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昨夜はもの凄い雷鳴と激しい雨。今朝、公園に着くとトウカエデ(唐楓)の葉が、一気に叩き落とされて赤い絨毯に・・・。雨に濡れた葉の美しさに、しばし見惚れました。今日の最高気温は21度。上着いらずのポカポカ陽気の1日でした。
2024.11.27
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2024.11.25 11:14今日は、朝から素晴らしい秋晴れ〜♪久し振りに顔を見せた富士山はこんなに雪が (´⊙ω⊙`)ラジオ体操の時は光が足りなくて午前中に、もう一度写真を撮りに行って来ました。・・・・・・・・・・・トウカエデ(唐楓)寒暖差が大きいからか今年の紅葉は素晴らしいです。陽の光を透かして見る葉は透き通るような赤の美しいこと!今年のトウカエデの紅葉はイロハモミジに負けない美しさです。・・・・・・・・・・皇帝ダリアテニスコートのネット沿いで咲いています。今年は切り戻しされたのか株が大きくなったのか大きい花が咲き写真が綺麗に撮れました\(^^)/・・・・・・・・・・アメリカフウアメリカフウの実
2024.11.25
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ー 人形師・ホリヒロシ展 ー(北鎌倉古民家ミュージアム)会期:2024.9.14(土)〜 2025.1.19(日)源氏物語・藤壺・・・・・・・・・・細雪・谷崎潤一郎 鶴子、幸子、雪子、妙子(左から)顔がみな同じで怖い ^ ^;初期の作品なのでしょうか?・・・・・・・・・・序の舞・宮尾登美子少し優しい表情があってホッ。・・・・・・・・・・人魚の嘆き・谷崎潤一郎南京に住む憂愁のの貴公子北国の冷艶にして水中の妖魔たる人魚に激しい恋をする話。・・・・・・・・・・魔術師・谷崎潤一郎妖麗な魔術師に魅せられ欲望のままに半羊神と化す話。人魚の嘆き、魔術師共に大正期の耽美的な幻想を題材にした作品なのだそうです。・・・・・・・・・・天守物語 ・泉鏡花富姫(左) 亀姫(右)天守物語は白鷺城の最上階に住むという異界の美しい姫とこの世の人間との恋を描いた恋物語。泉鏡花の作品の中でも屈指の名作とされる作品と言われています。衣装や髪飾りが豪華絢爛姫さまだけあって表情も気品がありました。玉三郎さん主演の「天守物語」を歌舞伎座で観ましたが玉三郎さんの妖しい美しさだけがいまでも、目に焼き付いています。・・・・・・・・・・夜叉ヶ池・泉鏡花白雪姫天守物語(左の三体)、夜叉ヶ池(右端)・・・・・・・・・・今回は、等身大の人形だけを掲載しました。小さい作品にも素晴らしい作品がたくさんありました。また日を改めてご紹介いたします。北鎌倉古民家ミュージアム神奈川県鎌倉市山ノ内 392−1☆ホリ・ヒロシさんボムページのプロフィールによりますと、1958年 神奈川県生まれ幼い頃から人形を作り始め、青山学院在学中に「楊貴妃」が創作人形公募展に入選。翌年「福助猿」が日本創作人形協会で最優秀賞を受賞、本格的に人形作家の道に入る。等身大の人形を製作し、自らが遣い自らも舞う一人文楽『人形舞』の創始者でもある。詳しくはこちらをご覧ください。 ↓人形作家 ホリ・ヒロシ 公式サイト
2024.11.24
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円覚寺(臨済宗 円覚寺派大本山)素晴らしい秋晴れ〜♪午後から北鎌倉へ行ってきました。北鎌倉駅の改札を出てすぐ駅から一番近い寺院です。奥に見えるのが山門例年、道路から山門までの紅葉が一番早いです。私は北鎌倉が大好き(╹◡╹)♡日を選べば鎌倉とは大違いの静けさが残っています。石段を昇り、山門をくぐっては見たもののやはり、紅葉には未だ早くUターン。山門から見下ろす紅葉が美しかった(^∇^)円覚寺を後に一番の目的地である「北鎌倉古民家ミュージアム」へ。北鎌倉古民家ミュージアム入り口中庭マユミの実2階の窓から見た中庭一度見てみたかった人形です。古民家ミュージアムなら展覧会の期間も長いしゆっくり見ることができます。実物を見るのは初めてでした。ほぼ独り占め状態で、じっくり見てきました。等身大の人形が幾つもあって妖しい美しさに酔いしれてきました。人形は次回に・・・。
2024.11.22
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6時24分・東の空6時43分・西の空夜明けが遅くなりました。今朝は北風がピューピュー吹いて今年1番の寒さでした。ー ケヤキ広場のコスモス畑 ー楽しませてくれたコスモスもそろそろピークを過ぎました。明るい時間帯に撮りたくて午後から、もう一度行ってきました。トウカエデ数本、固まって植えられていますが何故か、木ごとに紅葉する時期がズレてます。
2024.11.19
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大阪の従姉妹から、東京に行く用があり、会えないかとの連絡が有りました。一もにニもなく了解しました。全面的に彼女のスケジュールに合わせ、16日(土曜)の午後3時前後に品川駅で会うことにしました何せ週末の夕方から夜にかけては、激混みの時間帯です。娘の知恵を借りて東海道新幹線、品川駅改札口で待ち合わせ隣接する「アトレ品川」か「品川インターシティ」へ行くことにしました。早めに行って、先ずは「アトレ品川」を下見。人だらけで、とても落ち着ける場所はありません。少し離れた「品川インターシティ」は、一歩入ると信じられないくらいの静けさでした。 エントランスには落ち着いたイルミネーションと控えめなツリーが飾られていました。ここは、基本的にはオフィスビルですから週末は企業はお休みなのです。各所にレストランや喫茶が入ってていますし迷わずここに決定!タイミングよく従姉妹から到着したとのLINE着信。すぐに迎えに行きました。先ずは、入ってすぐの「タリーズコーヒー」に入りコーヒータイム。実際に会うのは10年ぶりの筈なのに昨日の続きのように会話が弾むのが不思議です。タイムリミット前に切り上げて外へ。娘から聞いていた通り、ビルの中は人の姿はまばらだしどこも広々として、ピカピカで美しく私たちには最高の空間でした。少し早めでしたが、彼女のリクエストに合わせてイタリアンのお店へ。空いていると思ったら、既に予約済みで空いているテーブルは二つだけ。ラッキーでした。もっと色々ご馳走したかったのですが15日のイベントの後、この日は木更津までの行き品川駅前で解散。旅の最後で胃袋も、足もくたくただとのこと。フレッシュトマトをのせたブルスケッタ、ピザはクワトロホルマッジパスタは、「ポルチーニ茸とベーコン、ルッコラの“フンギ アーリオオーリオ” を選びました。コーヒーは外でゆっくり飲むことにして店を出ました。セントラルガーデンのイルミネーションを見ようと外へ出てみると、銀杏の黄葉が美しかった広場は日が暮れてイルミネーションの林でした。広場中央に置かれた大きなモニター画面には「品川国際映画祭」と書いてありました。上映時間には未だ早くスクリーン付近に置かれた椅子に座り新幹線の時間までのんびりお喋りできました。帰り道に駅側からインターシティ品川の建物を撮りました。暗くて分かりませんよね(*^^*)
2024.11.17
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昨日と一昨日と半日ずつ、夏の花を片付けました。一番は1メートル以上に伸びてしまった「百日草」でした。千日紅は綺麗に咲いている株だけ残しました。大きなゴミ袋3ケと、切った枝や茎の大きな束が4つ。今朝、収集に出しました。これだけでも、かなりスッキリして、影になって目立たなかった小菊が庭の主役になりました。↑ ♣︎♣︎マークは、三溪園の菊花展で苗を買った小菊です。↑ ♣︎この菊は、とにかく逞しいです。↑ ♣︎ これは1番のお気に入りです。未だ咲いていない、レモンイエローの中輪も一株あります。忘れるくらい昔からあった小菊とにかく逞しくて、庭中に根を下ろし逞しく咲いています。ご近所さんからもらってさし芽した菊もっと優しい薄紫がかったピンクだったのに、こんなド派手な色が咲きました。↑ 友禅菊(ユウゼンギク)以前は、太陽燦々の花壇の中で咲いてました。花は少ないし葉もあまり綺麗では無かったのです。ある年、移植した記憶がないのにヤマモモの木の下に根を下ろし咲いていました。その場所が気に入ったようで以来、毎年綺麗に咲いています。
2024.11.15
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9月19日庭の花オクラ(トロロアオイ)に花が咲きました。11月14日「実」ができて、カサカサに乾きました。↑ 花オクラの実トゲトゲだらけで、触ると痛いです ^_^;こんな「種」がいっぱい出てきました。
2024.11.14
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☆神座す山の物語・浅田次郎・双葉社・2014年10月25日 第1刷発行・初出「小説推理」<帯の文章より抜粋>少年だった著者が聞いた、伯母の怪談めいた夜語り。それらは怖いけれど、惹きこまれるものばかりだった。切なさにほろりと涙が出る、極上の連作短編集。1.神上がりましし伯父武蔵御嶽山(むさしみたけさん)奥多摩の山中に太古から鎮座する神社があり、母の実家は代々その山上で、神官を務めるかたわら宿坊を営んでいた。東京都だと言われても、俄には信じられぬほどの仙境である。先祖は徳川家康の関東入封を先達した熊野の修験と伝えられ、幕命によって御嶽山に上がってから、伯父で19代目を算えるという話であった。小学生のころ、その神社の神官をしていた伯父が死んだ。父と離別したあと、2人の子を抱えて苦労していた母が恃み(たのみ)としていた長兄である。私はその伯父の死を、知らせがくる前に知っていた。私には人の生き死ににかかわることについては、見えざるものが見え、聞こえざる声が聞こえるのだ。通夜に始まる壮麗な神事が執り行われ、伯父は最後に私と心を通わせたのち、神上がった。2.兵隊宿203高地でただ一人生き残った古市一等卒の話。3.天狗の嫁戦地から命からがら復員した父は、新宿の闇市を足がかりとしてのし上がった。詳しいいきさつは知らないが、若い時分には立川のキャンプに出入りしていたというから、そのあと帰りがてら奥多摩に足を延ばして、宿坊の娘を見初めたのであろう。幾度も通い詰め、しまいには駆け落ちして所帯を持った。ほどなく事業を成功させて、私が物心ついた時分には何十人もの従業員を抱える写真機材問屋を営んでいた。神田の電車通りに本社ビルを建て、新宿の三越並びには小売店舗もあった。しばしば自家用車や営業車を連ねて御嶽神社を詣で、大枚の寄進をしたのみならず、みずから世話人となって講社まで結成した。それで母との駆け落ちの決着をつけたのだろう。ともかくその時代にしか存在し得ない、横紙破りな男だった。毛布一枚貰って復員してきた父には、我がことながら信じられぬ飛躍であったはずで、もしやこれは御嶽神社の冥加かと思ったのかもれない。4.聖(ひじり喜善坊という名の山伏の話。5,見知らぬ少年鈴木畏(かしこ)という名の少年と出会った話。彼は母の伯父で、子供の頃に亡くなっていた。6.宵宮の客篠つく雨の山道を、破れた三度笠に尻端折で登りつめてきた客の話。7.天井裏の春子狐に取り憑かれた美しい娘の話。
2024.11.13
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今年はどこの菊花展も花が少ないとかで行くのを迷っていました。この会場で苗を買った庭の小菊が一斉に咲き出しました。気を取り直して行ってみると思ったより咲いていました。行って良かったです。これまで懸崖や、千輪咲きを造られていた方が高齢化のため辞められたとか花の数はうんと少なかったですがそれでも見応えがありました。
2024.11.12
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ー 港の見える丘公園 ー横浜ベイブリッジ(上段)、港の見える丘公園展望台(中段)↑ 背景の建物はイギリス館建物は山手111番館皇帝ダリアの一種でしょうか・・・。沈水花壇中央の噴水のそばで咲いていました。ー 山下公園 ー昨日は素晴らしい秋晴れ〜♪大車輪で家事を済ませ用を済ませたあと、そのままJRで石川町駅へ10時半には港の見える丘公園到着。人も少なく、のんびり庭園を散策。バラに拘らず生き生きと咲いている花を撮って来たら赤と黄色の花ばかりでした(╹◡╹)♡
2024.11.08
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ー けやき広場のコスモス畑 ー↑ こんな変わった花も公園のスタッフの皆さんが9月初旬に種を蒔かれてから、早や2ヶ月背は低いもののポツポツと咲き始めました\(^^)/花のピークは、もう少し先かと思いますが待ちきれずに掲載しました。春は色とりどりのチューリップ畑夏はひまわり、秋はコスモス季節ごとに変身して毎朝、楽しませてもらっています。
2024.11.06
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ラジオ体操会のお仲間、K.Y.さんが主宰されている陶芸教室の作品展がありました。彼女は、日本伝統工芸展で入選された経歴をお持ちの、陶芸家であり、何冊かペン画の本を出版されているペン画作家でもあります。写真は、門〜玄関までのアプローチ風景・・・・・・・・・・・・・・・・・・ー 作品展・会場 ー今回の作品展のテーマは「おてしょ皿」漢字で書くと「御手塩皿」小さくて浅い小皿のこと。私には、とても懐かしい言葉です。子供の頃、「おてしょ」と呼んでいました。横浜では使わないようで私もいつしか「小皿(こざら)」と呼ぶようになりました。ここから先は、先生のコーナーです。 余りにも沢山あって、写真の整理で大混乱。全てをご紹介できないのが残念です。お部屋の設えも素敵で差し障りのなさそうな範囲で一部だけでもとご紹介させて頂きました。
2024.11.03
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曲まめ子さんに教えて頂いた横浜で一軒しか無い共水うなぎを扱うお店が地下鉄で二駅のところにありました。なかなか行けなくてやっと今日、友人と2人で食べに行ってきました。臭みも、脂っぽさもなく自然な旨味が、クセになる美味しさでした。特上は鰻の量が多そうなので次の「松」にしました。沢山は食べられないと言っていたことに配慮してご飯を少なめにして下さったこともありぺろりと食べてしまいました。曲まめ子さん、ありがとうございました。美味しかったですよ。大井川共水うなぎ → 日本料理・円山
2024.11.01
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ー 岡村公園 ー向日葵が終わったあとの9月上旬公園のスタッフの方が蒔かれた種が芽を出し、ポツポツ咲き出しました。どこもコスモスの種まきを遅らせているようでフラワーセンターはそろそろ見ごろだとか。岡村公園の見ごろは来月上旬でしょうか。小さいコスモス畑ですが毎朝、楽しみに見ています〜♪確か「ユリノキ」だったかと。大木です。紅葉が始まりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ー 散歩道 ーこちらは散歩道の家のエンゼルストランペット年に数回咲きます。信じられないくらい元気です。
2024.10.28
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☆母の待つ里・浅田次郎・新潮社・2022年1月25日 発行1.松永徹氏の場合知らぬ人のない大企業の社長。独身。ふるさとを持たない。母の待つ里の駅頭に立って、松永徹は錦に彩られた山々や、丸く開かれた空を見渡した。透き通った風を胸一杯吸いこみ、都会の塵をを吐き出した。秘書には法事で帰省すると言ってあった。会議も来客も会食もない2日間は奇跡と言っても良かった。知らぬ人のない大企業の社長の、親も故郷も捨てた男の、40数年ぶりの里帰りだと聞けば、誰もその先は訊ねられまい。駅からかれこれ40分もバスに乗り、目的の相川橋の停留所に着いた。出会った人は「トォっちゃんでねがか」と気安く声をかけてきた。「お母さん(おがさん)、首さ長ぐして待ってるど」と言い、「久しぶりだから帰る道さ忘れてねがか」と道を教えてくれた。教えられた通りに狭い坂道を登ると、茅葺き屋根の曲がり家が見えた。何もかも忘れてしまったけれど、そこが松永徹が生まれた家らしい。庭続きの畑から立ち上がった母が、「きたが、きたが、けえってきたが」と迎えた。まるで天から降り落ちてきたようなおふくろだと松永徹は思った。玄関と呼ぶにはあまりにも無造作な入り口には「松永」の表札がかかっていた。松永ちよと名乗る母は、腰は曲がっているが矍鑠たるものだ。昼飯を食べそびれたという徹に、倅の大好物だという汁を、大きな椀に盛って勧めた。里芋と牛蒡と葱がたっぷり入った、醤油味のだんご汁は美味かった。差し出した椀に、母は、おかわりを盛ってくれた。障子越しに柔らかな午後の光が射し、熾(おき)の燃える炉端は暖かかった。風呂では素手で背中を流してくれた。我が子を慈しみ育てた母の手だった。燻した沢庵を肴に炉端で燗酒を酌んでいるうち、眠気がさしてきた。手枕で横たわれば、まさに極楽の気分である。糊の利いた浴衣と丹前.ブラウン管のテレビから流れる7時のニュースは耳をすり抜けていく。どれも彼には聞き逃せない情報だったが、今日ばかりはどうでもよかった。串を刺して囲炉裏で焼いた「山女」は美味かった。夜が広い。ネルの布にくるまれた湯たんぽの、ころあいの温もりが伝わった。眠るのがもったいなかった。「なら、聞かせてけろ」母の口ぶりを真似て徹は寝物語をせがんだ。「むかしむかし、あったずもな」で始まる、庚申様の角に佇む、立派な紬の着物ば着た白髪の婆様の話をしてくれた。よく朝、上がりがまちにちょこなんと座って、母は倅を見送った。母の用意してくれたみやげは、新米一升と炉端で燻した沢庵漬け。朝食の味噌汁がうまいとほめたら、三年仕込みだという手作りの豆味噌も、どっさり包んでくれた。「ありがどがんす。またお出ってくんなんせ」という言葉に振り返れば、母は板敷に小さく丸まって両手をつかえていた。帰り道、寺の住職が落ち葉を掃く手を休めずに、話しかけて来た。まるで墓参りもせずに帰るのかと責めてでもいるかのような口ぶりだった。2.室田精一氏の場合会社から退職金の振り込みがあった日の夜、妻は離婚届を差し出した。不動産や有価証券類は問わない。預貯金と退職金の合計額のみを折半ということでご了承下さい。「離婚理由はあなた、同じ空気を吸っていたくないから」だといい、妻は出て行った。黒地に銀色のエンプレムを捺した、いかにもプレミアムを感じさせる封筒が届いたのは、そろそろプレミアムクラブの解約をしようと考えていた矢先だった。母の待つ家に向かう途中、住職が声をかけて来た。「明日にでも墓にお参りすてくなんせ。お父さんも、爺様婆様も喜ぶでの」3.親友の忠告(松永徹氏の場合・その2)「へぇ、面白い話だな。もっと詳しく聞かせろや」ほんのさわりを話しただけで、秋山光夫は食いついて来た。都心のホテルに設けられた会員制のスパ・クラブである。秋山は、松永徹の学生時代からの親友だった。年会費35万円。1泊2日の代金50万円。松永が体験した「ユナイテッド・ホームタウン・サービス」の内容を聞いたとき、秋山は「当たるかもしれねえ」と呟いたあと、「でもよォ、松永。間違っても墓は買うなよ。そんな場所じゃあ、墓参りをするったってコトだ」4.妹の助言(室田精一氏の場合・その2)炉端で食べた郷土料理は、この世のものとは思われぬほどうまかった。雪の中の湯小屋で温もまり(ぬくまり)、酒を過ごし、哀しい物語を聞きながら眠りに落ちた。雪晴れの朝、縁側の陽だまりで母と語らう時間は、柱時計の針が怪しむほど悠然と過ぎていった。リビングルームのドアを乱暴に開けて、妹の雅美が飛び込んできた。「岩手県の、縁もゆかりもないところに、お墓を引っ越すってどういうことなの。ちゃんと説明してよ。何があっても私はお兄ちゃんの味方だからね」帰り際、自分の味方だと言っていた妹は彼の話を聞いて捨て台詞を吐いた。「私、バカの味方はできない。そんなに故郷が欲しいんなら、お兄ちゃんひとりでそっちの墓に入ればいいわ。だったら勝手にどうぞ。お元気でね」5.古賀夏生博士の場合父は三十半ばで夭逝。看護士の母の手一つで育てられた。高校生のとき医師を夢見たが母は反対した。過激な勤務や研修医の生活等々、ベテラン看護師の目から見た医師という仕事は割に合わぬ仕事だと言った。けれど最終的には賛成してくれた。その母に死なれた途端、娘という安逸な立場が失われて、60の歳の重みがのしかかってきた。古賀夏生には悔いが残った。長い介護生活にどれほど疲れていたとしても、心ひそかに母を厄介者扱いしてきた自分が許せなかった。駒賀野駅でバスに乗ってから、かれこれ30分ほど経つ。相川橋までしばらく時間はかかるだろう。相川橋で降り立った途端、「あんやァ。おめはん、ナッちゃんでねのすか」ふいに声をかけられた。慈恩院の山門の下では、老いた僧が手を合わせてくれた。6.花筏古賀夏生博士の場合・その2)7.憂鬱な月曜日(松永徹氏の場合・その3)松永徹のように家族を持たなければ週末はゆっくり過ごせる。たまのゴルフも道楽と決めているし、その予定がなければスパ・クラブである。あとは読書とテレビの他にはすることがない。秘書が社長室から出ていくのを確かめて、彼は携帯電話を取り出した。ユナイテッドプレミアムクラブにかけ、ホームタウンサービスの予約の申し込みをした。いつしか高層ビルの窓は雲に呑まれていた。ふるさとも雨の季節だろうか。8.青梅雨(室田精一氏の妹の話)駒賀野駅前でバスを待つうち、ふと青梅雨という言葉が落ちてきた。バスは雅美ひとりを乗せて発車した。窓辺に倚って、見知らぬふるさとの景色を眺める兄の姿が思い浮かんだ。雅美は兄が墓を移したいとまで思った村とお寺をこの目で見たかったのだ。9.蛍(松永徹氏の場合・その4)10.無為徒食(室田精一の場合・その3)11.神の立つ日母に会いたくて、再びふるさとに帰った古賀夏生の話。廃校になった小学校の校舎玄関の石段に腰を下ろし、夏生は人の幸不幸について考えた。過疎化した村の住民を不幸だと思うのは、都会人の偏見なのではあるまいか。酸素濃度の高い空気。山々の濾過した天然の水。十分にビタミンを合成する太陽光。いわゆる地産地消の食物は間違いなく低脂肪で、糖質は多いがその分のカロリーは運動量で消費するはずである。家と家の間には距離があり、坂道が多い。ときにゲートボール、そして畑仕事。都会人に比べて慢性疾患に罹りづらく、健康寿命の長さは疑いようがない。12.満月の夜(室田精一氏の場合・その4)室田精一は一年で最も美しいに違いないふるさとの秋景色を見たかった。相川橋のバス停に降りたとき、声もなく立ちすくんだ。それほどふるさとの紅葉は美しかった。これで最後にするつもりだった・・・。13.返り花ユナイテッドカード・プレミアムクラブの担当者から、松永徹、室田精一、古賀夏生に、それぞれ下記の内容の通知が届いた。『ホームタウン・ペアレンツ(ふるさとの母)」が急逝したため、同ビレッジにおけるサービスは中止となること。他のホームタウンはこれまで通り継続すること。詳細はプレミアムクラブ担当者に問い合わせ下さい』14.忘れ雪通夜の夜、計らずも、松永徹、室田精一、古賀夏生、そしてもうひとり、大阪から来た田村健太郎、4人の「息子と娘」が集まった。皆、ふるさとを持たぬ人ばかりであった。それぞれが「母亡きふるさと」と、どう関わっていくか胸に秘めた思いを固めていた。【帯のことば】生まれ育った場所だけが「ふるさと」ですか?大切な人に会いたくなる。感動が雪のように降り積もる。(新潮社)デジタル優先の現代、愚直に人生を積み上げてきた者たちが求める「心の原風景とはなにか、身につまされる物語(中井貴一さん)フィクションでも構わない、だまされていてもいいから、「ふるさと」が欲しい。そう望まねばいられないほどの現代日本の「ふるさと喪失」の深さに、涙せずにはいられない。(隈 研吾さん)
2024.10.25
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秋明菊大好きな花です。玄関先の花壇で一斉に咲き出しました\(^^)/夏の花が一気に元気がなくななりました。少しずつ片付けていますが千日紅は未だ未だ頑張ってくれています。長く咲き続けてくれる良い子です。風船カズラ百日草はますます元気!ジャングルになってます。去年の花・その後去年の暮れに買ったシクラメン(確か380円)春まで咲き続けてくれました。涼しいところに置き葉がある間は、水だけやっていました。葉がすっかり枯れてしまい、ダメになったかとそのまま放置していたら葉っぱが出始めました。見ると小さい芽もいっぱい!こんなの初めてです。慌てて、薄めた液肥をやってます。鉢を大きくしてやらなくては。ラナンキュラス・ラックス去年、蕾の状態で買いました。花が終り葉がすっかり枯れてしまい涼しい家の北側の軒下にそのまま置いてありました。一昨年買った株はダメにしてしまい今年も半ば諦めていました。10月になって水をやり出したら嬉しいことに芽が出て来たのです。調子に乗って、来年はもう一株買おうかと浮かれています〜♪
2024.10.23
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18日は植物画展を観たあと予約してあったお店でランチ。市庁舎の大岡川沿いに作られた水辺のプロムナードを通り桜木町駅へ向かいました。よく手入れされた花壇は美しく秋バラが咲き始めていました。赤いテントが目印のイタリアンのお店です。以前は気に入って度々行ってました。何故か足が遠のき、ずいぶんご無沙汰でした。パスタランチとピザランチをシェアするつもりでした。すると、店名は同じでしたが4月にスタッフが独立して全員辞めてしまいピザ職人がいないため来月にならないとピザはできないとのこと。お店の雰囲気も素敵でしたしワインもパスタも美味しかったのですがなんとも吃驚の返事でした。以前の常連のお客さんは減ったらしくランチタイムの割に空いていてお陰でゆっくりお喋りできたのは幸いでした。
2024.10.21
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友人を誘って、今年も行ってきました。この会の皆さんの作品は、とてもレベルが高く勉強になります。撮影も、ブログ掲載もOKとのことで撮らせていただきました。比較的よく撮れたのだけご紹介させて頂きます。会場の照明で撮るのは、とても難しく実物の方が何倍も素敵です。第36回 グループ森 植物画展2024年10月17日(木)〜10月22日(火)11:00〜17:30(最終日16:30まで)会場:馬車道アートギャラリー
2024.10.20
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今朝の岡村公園は、霧が立ち込めまるで高原の朝の様に、幻想的でした。欅の枝の隙間から射す光はまるで「天使の梯子(はしご)」の様でした。108+100段階段の下の谷は霧がいっぱい溜まって霞んでました。霧が発生しやすいのは雨上がりの風が弱い晴れた朝だとか。雨上がりは湿度が高く風が弱いと霧が留まるのだそうです。こんな光景は久し振りでなんだか嬉しくなりました。
2024.10.19
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金木犀 (岡村公園)今朝、ラジオ体操が終わったとき花より先に、香りに気がつきました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ススキの花・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イタドリの花草むらに何やら綺麗な花が・・・。拡大すると、秋海棠の花に似ています。何となく葉っぱと花に見覚えがありました。でも、こんなに綺麗だった???調べてみると、間違いなくイタドリでした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・セイタカアワダチウどれもスマホで撮り拡大→トリミングしました。こんな時、一眼レフが欲しいと痛切に思います。
2024.10.16
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園内の、珍しい花や花木、その他モロモロを集めました。↑ 台湾ツバキ↑ 老爺柿(ロウヤガキ)実の大きさ=1.5 × 3cm萼(ガク)は4枚形が変わっていてまるで「竹とんぼ」の様です。盆栽展でよく見かけます。渋柿です。その昔、描いた老爺柿↑ 弾けた「ガマの穂」ふわふわと飛んでいきます。↑ プラタナス(スズカケノキ)大きな実がたくさんぶら下がっていました。大木になると、実の大きさは3〜4cmになります。この実もかなり大きかったです。岡村公園にもありますが、落ちた実を拾い飾っていたら実が弾け綿毛の様なものが出現^ ^;;庭で芽を出したら大変と慌てて捨てました。酔芙蓉が何本も・・・撮ったのは10時前でしたが既にほろ酔い加減の花あり2日酔いが残る(?)濃いピンクの花もありました。パンパスグラス見上げるほど背が高いです。最近越して来られた家の庭にこのパンパスグラスを発見(´⊙ω⊙`)今は未だススキより少し大きいくらいの株ですが結構成長が早いです。他人事ながら気になってます^ ^;;・・・・・・・・・・・・・・・・・・ー サボテンと多肉植物展 ー(グリーンハウス)この展覧会は、春秋の2度開催されていて秋は地味ですが、春の時に行くと驚くほど美しいサボテンの花が見られます。上段の2鉢は、一瞬根菜の葉かと思いました。下段の左も変わっていましたʕʘ‿ʘʔフラワーセンター大船のシリーズは、これでお終い。お付き合いいただき、ありがとうございました。
2024.10.14
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☆よって件のごとし・宮部みゆき三島屋変調百物語八之続・角川書店・2027年7月27日 初版発行人は語る。生きていくために。江戸は神田の袋物屋・三島屋で行われている、風変わりな百物語。二代目の聞き手となった富次郎は、語られた話を墨絵に封じ込めることで聞き捨てとしていた。年齢不詳の男が語る、虻(あぶ)の呪いから姉を救うため神々の賭場で下働きをすることになる「賽子と虻」兄の女房について妹が語る「土鍋女房」そして、おちかの出産を目前に、百物語を休止することにした富次郎。最後の語り手に選んだ夫婦が〈ひとでなし〉について語る「よって件のごとし」胸の内には納めておけぬこの世の業を語るため、人は黒白の闇を訪れる。(帯の文章をお借りしました)「☆1つ」宮部みゆきさんの本は大好きですが、このシリーズもそろそろネタ切れでしょうか。一応最後まで読み通しましたが、私には全く面白くなかったです。あくまでも個人の感想です。
2024.10.14
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ー グリーンハウス ーただのガラス張りのハウスになりましたがスタップの皆さんの頑張りでブーゲンビリアやハイビスカスなど一年中咲いていますしバナナも元気です。ハイビスカスも!ブーゲンビリアも!エバーフレッシュ・マメ科、以前、ネックレスのような「実」だけ掲載しました。昨日は、弾けて黒い種が顔を出していました。 花も咲いていたので思わずパチリ!この花から、どうして赤いネックレス状の実がなる?不思議です。ユーコミス英名:パイナップルリリー(キジカクシ科 ユーコミス属)バナナの花が咲いていました。お行儀の悪い「実」もプルメリアは一輪だけ可愛いひょうたんヒスイカズラ・夢よもう一度ヒスイカズラ(グリーンハウス)2024.10.11今年の夏は気温が高かったせいか例年になく、葉がワサワサと茂っていました。こんな姿を見るともしかして来年は・・・とついつい、思ってしまいました。・・・・・・・・・・・・・・・・・下記の写真は、加温設備が無くなった後スタッフの皆さんの努力の甲斐があって咲いた貴重な2輪の翡翠カズラです。その後、コロナで閉園。モロモロあって、ヒスイカズラも減ってしまいました。2021年4月18日撮影ー 続く ー
2024.10.13
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ー 入園口〜芝生広場付近 ー今年も特大のカボチャがゴロゴロ全て本物去年より数が多かったです。小さい子供ならともかく椅子がわりに座る不届きな大人もいて横に、真っ二つに割れていたこともありました。今年は、禁止事項を具体的に書いた立て札が置いてありました。芝生広場のコスモスは咲き始めたばかりでした。目玉の怪物?、お化け?広場を駆け回る子供たちを見守っているのかな?・・・・・・・・・・大きな実が落ちてました。直径5〜6センチ見上げると、大きな木にいっぱい実をつけていました。旱蓮木(かんれんぼく) 別名:喜樹(きじゅ)「喜樹」の名に因み、「喜寿(77)歳」の人に贈ると喜ばれます。と、書いてありました。この木は、20~30mになるとか写真の木も相当高いです。77歳になって、こんな木をもらっても私なら困ります(笑)昨日はドジャースの試合もないし友人とのランチも延期になったし・・・でフラワーセンターへ。8時に家を出て、ちょうど1時間で到着。開園と同時に入りました。いつもと反対周りで行ってみようと芝生広場へ。誰もいなくて、カボチャだけがゴロゴロ。カボチャだけ撮っても、絵にならないしグリーンハウスは「準備中」の札がかかり、入れず結局いつものコースへ戻りました(笑)一回りして芝生広場へ戻ると子供たちがたくさん来てました。子供と一緒に撮るとカボチャの大きさが分かるかともう一度パチリ。コスモスは咲き始めたばかりこの時期のフラワーセンターは「花」が少なくて寂しいです。それでも広々とした園内を歩き回って気分は晴れ晴れ〜♪行って良かったです。ー 続く ー
2024.10.12
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夏野菜もそろそろお終いYさんから、家庭菜園で採れたオクラと茄子、ピーマンをいただきました。小さくて形も不揃いなオクラと茄子は揚げ浸しにしました。オクラは軽く、茄子はじっくり素揚げにして薄めた麺つゆに浸しました。美味しかったです。6時43分今朝は富士山がくっきり見えました。6時過ぎには、雲に赤みが差して綺麗だったとか今朝の日の出は、5時45分前後夜明けが遅くなりました。横目でドジャース×パドレス戦を見ています。今日勝たないと大変なことになります。大谷くん、頑張れ!!大谷、ベッツのタイムリーヒット2回表終了で、3 × 0ドジャースが勝ってます\(^^)/
2024.10.10
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↑ 風船蔓(フウセンカズラ)↑ トロロアオイ(花オクラ)の実花を2度、天ぷらにして食べました。微かに、オクラの風味と粘り気が感じられズッキーニの花の天ぶらより美味しかったです。↑ 千日紅もうしばらく楽しませてくれそうです。↑初雪草(学名:Euphorbia marginata)次々と種ができています。こぼれだねが来年も芽を出してくれることと思います。長い酷暑の日々も、めげず咲き続けまだ頑張って咲いてくれている花たちです。今日の横浜は、細かい雨が降っています。明日は、最高気温=17度、最低気温=15度の予報が出ています。何を着れば良いやら・・・^_^;
2024.10.08
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あきない世傳 特別巻上契り橋・高田郁あきない世傳特別巻下幾世の鈴・高田郁ブラックペアン1988・海堂尊プレイズメス1990・海堂尊スリジエセンター・海堂尊極北クレイマー・海堂尊極北ラプソディ・海堂尊光の剣・海堂尊ブラックショーマンと名もなき町の殺人・東野圭吾ブラックショーマンと覚醒する女たち・東野圭吾ぼんぼん彩句・宮部みゆきよって件のごとし・宮部みゆきまいまいつぶろ・村木嵐今年の夏は余りにも暑くて、涼しい部屋にこもりMLB観戦。そして、この3ヶ月足らずは読書に明け暮れる日々でした。先ずは、高田郁さんの「あきない世傳 金と銀」シリーズの特別巻1と2を読みました。五鈴屋とそれに関わる人々、幸と賢輔のその後を見届けて安堵しました。これでメデタシメデタシでお終いと思いきや、幸の妹である、結の娘が登場して、何やら続編がありそうな気配です。次に、テレビドラマ「ブラックペアン」「ブラックペアン シーズン2」の原作との違いが気になり、改めて、原作にあたる3冊(ブラックペアン1988、プレイズメス1990、スリジエセンター)を読み直しました。また、原作では天城が去ったあと、世良も病院に辞表を残し、恋人の花房師長に何も告げず姿を消します。彼のその後が気になって検索、世良が登場する「極北クレイマー」と、「極北ラプソディ」を読み直しました。またまた、芋づる式に気になることが出てきて、彼らの若き日を描いた「光の剣」も読み直しました。バチスタシリーズに始まる海堂尊さんの一連の医療小説には、登場人物がいろんな作品に登場します。ほとんど全て読んでいたつもりでしたが、手に入る順に読んでいたこともあり、1人の登場人物の若き日からの流れや、登場人物同士の繋がりがいま一つ整理できていなかったのです。ただ、これをやり出すとキリがないため、一先ず終止符を打ちました。あとは、東野圭吾さん、宮部みゆきさんの最近の本など・・・。未だ未だ読みたい気持ちなのですが、涼しくなって予定が色々入って来ました。現在読んでいる「よって件のごとし」で、一先ずお終いとしました。
2024.10.06
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↑ 八重咲きリコリス(八重咲きの彼岸花)初めて見ました(@_@)「艶やか」という表現がぴったりかと。↑ 萩とても豪華な花でした。↑ コムラサキ(紫式部の園芸種)当初、紫式部と書きましたが紫式部は、もっと実が疎らについていました。写真は、紫式部の園芸種の小紫(コムラサキ)でした。笹ゆりさん、教えて頂きありがとうございました。環境省 皇居外苑ニュース↓コムラサキとムラサキシキブの違い↑ ヤブラン右上=サルスベリ左、右下= ジニア↑ シモバシラ(シソ科の多年草)地味な花でしたがなんとなく気になって撮りました。何の花だろう?と、調べてみて吃驚!!真冬の寒い朝、氷の花を咲かせるあの「シモバシラ」の花でした。↑真冬の寒い早朝こんな氷の花を咲かせます。(画像はイングリッシュガーデンさんからお借りしました)↑ リコリス色々↑ 秋明菊↑ スーパーサルビア↑ チトニア キク科追記:10月6日メキシコひまわりとも呼ばれているそうです。カタナンケさんが教えて下さいました。調べてみると、2024.8.14の横浜イングリッシュガーデンの「X」に掲載されていました。カタナンケさん、ありがとうございました。↑ ローズヒップバラは実に・・・。イングリッシュガーデンの秋バラは素敵です。ただ、今年は酷暑の日々が続きもしかしたら、花が少ないかもしれません。
2024.10.04
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まいまいつぶろ・村木嵐・(株)幻冬舎・2023年5月25日 第1刷発行第170回直木賞候補作14になる長福丸(ながとみまる)は、8代将軍吉宗の嫡男として生まれた。通常なら、明年には元服し、その後は次の将軍として江戸城西の丸の主となる。けれど、長福丸の身体には重い病があり、それに相応しい扱いを受けてこなかった。生まれたとき生死の境をさまよったことで口が回らず、誰にも、彼の話す言葉が聞き取れない体となった。歩いた後には尿を引きずった跡が残るため、陰では「まいまいつぶろ(カタツムリ)」と呼ばれていた。そんな彼の言葉を聞き取る少年が現れたのだ。名を大岡兵庫と言い、江戸町奉行、大岡越前守忠相の遠縁にあたるという。江戸城中奥で、上臈御年寄の滝の井(長福丸の乳母)から話を聞かされた忠相は絶句してしまった。麻痺を抱え廃嫡を噂されていた若者は、兵庫という、自らの「口」を得て、やがて9代将軍 徳川家重となった。大岡忠相から「決して長福丸様の目と耳になってはならぬ」との言いつけを生涯守り、大岡忠光(幼名兵庫)は、生涯9代将軍 家重の「口」であり続けた。忠光の最後の時が近づいたと知った家重は、忠光の伝える最後の言葉を言った。「四月朔日をもって家治に将軍職を譲る。皆に申し伝えよ」と。老中、田沼意次が即座に手をついた。
2024.10.04
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昨日は午前中、ときどき小雨がパラつく曇り空でした。迷いましたが傘をリュックに入れ、午後からイングリッシュガーデンへ行ってきました。途中から青空が広がりましたが、珍しく園内はガラガラで、昨日行ったのは大正解でした。入り口を抜けると正面がローズトンネルです。トンネルの中は、ハロウィン一色でした。まずは、ディスプレイをご覧ください。目鼻を掘ってあるのは作り物ですが左上と右下の丸いオレンジ色の、丸い大きなカボチャや変わった形のカボチャは本物です。初めて見ました。左下のカボチャたちをご覧下さい。どれも初めてみるものばかりでした。「おもちゃカボチャ」というのだそうです。ハロウィン用に栽培されているのでしょうかこんなカボチャ、初めて見ました。ローズトンネルを抜けるとここもハロウィン一色ミニクーパーの運転席にはお馴染みの骸骨さん。後部の座席も、ボンネットの中もカボチャでいっぱい!大船フラワーセンターの本物の巨大なお化けかぼちゃにも驚かされましたが流石イングリッシュガーデン‼︎一味も二味も違いました。ローズ & シュラブガーデンの芝生広場ここは、ほぼ例年通り墓地にも魔女が潜んでいました。
2024.10.02
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今年は彼岸花の開花が例年と違い、バラバラです。開花状況と睨めっこしながら思案していました。ドジャースの試合も気になりますが、試合経過は「スポーツナビ」でチェックすることにして、行ってきました。7時半すぎに家を出て、10時半過ぎに帰宅。大谷くんのホームランに間に合いました(*^^*)↑ 本堂横の萩が見ころでした。↑ 手水舎↑ 本堂前の、ピンクの彼岸花は既にピークをやや過ぎた感じでした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・例年、真っ先に開花する山門に向かう石段脇の黄色い大輪の彼岸花(リコリス)は大半が芽を出したばかり。白も一部を除いて、見ごろは来週と思われます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 参道の両側には赤が一面に植えられています。ご覧の通り満開のところあり全く芽を出していないところありとばらばらでした。西方寺さんのホームページには随時開花状況(写真)が掲載されています。ホームページによりますと「電話でのお問い合わせはご遠慮ください」とのことです。横浜西方寺公式ホームページ
2024.09.28
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トウカエデ毎年、何故か一本の木だけ枝先だけが早々に赤くなり始めます。↑ アベリア↑ アンゲロニア↑ 上段 小葉のランタナ下段 スーパーベナネームプレートにはスーパーベナは春から晩秋まで咲く半耐寒性多年草とありました。↑ ジニア↑ 9月初めに種を蒔かれコスモスがこんなに育っています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2023.11.10去年は、11月初めにこんなに咲いていました。楽しみです〜♪
2024.09.26
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☆ブラック・ショーマンと覚醒する女たち東野圭吾・光文社・2024年1月30日 第1刷発行謎に包まれたバー「トラップハンド」のマスターと、彼の華麗なる魔術によって変貌を遂げていく女性たちの物語♣︎神尾武史神尾真世の叔父、元マジシャン。アメリカで活躍していたらしい。現在は恵比寿にあるバー『トラップハンド』のマスター。40代後半、長身で手足が長く、形の良い指でしぐさが洗練されている。♣︎神尾真世文光不動産リフォーム部勤務。建築士の資格を持つ。神尾武史は叔父。1.トラップハンド食事の後、清川が美菜を誘った店は、恵比寿の幹線道路から少し外れた通りにあった。路地の前の道路に『TRAPHAND』と刻まれたブロックが無造作に置いてあった。直訳すると『罠の手』、美菜は隠れ家的な店だと思った。木製の地味な扉を開けると、右側にカウンターがあり、その向こうにマスターと思しき長身の男性がいた。黒いシャツの上から黒いベストを羽織っている。マスクも黒だった。清川は45歳、結婚歴なし 。プロフィールにはそう記されていた。経済力や資産については食事の時にさり気なく探りを入れてあった。清川おすすめの酒はブルーハワイ。カクテルを待つ間、清川の話題はハワイに持っている別荘の話だった。美菜にスマートフォンの中の別荘の写真を見せた。カクテルは美味しかった。話題は自宅の話に及び、話を聞きながら美菜は結婚後のことをあれこれ思い巡らせていた。美菜の質問にこたえ、自分がどんな仕事をしているのか話しているうちに清川の様子がおかしくなり、マスターに案内されてトイレに立った。戻ったマスターは美菜に目で笑いかけてきた。「婚活アプリですか。それとも婚活サイト?」清川の動きを注意深く観察していたマスターは、2人の関係を見抜いていた。彼は清川がカクテルに睡眠導入剤を混ぜたグラスを、いつのまにかすり替えていたのだ。それを知らずに飲んだ清川は、トイレの中で便器を抱えて眠り込んでいた。清川のスマホに保存されていた写真には、うつ伏せになって眠らされている女性の裸体の写真があった。マスターは清川の話の嘘を指摘し、「他の場所ならともかく、この店で卑劣な犯罪が行われようとしているのを見て見ぬふりはできませんからね。この次には真に素敵な男性といらっしゃることを祈っております」美菜はマスターの顔を見つめた。この人物は一体何者なのか。2.リノベの女上松和美は、文光不動産リフォーム部の神尾真世の客だった。白金にあるマンションは時価2億円くらいした筈だ。上手くいけば、思い切り腕をふるえると、期待に胸が膨らんだ。彼女の要望は、リフォームというよりリノベーションと言った方が適切だろう。打ち合わせ場所をどこか他の場所にして欲しいという和美の要望に応え、真世は叔父に頼み込み、開店前の「トラップハンド」に決めた。彼女は中学生のとき『兄に殺された』と言う。以来、男性が怖くなり、結婚も考られず生きてきた。ところが老人施設で働いていたとき、上松幸吉と出会った。親子以上に年が離れていたせいか、それまで会った男性とは違って見え、2人は結婚した。だが、その夫は2年前に他界した。自分が膵臓癌で余命幾許もないと知ったたとき、愛する夫の財産が、全てではないにしろ憎い兄のものになることが許せなかった。自分にそっくりな末永奈々恵に出会ったとき、奇跡だと思った。奈々恵のことを色々調べ、信用できる人だと確信し、彼女に遺産を託すことに決めた。末永奈々恵が川崎にある大型書店で働いていたとき、上松和美が声をかけてきた。和美は、自分の生い立ちのこと、膵臓癌で余命幾許もないことなどを全て話し、自分の身代わりになって生きてほしいと話した。上松和美の話を聞き、奈々恵は引き受けることにした。彼女には、自分自身を葬り去りたい事情があったのだ。もしかしたら人生をリセットできるかもしれない。その日以来、2人は頻繁に会い、お互いになり切るための訓練をした。自殺するつもりだという和美に、奈々恵は、ならば末永奈々恵として死んでほしいといった。末永奈々恵の母は、娘が死んだと思って悲しみ、苦労するであろう。母のことは、上松和美として生きつつ見守りたいと思っているという。そうであれば、他人が口出しする問題ではないのかもしれない。奈々恵の真意を悟った真世は、「よく分かりました。もう何も言いませんから」と言い、「上松様、打ち合わせを始めましょうか」そう言いながら思った。この女性は家だけでなく、人生もリノベーションするんだなと。3.マボロシの女歯科医であり、ウッドベース奏者の高藤智也の演奏会終了後、火野柚希は智也との待ち合わせ場所の「トラップハンド」に向かった。12時を過ぎても智也は来ない。彼は既婚者で高校生の息子がいた。その息子が高校を卒業したら離婚するつもりだと言っていた彼は、バイクに撥ねられ呆気なく死んでしまった。智也との結婚を心待ちにしていた柚希は、一時は死のうとまで思った。2年が経った。彼女をずっと支えてくれた親友の山本弥生を誘い、以前、智也と行った「トラップハンド」に行った。久し振りに訪れた柚希に、マスターは柚希の知らなかった智也の思いがけない過去を話した。4.相続人を宿す女死んだ息子の住んでいたマンションを、老後の住まいにリフォームしたいという依頼があった。話を進めていた建築士の真世に、夫妻からリフォームのストップがかかった。息子は8ヶ月前に離婚していたが、元妻の女性が息子の子を宿しており、相続権があるはずだと言い出したのだ。5.続・リノベの女上松和美として生きる末永奈々恵が、訳あって縁を切った母は、認知症を患い施設に入っていた。奈々恵が残した金は相続の手続きもせず放置されており、彼女の預貯金はそろそろ底をつく状態で、このままでは施設を出なければならなくなることが判明。ネットパンキングを使うしかない。武史は一計を案じ、施設のイベントに出演することにした。武史は黒タキシード姿でマジックを披露。末永く奈々恵は真っ赤なチャイナドレス姿に、真世はゴスロリのワンピース姿にそれぞれ身を包み、感染予防の大きなマスク姿で助手を務めることにした。6.査定する女婚活に励んでいた、バルバロックス東京 インテリアコンサルタント 陣内美菜には、かつて追い求め、諦めた夢があった。カブト・エージェンシー 代表 プロデューサー 大瀬逸郎は、ブロードウェイで上演される、新作ミュージカルに出演する日本人の女性俳優を探していた。候補はほぼ絞られていたのだが、彼には別の日本人女性のことが気になっていた。その女性の演技は、繊細さはやや欠けるが、人の心に訴えかける何かがあり、何より予測不能という点が魅力的だった。台本を読むとイメージがピッタリだった。だが帰国してしまったらしく連絡が取れなかった。久し振りに帰国して、トラップハンドで、美菜に巡りあったのだ。・・・・・・・・・・・ブラック・ショーマンシリーズ2作目。これまで、作者の作品に登場した、和製コロンボとも言われた「加賀恭一郎」、ガリレオシリーズに登場する「湯川学」とも全く違うタイプの、元マジシャンであり、バーのマスターの探偵、「神尾武史」の登場です。続編がありそうで、楽しみが増えました。
2024.09.26
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昨夜から、一気に気温が急降下薄手のダウンの夏掛けを出してきました。今朝は6時前に家を出ましたが半袖のTシャツでは寒くて薄手のパーカーを羽織って行きました。↑ 萩の花ラジオ体操の帰り道萩の花が気になって今朝は遠回りして帰ってきました。↑ 小葉のランタナフェンスを覆い尽くすようにまだまだ頑張って咲いていました。↑ エノコログサ(ネコジャラシ)空き地になると、たちまち草が生い茂ります。ここは、まるで種を蒔いたかのように一面にエノコログサが生い茂っていました。とても綺麗でした。今朝の空(岡村公園)夜明けがだんだん遅くなってきました。
2024.09.24
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大谷50ー50 号外・朝日新聞2022年9月20日昨日(9月21日)の夕刊と一緒にボストンされていました。あっという間に、52ー52に更新されてしまいましたが歴史の一コマとしてブログに残すことにしました。我が家は連日、大谷くんの話題で持ちきりです。已む無く出かけるときはスマホの「スポーツナビ」で試合経過をチェックしています。ー 今日の彼岸花 ー(岡村公園)一本を残して満開です。他にも2箇所、芽を出し始めました。楽しみです〜♪
2024.09.22
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花オクラを天ぷらに(右下がハナオクラの天ぷらです)今朝も花オクラ(トロロアオイ)の花が5輪咲きました。毎日次々と花が咲きます。曲まめ子さんや、カタナンケさんから勧められ、一大決心食べてみることにしました。今日のお昼は冷やしうどん。ズッキーニの花のことを思い出し天ぷらに決定!庭の青紫蘇の葉と花の穂ゴーヤの薄切り、さつまいも花オクラは萼と、花の真ん中にある蕊をとり形は残したまま薄い衣をつけて揚げました。結果は大正解\(^^)/花びらはサクサク噛むと、微かにオクラに似た粘りとなんとも言えない風味があり美味しく頂きました。
2024.09.20
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ー トロロアオイ(花オクラ)ー今朝は4輪咲きました。手前の花の直径=約15センチ最初に咲いた花の実オクラと違いずんぐりむっくりの「実」が、実ってます。ー 岡村公園の彼岸花 ー↑ 9月18日↑ 9月19日 6時15分一輪開花 \(^^)/勝手に開花宣言です(笑)今年、芽が出ているのは未だ、この場所だけです。ー 凌霄花・番外編 ーー 凌霄花・オレンジとピンク ーピンクと、オレンジのノウゼンカズラを並べてみました。オレンジの花の萼の色=緑ピンクの花の萼の色=白っぽい淡い色パッと見ただけだとずいぶん違って見えますが花も蕾もとてもよく似ています。いかがでしょう?
2024.09.19
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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人東野圭吾・光文社・2020年11月30日 初版第1刷発行・ 書き下ろし♣︎神尾真世不動産会社勤務、30歳。♣︎中條健太真世の婚約者、37歳、真世と同じ会社に勤務。♣︎神尾英一真世の父、元高校教師。教え子たちから慕われていた。♣︎神尾武史神尾英一の弟、真世の叔父。元マジシャン(黒い魔術師)。恵比寿にあるバー『トラップハンド』のマスター。♣︎釘宮克樹SF、冒険物語、ミステリー、人間ドラマでもある様々な要素を併せもつアニメ『幻脳ラビリンス』の作者。神尾英一の教え子。真世の同級生。コロナがそろそろ落ち着いてきた半年前、神世真世は会社の先輩である中條健太からプロポーズされた。父の英一にも紹介し、父は賛成してくれた。結婚を2ヶ月後に控え、準備に慌ただしい日々を過ごしていた真世に、警察から思いがけない連絡があった。父の英一が死んだというのだ。東京から1時間、そこからさらに1時間近く私鉄に乗り、久し振りに帰った故郷の町は、新型コロナウイルスの影響を受け、寂れていた。釘宮克樹の『幻脳ラビリンス』に便乗して町おこしを企画したが、それも頓挫していた。父を殺した犯人は誰なのか、警察は何も教えてくれない。同窓会の直前に起きた事件であった。何故この時期に父は殺されたのか。かつて教師だった父を殺した犯人は、教え子である真世の同級生の中にいるのか。途方に暮れる真世の前に、何年も会ったことが無かった叔父の神尾武史が現れた。彼は、元マジシャン。恵比寿にあるバー『トラップハンド』のマスター。武史は当てにならない警察を頼らず、自らの手で犯人を見つけるという。事件を解決するためなら、あらゆる手段を使う武史のやり方に、当初は胡散臭いとすら思いつつ、眺めていた真世だったが、見事、武史は犯人を導き出した。東京に戻り、武史に指定された『トラップハンド』へ行った真世に、彼は驚くようなマジックを見せた。それは、健太との結婚に不安を抱いている真世と健太への、武史からの強烈な「アドバイス」だった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マジック、盗聴器などなど何でもありの手段を選ばない探偵の登場です。続編の「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」が既に出版されています。もしかしてシリーズ化される?
2024.09.19
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ー 今朝の散歩道の花たち ー↑ ピンクの凌霄花(ノウゼンカズラ)柑橘類の木に絡みついているため紛らわしいのですが1番下の写真に写っているのが凌霄花の葉です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・白式部(シロシキブ)紫式部の白色品種とありました。以前は、紫と白の両方とも並んでいました。残念ながら紫式部は枯れてしまったようです。・・・・・・・・・・・・・・・・ススキが穂を出しています。108段階段の上の3分の1ほど。ケヤキ広場の花壇(岡村公園)春はチューリップ、夏はひまわり秋はコスモス畑に変身です。種まきから10日あまり成長が早く既に本葉が芽を出しています。楽しみです〜🎵
2024.09.17
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仙人草(センニンソウ)(キンポウゲ科センニンソウ属)今朝は、いつもと違うコースを通りこの花が咲いているのに気がつきました。茎や葉の切断面から出る汁や濡れた花粉に触れると炎症を起す有毒植物なのだそうです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・丘の上のラジオ体操会場へ向かうには公園手前の急坂を上がるかもしくは、108段階段を上る2通りのコースがあります。階段コースは、眺望、日当たり抜群!夏の間は避けています。夜明けが遅くなり今朝は久し振りに階段を上がりました。階段コースは夜明けの美しい空を独り占めできて気分は最高です。最初は息切れして、苦しかったのがいつしか、一気に上がれるようになったのが不思議です。蔓穂(ツルボ)キジカクシ科ツルボ属の多年草今朝のもう一つのご褒美です。いつもの定位置より少し右寄りで体操していてこの花が目に止まりました。こちらは、古くから薬草として使われていたそうです。今朝の彼岸花(9月15日)周囲には、中小合わせて10本ほど顔を出していました〜♪
2024.09.15
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ぼんぼん彩句・宮部みゆき・角川書店・2023年4月19日 初版発行(月刊「俳句」に掲載されたものを加筆修正)・俳句 × 小説。17音の奥に潜む誰も知らない物語。1.枯れ向日葵呼んで振り向く奴がいる寿退職で仕事を辞めたのは2月半ばのことだった。花束をもらい、皆の笑顔と拍手で送り出してもらったあの日は霙が降っていた。それから1ヶ月ぼど後、婚約者が訪ねて来て、結婚は取りやめにしたいと言ったのだ。婚約者とは3年間交際していた。どちらの両親への挨拶も済ませ、結婚後の生活設計のこと、子供の数のことなど真剣に話し合い、彼女が仕事を辞めることにしたのだった。気遣いのできる立派な社会人のはずだった彼は、アツコとの結婚話を進めながら会社の同期の女性とも付き合っていたのだ。妊娠させてしまったので、結婚しなければならないと言った。9月のある日、ハローワークのすぐ近くにあるバス停から、経路図も見ずに、アツコは来たバスに乗った。終点の「いこいの丘市民公園入り口」で降りた。園内をぶらぶら歩いていくと一面の向日葵畑があり、向日葵は一本残らず枯れていた。この向日葵は今のあたしだ。この向日葵の一本一本が、これまでのアツコの人生の場面だ。あの日、こころを打ち砕かれたアツコが過去を振り返った瞬間に、それまで生き生きと咲いていた全ての思い出が、一本残らず干からびて立ち枯れてしまったのだった。2.鋏利し庭の鶏頭刎ね尽くす義母はガーデニングが趣味だった。知花が夫に連れられ、始めてこの家を訪れたとき、芝桜と沈丁花が咲いていた。その美しい景色と芳しい香りに、当時は頭の中にも花を咲かせていた知花は、花々が自分たちの結婚を祝福してくれているような気がして胸がいっぱいなったものだ。だが、それは悲しい勘違いだった。全てを知ったとき、一つくらい意趣返しをしたいと思っていた知花は良い話を聞いた。「お母さん、ちょっと来て、早く早く来てよ。庭が大変!」息子を連れ家を出た知花は、よく朝、義妹の叫び声が庭に響いたことは知らない。3.プレゼントコートマフラームートンブーツ4.散ることは実るためなり桃の花5.異国より訪れし婿墓洗う6.月隠るついさっきまで人だった7.窓際のゴーヤカーテン実は二つ8.山降りる旅駅ごとに花ひらき9.薄闇や苔むす墓石に蜥蜴の子10.薔薇落つる丑三つの刻誰といぬ11.冬晴れの遠出の先の野辺送り12.同じ飯同じ菜を食ふ春日和・・・・・・・・・・<作者のあとがきから>仕事を通して親しくしてきたほぼ同年代の人たちと、「BBK」という会をつくりました。「ボケ防止カラオケ」の略称で、メンバーは15名。4カ月から長くても半年の間隔で集まり、それぞれがカラオケをの新曲を歌う趣旨の会だった。やがて「BBK」は、「ボケ防止句会」に発展。思いついたのが「BBK句会で生まれた俳句をタイトルにして、短編小説を書く」というアイデア」だった。短編小説が、タイトル句の作者の創意とはかけ離れたストーリーになることもあり得る。それでもかまわない、むしろ自分の句がどんな短編になるか興味があると、メンバーのみんなが快諾してくれた。タイトルの『ボンボン彩句』の意味は、お菓子のボンボンのように繊細できれいて、彩り豊かな句を詠みたい、短編集もそうでありますように ーという願いを込めました。(要約させて頂きました)帯には、『社会派、時代、ホラー、SF・・・・・。ジャンルを超えて様々なストーリを紡いできた「宮部文学の新しい挑戦』と、書かれていました。
2024.09.15
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↑ 8月31日↑9月13日・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑ 8月31日↑ 9月13日先日掲載したNさんのハイビスカスローゼルです。花を掲載したのが8月31日今朝見ると、こんな実になっていて吃驚!ローゼル自体は食べられますし、果実は各種料理やお茶に使用されているそうです。けれど、きちんと作らないと、視力低下や嘔吐などの反応を引き起こす可能性もあるとか^ ^;Nさんにはジャムやお茶を作るなんて気はサラサラ無さそうです。欲しいといえば下さると思うのですが、試しに作って見たいような、面倒なような・・・(笑)ー 岡村公園の彼岸花・9月13日 ー今朝見ると、早っ!!彼岸花が、一本だけニョッキリ。よくみると他にも幾つか芽を出していました。今年は、猛暑の影響で開花が遅れるかもと言われています。果たして結果はいかに。ピンポケですが嬉しくなって掲載することにしました。
2024.09.13
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昨日、曲まめ子さんが、「星野リゾート・トマム」の「雲海テラス」にある、本物の青いポストの写真を掲載されていました。スイスのユングフラウヨッホ駅にある、本物の赤いポストのことを思い出し、写真を引っ張り出してきました。標高 3454m。世界一高い駅のポストです。実際に投函できると知り大急ぎで絵葉書を書い自分宛に投函しました。慌てて書いたのだとは思いますがもう少しマシなことを書けば良いものをと笑ってしまいました。ユングフラウ鉄道の切符28.09.98 27.10.98Grindelwald(グリンデルワルド )Kleine Scheidegg (クライネシャイデリック)Jungfraujoch(ユングフラウヨッホ)Kleine Scheidegg (クライネシャイデリック)Lauterbrunnen(ラウターブルンネン)乗車したのはグリンデルワルドクライネシャイデリックで乗り換え終点のユングフラウヨッホへ。復路は、クライネシャイデリックへ戻り往路と別方向の路線に乗り換えラウターブルンネンで下車しています。乗車したのは、1998年9月28日。アルバムを見ていると車窓から見えた赤く色づいたナナカマドや乗り換え駅のクライネシャイデリックの風景など次から次へと走馬灯のように浮かびます。全く浮かばない風景もありで、面白いです。曲まめ子さんの「青い本物のポスト」がきっかけで久し振りに旅行のアルバムを引っ張り出してきました。アルバムを開いて思ったこと!私が若くて、まるで別人でした(笑)当時はデジカメもパソコンもなくてフィルム写真です。重いアルバムを開くのは億劫です。旅先の風景だけでもネットのアルバムにまとめておくのも良いかもと思いましたが・・・。多分、思っただけで終わるかと・・・(*^^*)
2024.09.12
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今朝はよく晴れて、富士山や、mm21方面がくっきり見えました。今日も日中は34度の予報が出ています。それでも体操会場には、そよ風が吹き抜けて、心地よい一日のスタートが切れました。6:23~6:27上段・富士山〜丹沢山系(西)中段・mm21方面(北)下段・遠くは房総半島方面(東)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・凌霄花(ノウゼンカズラ)ラジオ体操に通うようになってまもなく10年になります。この花は、岡村公園へ向かう急坂の天辺近くに咲いていて塀の上から、あともう少し、頑張れ〜!と励ましてくれている気がします(*^^*)
2024.09.11
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昨日一日、トロロアオイにかまけている内にリコリスが既に満開〜♪最初に咲き出した一輪は萎れかけています。こんなに日差しが強くて猛暑続きではあっという間に花が終わってしまいそうです( ; ; )・・・・・・・・・・・・・・・・・・花の影で芽を出しひっそり咲いている風船カズラ蔓を解いて、クレマチスのオベリスクに誘導してやりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・スカーレットオハラ(西洋朝顔)何故か朝日が当たる東と北側のリビングの方ばかり向いて次々と咲いています。トロロアオイ明日咲くであろう蕾と下の段は、昨日咲いた花ガラです。
2024.09.10
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5:25( 今日の日の出 5:21 )5:486:086:536:548:4511:30夜明けと共に蕾がほころび始めやっと、パッチリと開花しました。残念ながらといいますか、やはりと言いますか「トロロアオイ」(アオイ科の一年草)でした。皆様が教えて下さった「花オクラ」も正解でした。同じものだそうです。草丈、1m10cm。今朝は2輪咲いてくれました。花の直径は、約17センチ (@_@)平均的な花より、大きいようです。下記のホームページを参考にさせて頂きました。武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園 トロロアオイー 今日の空 ー↑ 6時20分 (東の空)岡村公園より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15時43分 (北〜北北西の空)2階の窓から真夏の雲でした。
2024.09.09
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昨日スーパーで、「黄桃」を見つけました。滅多に見かけないので思わず買ってしまいました。美味しかったです。今日の「?アオイ」どうやら、間違いなくクリーム色の大輪のあの「○○○アオイ」だと思います。
2024.09.08
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ラジオ体操の帰り道、今朝は一人だったので、気になっていた花を眺めつつ、遠回りして帰ってきました。↑ 熨斗蘭 (ノシラン) 13:35撮影先日、マルリッキーさんがノシランの写真を掲載されていました。近所でも咲いていたのを思い出し行ってみました。しばらく見ないうちに、奥の方にも広がりずいぶん増えていました。ただ、よく見ると花がみんな閉じていました。諦めきれずに午後1時半ごろ、もう一度行ってみると咲いていました\(^^)/この花が開いているのを、私は初めて見ました。こちらは斜面の花壇にいつも珍しい花を植えていらっしゃいます。今日は、ダチュラでした。↑ シロバナチョウセンアサガオ(ダチュラ)↑ 花↑ 実純白のラッパのような花とは似ても似つかない実をつけるんです。柿のようなヘタ(?)が付いていて実には棘がいっぱいです。
2024.09.07
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芽を出した4本のうち一本が咲き出しました。普通の彼岸花の赤と違って紫がかった赤の花弁に藍色のぼかしが入っています。ー ?アオイのその後 ーやっと、やっともうすぐ開花しそうです。
2024.09.06
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