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ビーチに着くと、さすがにまだ人は少ないが、この日も朝からインド人の男二人づれがチラホラ。砂浜に腰を下ろして波を見ながら音楽を聴いていたら、ひとりのまつ毛の長い綺麗顔のインド人青年がワタシの前を行ったり来たりしていたかと思うと、トコトコっと近づいてきて、カメラを取り出した。撮ってほしいのかと思いきや「写真を撮らせてほしいんだけど」ときた。へ?と思いながらも「あぁどうぞ」と言って満面の無精髭スマイルで応えると、「とてもいい帽子だね、似合ってるよ」とワタシの被っていたキャスケットを指しながら、「ぼくはウッタルプラデ-シュ州から旅行で来たんだ。キミに会えて良かった」と、握手をしながら長い睫毛をシバシバさせて、妙にロマンチックなことを言うのである。なんだなんだ。

交差点にある一軒のカフェに入り、熱いブラックティーを飲む。必要以上に大音量で流れる店内のヒンディーミュージックが、ある箇所にくると音とびで何度も何度も同じフレーズをリフレインしているが、一向に誰も気にとめる様子もない。20年目の印度再訪記<番外編2> 2007年09月16日 コメント(9)
20年目の印度再訪記<番外編1> 2007年09月15日 コメント(14)
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