◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

黄金の豚を守れ-------------！！



タイトルがなんだかギャグかと思わせどんなドラマになるのかと思ってました（＾＾）

これは勧善懲悪の痛快話だそうで。




詐欺で捕まり、仮釈放の身の堤芯子。


街で出会った検査官の久留米に会計検査庁に来ないかと誘われ、就職先を探していた芯子はひとまずその 税金を不正に使用する輩たちを暴く仕事に就く事に！！


国民から回収した税金。
汗と涙のお金。


「君に国民の黄金の豚を守ってほしい」

そう久留米に言われた芯子は、珍しくやる気になるも･･･。



理想と現実の違い。

権力と闇がまかり通る世界。


不正をしていると分かっているのに、相手が権力者だと、それ以上の捜査を進められないよう。


表向き監査する機関だけれど、実際は 「パフォーマンス集団」 でしかないこの特別調査課。


型破りの芯子は、服装もラフで、サングラスをかけてくるような破天荒な人物。


でも、流石元詐欺師。
色んな意味で目がいい。

「美しすぎるものには汚いものが隠されているんだよ」


目の付けどころが違うため、調査課の皆も驚かされる。



今まで誰もなしえなかった事。

権力に屈して、見て見ぬふりをしてきた毎日。

そういうニオイを感じる芯子。



「奴らの正義の皮の面剥がしてやるよ！！」

へっぴり腰のこの集団に渇を入れる芯子に続いたのは、数年前に芯子に結婚詐欺を働かれ、110万以上騙しとられた経験を持つ角松と、熱い志を持ってこの部署に自ら志願してやってきた新人・工藤。

「パフォーマンス劇団の意地をみせてやろう！！」



そして、横領している本人ではなく、その妻の浪費っぷリから証拠や、事実確認を進めて行った芯子たち。


そして･･･ついに裏金を入れた講座の印鑑を見つけた3人。

「金返せ」





「真実は井戸の底」

それを知ってしまった芯子。
踏み外すと這いあがれない井戸だと忠告してくれたのは久留米。


このお爺さんも侮れない洞察眼の持ち主。

あっという間に芯子の気質等を見抜いてしまったんだからね。




だが、徴収した金と同額の退職金がこの男に支払われるという。
つまりチャラ。


「面白い。騙し合いなら、負けない」




うん。

面白いというか、テンポが凄くいいから、じっと見入っちゃった（＾＾）

次々と浮上する難題。


変わった切り口から物事を考える能力がある芯子。

流石詐欺師！！

ってだけじゃない、この行動力はすごく面白い。


見ててスカッとしただけじゃなく、最後にちゃんと問題を残す辺りもちゃんと締めてるなぁと思いながら見てしまいました。



これはいい方向に見せてくれたら面白いドラマになりそう。


篠原さんもすごくいいし、大泉さんも固い。
で、ここに岡田くんが入るのがまた面白いですよね（＾＾）

キャストも面白いし、これは期待！！

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