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2007年10月28日
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朝の4時36分まで待ちましたが、「メンテナンス中」でした。
かろうじて「レビュー」が残っていたので、
それをコピーして、記載します。
おかげで、苦労した「フォント」や、「リンク」「絵文字」
などは、無くなりました。(TへT)
本当は、もっと「楽しく、為になる、良い子のページ」だったんですよ。






業田良家作品「自虐の詩」が映画になったようですね。

当然、この漫画は「My蔵書」のひとつです。

映画では、阿部寛が演じる「葉山イサオ」は、

20数年前に他界した私の父上様に似ています。

  ※私の父上様は、もっとリアルな「悪たれ」でしたが・・・

「巨人の星」の星一徹以来、漫画やテレビで

ちゃぶ台返し 」の似合うキャラクターは久しぶりです。



みなさんは、実際に「 ちゃぶ台返し 」をした事

        (あるいは、やられた事)が有るでしょうか?




私の幼少時代 は、父上様が「波乱万丈」の人生を謳歌してまして、

そのトバッチリをまともに受けて暮らしていました。

父上様の人生にビッグウェーブが来た頃は、

電電公社(現NTT)管内で、

    我が家が最初に「プッシュホン」を設置しました。

「じゃぐわ~(JAGUAR)」という車や

「りんか~ん(LINCOLN)こんちねんたる」

    という車が有った時期が有ります。

テレビクルーが使うようなどでかい、「ビデオカメラ」が有りました。

厚さ2cm程の「電子卓上計算機」が有りました。

などなど、父上様は、とても新し物好きで、派手好きでした。




ところが、調子が良い時は問題無いのですが、

一端逆風が吹くと、我が家の家計は火の車になります。

  ※お父上は、「順風」には強いが「逆風」には人一倍弱かった。

従って、生活は、一気に急降下するわけです。



学校から帰ってくると、黒い高級車、黒いスーツ、黒いサングラス

まるで漫画の世界のような怖いお兄さん達がいます。

その怖いお兄さん達が土足で我が家に上がりこんで

テレビ・ドでかいビデオカメラ・ドでかい水冷クーラー

じゃぐわ~、りんか~ん(キーを取り上げ、そのまま乗って帰るという荒ワザ)

などなど・・・引越屋さんよりも、すばやく持って行きます。

    でも、土足(T△T)

そして、嵐が過ぎ去った後のような光景になります。



怖いお兄さん達が去った後は、数週間後に「裁判所」の方々が訪問されます。

赤紙 」を貼りに来ます。

     洗濯機・・・にペタリ。

     こたつ・・・にペタリ。

怖いお兄さん達の方が、気合が入っているので

嵐のような速さで、「金目のモノ」だけをキッチリと持って行きます。

公務員として、「執行官」が来た頃には

あんまり「差し押さえ札(赤紙)」を貼れるモノが残っていません。(TへT)

それでも、「儀式」を終えて「執行官」は帰っていきます。

  ※この経験のおかげ(?)で、私はその後の人生で

   「差し押さえ」「赤紙」などは、ヘッチャラになりました。

   今も、我が家の「冷蔵庫」「エアコン」「テレビ」「レンジ」に

   「差し押さえ札」が貼って有ります。

   ・・・あ、これ言ってはいけなかったんだっけ?

   形式上は、我が家には「既に無い」ハズですから・・・

   (何で差し押さえられたモノが我が家に有るのか・・・は

    ちょっと法律に詳しそうな人にでも聞いてみて下さい。)





軌道をはずれた父上様は、お決まりの「飲んだくれ」です。

これが、ハンパではありません。

  ※自分の周りで一番酒癖の悪い人を思い浮かべて下さい。

   その人の「許せる部分」を全部取り去って、

   「許せない部分」を10倍して下さい。

   それが、私の父上様です。

「ちゃぶ台返し」は、こういう時期に出現します。

   (阿部寛演ずる葉山イサオのように、

      年がら年中・・・というわけではないのです。)



ちゃぶ台返し・・・映画ではどのように演じているのかわかりませんし、

漫画でも、(4コマですから)顛末までは描いていません。






悲惨ですよ~~

まず、タイミング!!!

   ただでさえ、「貧乏」な時なのですから「ご飯のオカズ」が少ない。

   食べた後なら、まだ良いのですが・・・

   まだ手を付ける前に「ちゃぶ台返し」が炸裂すると、

   その日の一大イベントである「ごはん」が無いわけです。

次に、「ちゃぶ台」の上に何が乗っているか???

   うちの母上様もバカでは有りません。

   「味噌汁」「お吸い物」などは、必要最小限しか措きません。

   ナベや、ヤカンなどを「ちゃぶ台上」に置くのは「ド素人」です。

   その母上様も一度だけ「おでん」で大失敗をした事があります。

そして、何と言っても、問題は



    そう・・・後片付け  です。


一番、悲惨だったのは、「カレー」の時でした。(TへT)




私も、父上様の 雄姿 が焼きついているせいか、

それとも、呪われた遺伝子を受け継いだのか・・・

嫁様と結婚後、数回だけ禁断の「ちゃぶ台(実際は、コタツの天板)返し」をしました。



本来の「ちゃぶ台返し」は、投げっぱなし・・・ですが、

私は、ちゃんと「掴んだまま」ですので、実際は

  「天板が、一度急激に傾いて、すぐ戻る」状態です。

更に、私が「天板返し」をする時は、

(この温厚な私が怒るぐらいですから、よっぽどの事なのですが、

 それでも、冷静に・・・)

まず、怒りを抑えながら、天板の上のモノを急いで下に下ろします。

次に、

ティッシュの箱や、タバコの箱、新聞など

「被害が出ないモノ」を天板上に置きます。



そして、



どだぁけ~

  (注:「ど+たわけ」=「どたわけ」転じて「どだぁけ」)

  「たわけ」=阿呆、馬鹿者の意。東海地区で使われる。

        織田信長が、好んで使用していた。

  「ど」は、悪意の強調の意。ドあほ、など。

と、「天板返し」を披露するのです。



父上様の暴挙を目の当たりにし、

母上様の苦難を思うと、

自分の嫁様には、とても「本家:ちゃぶ台返し」なんぞ出来ません。




実際は、一度だけ「必殺!本家:ちゃぶ台帰し」をやった事が有るのです。



漫画の「幸恵さん」や、うちの母上様とは違って

私の嫁様は、保育士としての、面子が有ります。

「自分でちらかしたモノは、自分でお片付けしようね~」

という教育をしておりますので、ポリシーは曲げません。


結局、数時間後、私が自分で後始末をしました。(TへT)


それ以来、「自分で後始末できる範囲」の

「新:ちゃぶ台返し」しかしていません。



しかし、それでは余計にストレスが溜まるので、

2年程前に「ちゃぶ台返しセット」を作成しました。


段ボールで「ちゃぶ台」を作って

その上に、「ご飯」「おかず」「ナベ」「びぃる」「おつまみ」・・・

甥っ子と姪っ子が、何の為に作っているかも知らず手伝ってくれて

見事に「被害ゼロ」「怒りが出たら即準備できる」「投げ応え十分」

三拍子揃った理想の「ちゃぶ台返しセット」の完成です。


いつでも、使えるように置いてありますが、

一度も使ってません。


今こそ、使う時!

・・・という場面は何度も有りましたが、



「ちゃぶ台セット出せ~!出してセットせ~!」

と叫んでも、嫁様が出すハズもなく

結局、自分でガサゴソと出して、

邪魔にならない所に置いて


「おらあぁ~~!!!」とやっても、

ネコ様たちがじゃれついて、ツメを研いだりハムハムしたり・・・

「どけよ~おめぇら!!!爪研ぎじゃねえぞ!」

と、ネコ様とじゃれあって終わりです。



お金持ちになって、


「ちゃぶ台返し専用部屋」を作ろうと思います。

ハラが立ったら、その部屋に行って

「おらあぁぁ~!!!」


・・・その時は、段ボールに色を塗ってもう少しリアルにします。


その頃は、甥っ子も姪っ子も手伝ってくれないでしょうねぇ。




余談1

  メチャクチャでかいビデオカメラを背負って

  父上様は、よくあちこちに撮影に行ってました。

  現像代もバカになりませんし、週末の「映写会」も苦痛でした。

  どこへ行っても、「どこのテレビ局?」と聞かれるのが鬱陶しかったようで

  ついには、

  「NHK報道」という腕章まで自作していました。

  じゃぐわ~ や りんか~んこんちねんたる にも

  「日本放送協会NHK」という三角旗をなびかせてました。



余談2

  日本電電公社(現NTT)様には、いろいろとお世話になりました。

  プッシュホンを導入してからの我が家の「通話料」は、

  管内トップクラスで、

  そこいらの営業電話をかける中小企業にも負けていません。

  でも、料金を払わないと止まってしまいます。

  ある時、電話料金を払ってのに通話できなくなった事が有りました。

  その時の父上様の怒りは相当なモノでした。

  詳細は、伏せますが

  「この親父を、敵に回さなくて良かった。」と思ったモノです。

  (かと言って、味方で有っても困ったモンなんですが・・・)

  管内の局長クラスと、その上の方まで直接我が家に来て

  謝罪をしておりました。

  「誠意を見せろ!」と父上様は繰り返します。

     ・・・あんた、それって

     ・・・怖いお兄さん達があんたに常々言うてる事やんけ。

  電電公社様は、

  「高級日本酒3本」と何やら意味有りげな「封筒」を持って来ました。

  味を占めた父上様は、その後も他で日本酒をせしめていました。



余談3

  「電子卓上計算機」を導入したITな我が家では

  「そろばん禁止令」が発令されました。

  当時小学校の算数の授業で「珠算」が有ったのですが、

  田舎の小学校で、「習い事」の王道である「珠算」を禁止され、

  算数の「そろばん」のテストの時は「筆算」のみで凌いだ私です。

  当然、良い成績は取れません。(T△T)

  「これからは、電子計算機の時代だ!そろばんなどいらん!」

  という先見の明は認めますが、電卓は、常に父上様が使っているので

  その数年後、アルバイト代で「関数電卓」を買うまでは、

  「エンピツ」と「広告チラシの裏」が、私の「卓上計算機」でした。











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最終更新日  2007年10月28日 14時00分41秒
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