスペアであり、自分が世の中から消え去っても、全く支障なく機能すると言うことだ。周りの人から見れば楽しいだろうが、親しい人には混乱の元だ。ましてや当人だったら?どうだろうか?きっと憎いとも好ましいとも思わない、当たり前の存在なのだろう。好きだったり、嫌いだったりしながら付き合っていくだろう。私だって、たまに自分事が嫌いだし、時には好きになるときもある。そんなもんだろう。物語に登場する双子には一つの命題が与えられた。他人を好きになってしまったのだ、共に生きたいと思えるほどに。妹が連れてきた彼氏を見て、姉は狂える様な恋に落ち、その瞬間に失恋をした。妹が結婚する。自分が心のそこから望む彼と。そして、自分が絶対に彼を手に入れることが出来ないと識る。結婚する前に、あるいはした後に彼を手に入れる?無理だ・・・妻と全く同じ存在の自分と浮気する馬鹿はいない。もし万が一、妹が彼に嫌われることがあったら?それは自分も同様に彼に嫌われると言うことだ。妹と彼の破局は、自分が世界で2番目に結婚することが出来ない事の証左だ。一つだけ、方法がある。確実に結婚できる方法が妹を殺す事だ。殺して成り代わる事だ。生まれてからずっと、共に過ごしてきた。記憶も互いに共有していて、たまにどちらの記憶か判らなくなるほどだ。職場の関係者も仕事の内容でさえ、知っている。次の日互いの会社を入れ替えて出社しても誰も気づかないだろう。自分の幸せの為に、自分を殺す。極めて判りやすい逝かれた答えだ。何万回と脳内でシミュレートして、何万回と諦め、諦めきれず。動けない姉。物語のキーとなるのは1人の男。感情と言うものを塞き止めたような、人間というカテゴリーに混ざりきれない、人の作った価値や定義に何の意味も見出せない。砂漠で毛布を売るようなおかしな男。姉と男の出会いから、停滞していた物語は決定的に動き出し、加速する。読み始めると、途中で止まれない。前の【正義のミカタ】も鳥肌ものだったが、本多孝好、凄い作家だ。
2008.03.12
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竹の子っつーと一抱えあるドリルのようなアレを思い浮かべるんだが、アレが竹の子供なのかどうかはさて置き、竹の子にも前段階が存在するのであろう。いや、ひょっとしたら全く違う種類なのかも知れんが・・・とにかく、つくしんぼうくらいの大きさの竹の子を店頭で見た。明るい黄緑のすげぇ柔らかいものを、竹の子と書いて売っていた。・・・こんなんだったっけ?私は結構衝動買いをする性質なワケだが、この時もつい、珍しさが手伝って買ってしまった。本来であれば、どちらかと言うと嫌いな食べ物であったが梅干以外であれば、食べ物で食べれんものは無いわけで、結局のところ巧いか不味いかは調理法によるもの。それで何があったか検索した結果。餃子を作ることにした。最近は中国の不祥事なんかで、冷凍食品が危険視されている。まぁ何が入ってても客は気づかんわな。医者もそうだし、商品関係もそうだが、こういった職業には絶対の信頼関係が必要だと思う。この前、歯医者に逝ったわけだが、先生の腕、人格を信頼できなければ口の中にドリルや刃物を入れさせるわけにはいかない。(まぁ腕はさほど信用してないが、常識はあると信じていた)椎茸、挽肉、ニラ、ネギ、キャベツ・・・斬ったり混ぜたりで具を作るとこまでは、良かったんだが。いざ皮に包む段階になると、この作業がかなり苛立つ。ちまちまと下手くそに詰めていく様が、もう発狂しそうだ。私は具は多い方が好きなので、つい詰めすぎてしまい破ったりはみ出したり1セット作ったあたりで限界を感じ、ここから他に転用できないか、そんな事ばかり考えてた。ハンバーグ、ツミレなど思いつきはしたものの、どれも失敗・・・結局ちまちま詰める作業に戻る。思い付きを実行するまでのフットワークは軽いのだが、その前段階で、結果を予測したりすることをめんどくさがる。我ながら最悪な性癖だ。少しは態度を改めるよう心掛けよう。3つ子の魂百までっつー諺もあるように、かなり無理臭いけど。成果物として、餃子はなかなか美味かった。・・・が、しばらくは作らん。というか、今日の日を覚えている内は作んないだろうな。つくづく手先は不器用だ。
2008.03.10
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西尾維新の最新刊が出た。『零崎曲識の人間人間』いーちゃんシリーズの番外編・・・というか、零崎一賊シリーズの3巻目にあたる。ついこの前、12月間の長編作品・刀語りを読み終えたところだ。西尾維新の作品は私の好みのストライクゾーンだ。以前に作品を掲載いたファウストが、出版停止になって、新しく別の(といっても社は同じでしょうが)雑誌に新シリーズも連載していた、確か『傷物語』だったか・・・それが職業とは言え、大したペースである。本当は、まったく違う内容を書くはずだったんだけど、最期まで書ききったところで全消去という迂闊をかまし、一気に書く気が失せた。何回かやってしまった事ではあるが、ああいう達成感直後の虚脱感はなんだろうか。宝くじを買って、新聞と照らし合わせてたらクジを失くしてた、みたいな。言いようの無い遣る瀬無さが悲しい。とりあえず待望の西尾維新。じっくり読もうかな。
2008.03.09
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ハッシュドビーフのルーを店頭で見かけて、はて、どんな料理だったかと買ってみた。早速作ってみたら、なるほど食ったことはある。ってかハヤシライスと呼んでいた代物だ。おそらくハッシュドビーフが正式名称だろう。昔、そういえば語源が気になって誰かに聞いたことがある。学校の先生か、友人だったか忘れたが、その時に由来を2種類聞いた。ハヤシライスが、サンドイッチのように作った人の名前から来ているという説。サンドイッチはご存知、トランプ好きのサンドイッチ伯爵が、ポーカーの最中に思いつきで部下に命じて作らせたものだと言う嘘かホントか怪しいけど、面白いストーリーがある。ハヤシライスは、林さんと言う人が作ったと言う、いかにも嘘くさい逸話を聞いた。もう一つは、もともとの正式名称はハヤシライスではなく、ハッシュライスが訛ったものだという説。ハッシュライス・・・薄切りのご飯と言うと意味が通じにくいが、ハッシュドビーフから来ているのであれば納得も出来よう。大体が、日本独自の和製英語は結構ある。カレーライスだって正式にはカリーだろうし、what time is it nowを「掘った芋弄るな」と発音していたのだから、入ってきた時代によっては正確な発音など期待するべきではないし、そもそもハッシュドビーフは知らんが、カレーライスだってもはやインドあたりのそれとは全く異なり、日本人独自の味付けにされている。日本のカレーが一番辛いと言うくらいだ。院生時代に食べたCoCo壱の10辛は、とても客に出すものとは思えんほど辛かった。だが、それがいい。(いや、私の好みはどうでもいいが)そういえば、子供の時には、ハヤシライスが嫌いだった。何故そうだったのか判らんが、推測するに甘いからだと思う。何しろ極度の辛党で、辛口以下のカレーを認めてなかったし。改めて食べてみると結構美味しいハッシュドビーフ。食わず嫌いと言うよりも、先入観が根強かった子供時代。嫌いだと思っている食べものは、口にすると反射的にマズイと思ってしまう。そういう事もあったと思う。・・・とは言え、未だに梅干だけは勘違いでもなんでもなく食えない。キノコは先入観も大きかったし、今でも嫌いな食べ物とは思っていても食える。しかし、いつまでたっても梅干は、私の中で食べ物にカテゴライズされない。コレは流石に先入観ではないように思う。何故日本人はアレを平気で食べれるのか、不思議だ。
2008.03.02
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いつもより1時間遅く寝て、いつもより1時間30分遅く起きた。今日は有給を消化する為休みにした。大きな理由は、休暇云々でなく歯なワケだが・・・1週間前の土曜日に抜歯をして、えらく痛んだことを日記にも書いたが、これが実は治まってなかった。って言うか、断続的に続いているカンジだ。普段はそう痛くもないのだが、食事中は楽しめないくらいには痛い。医者が藪だったか、私の歯が厄介だったのかとにかく今日、その病院に行って急遽見てもらった。新党滅却すれば火もまた涼し我慢しろと言うならどこまでも我慢できるが、せめて痛みが何故起きるのかだけでも確かめようと考えた。結果、判明したことは、ドライエアー・・・って名前だったか?とにかく、歯を抜いた箇所には血溜りが出来、それが固まって瘡蓋となるのが正しい症状なわけだが、この瘡蓋作成が巧くいかず、血の塊に穴の開いている状態が出来た。その穴から覗く歯(の根?)・・・こいつに食べ物などの異物が当たると、激痛が走ると言うことらしい。対処療法は我慢するしかなく、痛み止めを貰ったし、なるだけ逆の歯で噛むようアドバイスも貰った。昼ご飯をウィーダーインゼリーにしてみたが、なんとも物足りんと言うか、面白くない。食は人間の3大欲求の1つだ。生物にとって重要であるあるからこそ快楽を伴う。それを楽しめないのは罪だ。しかしある程度はメニューを考えた方が良さそうだ。それにしてももう二度と抜かんぞこんなもん。
2008.02.29
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此処んとこ雪続きで、毎朝白く塗り替えられた冷たい絨毯の上を歩いている。 寒いを通り越して、痛いくらいの冷たさにコノ季節が好きになれない。 冬はつとめて、 早朝の寒さを雅に思う楽しみ方も有るのかもしれないが、 最近は、起床時間が大きく後ろにずれ込んでいる。 夜更かしが過ぎる、と言うのもアルだろうが、寒さによって布団の温もりを手放したく無いと言うのもまた真実だ。 今住んでるとこは、一階にあるので地熱がダイレクトに伝わりやすいのだ。 朝から暖房器具を使うことも考えたが、それはそれで負けた気になる。 嗚呼、春が恋しい。
2008.02.28
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