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彼の展覧会に足を運ぶのはこれが3度目だが、今回は特に「建築」に焦点を当てていて、これまで見たことのなかった巨大な建築模型の展示などが充実していて、非常に面白かった。曲がりくねったアウトラインに樹木が絡みつく独特の建築様式は、まったく面白みのない日本のビルやマンション群などを見慣れた眼には極めて新鮮で、何度見ても胸踊らせるものがある。
「フンデルトヴァッサーの宣言のなかでもっとも有名なもののひとつが、『建築における合理主義に反対するカビ宣言』であろう。そこには20世紀の主流として建設され続けた画一的で直線による、乾いた面白みのない合理主義建築が持つ危うさを指摘しつつ、生(なま)の自由な建築を希求した。それはカビという象徴的なものによっていっそう明瞭になる。すなわち、カビはゆっくり増え続け、建物を覆いつくしていき、建造物の直線と、それによる直角交差を破壊するからである。何のために整理整頓をするか 2007年08月10日 コメント(14)
いつも生の方がイイわけではないのよ(泥酔… 2007年08月03日 コメント(22)
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