PR
カテゴリ
コメント新着
サイド自由欄
フリーページ
カレンダー
キーワードサーチ
昨日、 瀬奈さんのサヨナラ公演であるこちらの「ラスト・プレイ」を宝塚大劇場まで見に行ってきました(^^)
またまた雨・・・
最近宝塚に行くと雨に降られてるなぁ。
でも公演も、会場も熱気ですごかったです。
サヨナラ公演とあって、平日にも関わらず、なんと立ち見まで出てる状態。
ま、1か月公演っていうのもあるんでしょうね。
短いわ~(><)
やっぱ1カ月半は欲しいですね。
今回も何の予備知識もいれずに観劇に向かいました。
その方が新鮮に舞台見れるので。
ミュージカル・ロマン「ラスト・プレイ」
孤児院で育った主人公の青年は、ピアノの英才教育を受け世界的コンテストに参加するまでになるが、ストレスと重圧から、最終選考で演奏中に失神してしまう。
このことがトラウマとなり、彼はピアノに近付くことさえできなくなる。
孤児院を出た青年は、偶然出会った一人の男の元に身を寄せる。
年月が流れ、二人は裏社会では一目置かれる存在となっていた。
ある日、何者かに狙撃され青年は記憶を失うが、ピアノに向かい見事な演奏を始める......。
トラウマを抱えた主人公が、自らの意思で生きる道を見つけ出すまでを、男同士の友情を軸に、彼に心を寄せる女性たちの想いを散りばめ描いたミュージカル。
ミュージカルですけど、 要所でしか歌っていないので、どっちかというと、芝居メインだった作品でしたね。
今の月組でしかできない芝居だったなぁと。
ま、これは 脚本の勝利でもありましたね。
軽快な展開のうまさと、生徒さんのテンポのいい掛け合いの数々。
見終わって思ったのは 「面白かった」 って感想しかなかったですわ。
最後のオチを言ってしまうと、ネタバレもネタバレなので、それは省きますけど、そこは本当、あさこちゃんと、きりやんの芝居に泣かされ、笑わされた。
最後まで正塚先生のニクイ演出に振り回されましたわ♪
お話も分かりやすく、何よりコメディだけでなく、しっかりシリアスな面も見せてくれて、メリハリもありましたし。
この作品はキャラのやりとりの軽快さを楽しむ作品かと。
次々と飛び出す台詞のやり取りの面白さが本当面白いし、テンポがいい。
ま、若干あさこちゃん・アリステアのモノローグが暗転で多いのが気になりましたが(^^)
そんなのはささいな事で。
月組は「エリザベート」を前回拝見したのですが、あれは作品がもう完成しているものなので、評価対象にはできないんですが、私的にあの時のきりやんがちょっとインパクトの薄いフランツだったので、ちょっと心配してたのですが、今回のムーアを見て安心しました(^^)
歌も素晴らしかったですし、何より芝居に厚みがありました。
次期トップも決まり、長年組んで来たあさこちゃんの最後ですからね。
久しぶりに、ふたりががっつり組んだ芝居を見せてもらって、成長したなぁと、微笑ましく見てしまいましたわ。
私にとってきりやんはFCに入った事があるくらい大好きな生徒さんなので、その成長を本当にうれしく思います。
あさこちゃんと対等な芝居をしてる姿を見れた事
このふたりの信頼関係が見える芝居でしたし、最後の作品がこれで、本当によかった。
正塚先生本当にありがとう!!
あさこちゃんは本当にかっこよくて、最後も旅立ちを思わせる次の一歩を歩き出すという形でしっかりまとめられてましたし、何せ幕が下りてからの爽快感は素晴らしかった!!
その前にちゃんとほろっとさせるシーンも、笑いもあったのがよかったですし。
ピアノも効果的に使われてましたし、台詞の伏線の回収もにやりでしたし。うまかったわ。
あさこちゃんときりやんの芝居に花を添えていたのが、やっぱり流石の芝居のうまい、未沙のえる・グラハム♪小芝居がうまい!!
それが芝居を壊さない程度だから笑えるし、印象に残るんですよね、流石です。
そして、ムーアの恋人のエスメラスダ・城咲あいちゃん♪
やっぱりもう決まった事とは言え、 退団がもったいない娘役さんですわ~(><)
私的にもきりやんの相手役さんとして一番一緒にいる姿を見てるので、今回もそのポジジョンで見せてもらい、しっくりいってたので・・・。
やっぱ華があるしね。
きりやんとの並びもいいし、残念です
今回は目立った役だけで芝居が進む形になったので、出演者はその他大勢って感じでしたけど、それが返って芝居を枠内でしっかり収めてくれた印象です。
まさに適材適所って感じですかね。
ここまでベタ褒めする芝居も珍しいかも♪
いや、本当よかったです(^^)
もう1回見てみたいかも~♪
ファンタスティック・ショー
「Heat on Beat!」
主題歌はよかった。
最初からエンジン全開で、あさこちゃんはじめ月組のメンバーが次々登場する幕開けは華やかでした♪
ま、 全体的に見て今回の衣装はシンプルだったのが、ちょっと派手さはなかったかなぁ。
後、気になったのは歌も展開も悪くないんだけど、そのシーンが終わったと思ったら、暗転を挟んでまた同じ場面の続きをする演出。
別に暗転にしなくても、流れで次に行ってはダメだったのか?
あれではこのシーンは終わったと思って気持が続かないと思うんだよね。
だから 「え、まだやるの?」
的な感想になってしまう。
そんなシーンが2、3回続きましたわ。
それが残念。
後半の紫系のたくさんのドレープがついたジャケットはあさこちゃんに似合ってて、これが今回一番インパクトあって、お気に入りの衣装♪
最後の燕尾服でのダンスまでほぼ出ずっパリなあさこちゃん。
あさこちゃんファンは最後の勇姿を見れてよかったというべきシーンだったかと。
燕尾での群舞は本当かっこよかった!!
ただね、ただひとつ言わせてもらうと、 最後にもう1曲歌が欲しかった~~~(><)
きりやんなり、影ソロでもいいので!!
ダンスだけではやっぱ盛り上がりがなぁ
あさこちゃんの歌も最後にあれば涙・・・だったのかもしれません。
エトワール登場で、もう終わりなのかと思うと・・・。
ショーに関しては「残念」というより「もったいない」の印象でしたわ。
最後にもっと盛り上がりを見せてくれれば、燕尾での群舞も生きたでしょうし、サヨナラにふさわしいショーになったかと。
悪くないんだけど、 あとひと押し!!
それが欲しいと思ったショーでございました(^^)
ってことで、なかなか芝居もショーもという作品は難しいんですけど、こればっかりはね(^^)
でもこれからもっと芝居にも深みがでてくるでしょうし、ショーも見せてくれるでしょう。
4年。本当にお疲れ様でした。
不規則な体制で、相手役のいない状況でたったひとりで戦ってこられたあさこちゃん。よく頑張ってこられたなぁと思います。
残りの公演、もっともっと進化した芝居を見せてくれるでしょう。
機会があればもう1回見たいなぁと思う芝居でした。
瀬奈じゅん 「SENA Jun Single Collection 2003~2009」(CD)
瀬奈じゅん ディナーショー 「0 -ZERO-」(DVD)
朗読劇「私の頭の中の消しゴム」福山潤×山… 2014/06/16
劇団四季 大阪「ライオン キング」観劇♪ 2013/06/19
週末のイベント、舞台色々簡単レポ 2012/10/02