◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

私は原作未読作品がアニメ化、ドラマ化した際はどうしても原作とは違うものになってしまうことが多々あるので、あまり 放送中にその原作を読むということはしません。

その方が アニメ（ドラマ）も原作も純粋に楽しめると思うからです。


でもこの作品「秘密～トップシークレット～」に関しては、
アニメの感想が原作既読者の方と感想がえらく違うので、逆に興味を持ちました。

秘密（1） 秘密（2） 秘密（3） 秘密（4）


清水玲子さんの作品は大好きで、この連載を始める前に書かれてた「輝夜姫」までは読んでたのもあって作風も大体どんななのかは分かっていたつもりでした。
お買得！《中古本》輝夜姫　かぐやひめ　全27巻セット




で、とりあえず自店舗に在庫が２巻までありましたので、早速購入して、とりあえず１巻だけ読んでみました。

結論。


緊迫感が面白い！！


アニメでは結構青木視点重視って形で描かれてるんですけど･･･って原作も基本はそうなんですが。

でも原作は最初からいきなり 急流世界に突き落とされた感じのスピード展開 なんですよね。

でもそれが逆にぐいぐいと世界に･･･そして薪さんというミステリアスな人物に惹かれていくという。


やっぱ清水さんの描かれる 薪という人物はものっそ魅力的！！

アニメで最初に見た時にも、これって絶対原作では美人さんなんだろうなぁと思いましたが、やはりめちゃ好み♪


とても３●歳には見えないその外見といい、もろそうな一面を持った不安定さといい。

でも仕事は流石！！っていう。


原作を読んで感じたのは、私的には美人というよりは可愛いってのが強かったかも（＾＾）


とある事件をずっと引きずってきた過去の楔。
そのため時に不安定になる精神を抱えて･･･。


そこへやってきた新人ってのが青木だったと。


アニメではまだ登場してませんが、薪の同期の鈴木さんとよく似た青木の存在が、イヤでも過去を思い出させるという･･･。



とりあえずアニメのネタバレになるかもなので、鈴木さんのことについてはここでは語りませんが、あまりにすごい展開だったので、これをどこまで表現してくれるのか？
ってのがものっそ楽しみでもあり不安でもありますねぇ（苦苦苦）

脳を探るっていうのがどういうことなのか？

知られたくなかった秘密、でもそれが死後暴かれてしまうという･･･ある種死者への冒涜行為に取られない感覚ですよね。


犯罪を暴くっていうのなら確かにこの第九の存在っていうのは画期的だし、実際犯人の検挙にはもってこいなんだと思う。

あれも犯人探しだったはずなのに、最終的に大統領自身のプライベートな秘密が暴かれたかたちになり、犯人は不明のまま。
そして事件の真相は闇に･･･ってことになってますよね。



そういうのをさらっとなぞってしまっているだけだったアニメに対して、ちゃんと苦悩する登場人物がいると。

ま、原作ではこの大統領の話ではまだ青木とか薪さんも登場してませんけどね。

アニメがどこをメインに見せたいのかがまだ分からないのでなんともいえませんが

青木の家の事情をケビンに見立てた部分もあるんでしょうが、あまりそちらをメインにやってほしくないですね。

確かにこれは原作ファンには不満な部分になりそうだわ。


第九という特殊セクションで、脳の解析して事件を解決ってのをメインに見せたいのか、原作のように、それはあくまできっかけで、その裏の真実を探るっていう人間そのものの探求をメインにするのか･･･。

なんか難しく考えちゃいましたけど、何せ原作では脳を探るって言うことが、とても危険と隣り合わせで、 秘密を知るということに払う対価が重いということを考えさせられたので･･･。

う～ん、 何が言いたいのか分からなくなってきたかも･･･（あはは）



ま、とりあえずまだ１巻ですけど、ものっそこの作品には惹かれる部分があります。
続き読むのが楽しみです～♪


やっぱ清水さんの作品は面白いわ～（＾▽＾）


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追伸。

････やっぱり原作を読んでも薪さんの声は関さんじゃないですね（＾＾；）

やっぱ神谷さんあたりがよかったかも･･･って思ってしまいました。