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ようやく東京から帰ってきました。
2日間強行スケジュールで満喫してきましたよ♪
とりあえず自分への覚書日記ってことで、まず舞台の感想から。
ブロードウェイミュージカル 『PIPPIN』
←フォトショットのカード形式だったパンフレット。
でも正直これで¥2000は高い気が・・・
ー 目と耳に、そして心に衝撃を残す舞台 ー
1972年10月23日にニューヨーク、インペリアルシアターで幕を開けた「ピピン」は、 1944回にわたるロングラン公演を記録。
コメディでありファンタジーでもある内容と、オーソドックスなバラードとハードロックな音楽が融合している多様性から、72年度に5つのトニー賞を受賞し、ブロードウェイの歴史にその名を刻んだ。
1976年には日本人スタッフ、キャストにより翻訳上演を果たした。
そしていよいよ2007年10月、30年の時を経て衝撃のブロードウェイミュージカルコメディが日本で再び幕を開ける!!
【期間】2007年10月4日(木)ー14日(日)全14回公演
【劇場】天王洲 銀河劇場
【作】ロジャー・ハンソン
【作詞・作曲】ステファン・シュワルツ
【翻訳・訳詞】小田島恒志
【演出・振付】上島雪夫
【音楽監督・編曲】奈良部匠平
【キャスト】 Kimeru/相葉弘樹 (ダブルキャスト)
パパイヤ鈴木
杏子 鈴木蘭々 石原慎一 進藤学 中河内雅貴
中尾ミエ
チケットは全公演ソールドアウトだったそうで。
ま、この出演者だとそうなるか(^^)
私の目的は主役のKimeruくんと、王様役の石原慎一さんでした♪
で、日曜日はKimeruくんが2公演ともピピンをやるっていうので2回見たんですよね。
睡魔とどこまで闘えるのか?
何せ夜光バスでの強行ですから。
まずはそれにかかってました。
ま、逆に面白かったら寝ない自信もありましたし。
とりあえず1回目は3階席からの鑑賞でした。
物語は8世紀のローマ帝国の国王の後継者であるピピンの一生を描いたもので、進行役のパパイヤさんがMCとして物語を進めていくというものでした。
ピピンは「自分の生きる意味を見出す」ことをするため、まずは勉学に励み、戦争にも参加するが空虚な心を埋めることができない。
歓楽に身を投じても、むなしいだけ。
そして父に代わって王となっても人々の要求に答えられず、挫折してしまう。
そして傷心の旅先で出会った未亡人、カトリーヌ。彼女を愛するようになるのだが、やはりこんな安穏も自分の求めたものではないとまた旅に出るのだが・・・。
彼が最後に手にしたものは?
そして「最高のクライマックスを見せる」と断言する進行役。
その結末は・・・・?
えっとまず1回目の感想を言うと、 みなさんまだぎこちない。
というか演技がかみ合ってないのね。
ま、開幕すぐっていうのもあるのでしょうけど、個々の出来栄えはまぁとしても、なんか個々での芝居になってしまってて・・・
ちょっと嫌な間があったり、世界に入り込めなかったシーンがありました。
その中でも異彩を放っていたのは、さすがの パパイヤ鈴木さん!!
もう歌も軽快なダンスも(←正直あの体で・・・驚きでした)
また何といっても自然体の演技がうまい!!
そこに感心しましたね。
そしてもうひとり、 王様役の石原慎一さん!!
久しぶりに見る彼の舞台♪
お変わりないそのステキな歌声、そしてでっかい存在
彼は台詞はしわがれて貫禄のある王って感じなんですけど、 歌わせたらマジすごい!!
久しぶりに歌声が聞けて満足でございました(^^)
やっぱ好きだぁぁぁ!!
台詞回しにしても演技にしても上手いのね。
で、背も高いし貫禄あるからカンパニーを引っ張っててるんだろうなぁってのがすっごいよく分かった。
今回は歌唱指導もしてたそうで(^^)
パパイヤさんが劇の途中で紹介するシーンがあったりして構成も笑えたし。
とにかく1部の主役は、パパイヤさんを除くと、間違いなく王様石原さんでしたよ(^▽^)
で、主人公、ピピンことKimeruくんですが・・・。
坊ちゃん坊ちゃんした王子でした (あはは)
頭はいいのだけれど、世間知らずで無鉄砲。
そういう役ではあるのですが、いかんせん回りに濃いい役者さんたちが揃いすぎてるので、インパクトがないのね
芝居も弱いのよ。ま、言ってしまえば優等生な演技というのか・・・。
もっとぶつかっても動じない役者さんたちが脇をそろえてるので、ど~~んと自分の殻を壊して欲しいなぁ。
「丁寧に、キレイに」 という姿勢はすっごいよく分かるし、それも大切なのかもしれないけれど、今のKimeruくんにはそれを打ち破る体当たりってのを見せて欲しいって思いました。
大げさな演技でいいと思うんですよ。こじんまりでまとまって欲しくないので、そこらへんだけが最後に向っての課題ではないかなぁって感じました。
えらそうなこと言ってますけど、2回目はこれをかいま見せてくれたので!!
1回目に比べてぜんぜん違う演技だったんですよ。
なのでやれば絶対できるなぁと手ごたえ感じたので、是非に!!
とKimeruくんには言いたいです。
あぁ、こうなると千秋楽近くでもう1回見たかったなぁと思ってしまいますね(^^)
歌も頑張ってました。
多少不安があるアカペラシーンとかも生ならではのご愛嬌ってことで(^^;)
ま、Kimeruくんだからねぇ(あはは)
その他はカトリーヌ役の鈴木蘭々ちゃんも可愛かった!!
ステキな歌声で、正直ここまで歌えるとは・・・!!って失礼ですね。
すっごいよかったです。
おばあさま役の中尾ミエさんは1部に見せ場があるんですけど、
そこはもう 中尾ワールド
で見せてくれました!!
やっぱそういう乗せ方は流石ですね。
そして異彩を放っていた進藤学くん。
Kimeruくんの弟ルイの役で出演されてたんですけど、弟に見えない・・・・(あはは)
肉体美で勝負!! でした(^▽^)
アドリブも飛ばしてましたし、彼自身楽しんでましたね~♪いわゆる肉体だけで、お頭の足りない子って役なんですけど、面白い存在でした(^^)
2回目は2階席での鑑賞でした。
流石に役者さんの表情がよく見える!!
なので1回目より感情移入しやすく、何せみなさん1回目と違って声も出てるし、演技にまとまりがでてきてるのがはっきり分かったんですよね。違う舞台見てるみたいでしたよ。
回数を追うごとにまとまるんだろうなぁというのをひしひしと感じさせる舞台になってたので、驚きでしたね。
これはこれから舞台を見る方がうらやましいです~(><)
で、この日はカトリーヌの息子のテオ。
佐原弘起くんが誕生日だったそうで!!
カーテンコールのあとサプライズで会場みんなで「ハッピーバースデイ」の大合唱です♪
すっごい嬉しそうでした(^^)
Kimeruくんは何せ彼を可愛がってるそうな♪
や~とりあえず2回見て正解でしたね。
1回目だけだとちょっとなぁ・・・で終わってしまうところでしたよ。
よかったです。
ラストシーンは色んなことを見たみなさんで感じてもらえれば・・・ということで、あえて書きません。
ごらんになられた方がそれぞれ感じることだと思いますし、問いかけって感じで終わってますしね。
ま、青い鳥でもあるじゃないですか。
しあわせってすぐ身近なところにあるってことですよ。
ってことで久しぶりのミュージカル堪能してまいりました~♪
楽しかったです!!
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