◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

またも東城医大で事件----------------！？





だが、これはどう見ても事件の可能性が高い。


昨日まであんなに元気だったのに、何故彼が死んだのか？



なのに、検視官はまたも心不全ですべてを片付けようとする。

事件性のあるものは何も見つからないのだ。


これは徹夜続きの過労なのか？



事件性がなければ、警察はこれ以上関与できない。
そこで医者の出番。



早速Aiにまわされることになった友野の遺体。

だがそれでも死因が特定できないのだ。


Aiは便利なようで、まだ扱いに慣れているものはごく一部。

扱うのが遺体なだけに、その特性などを分かったものが診断しなければ、誤診も多々ありうるもの。

そう話す島津は、自分の診断に絶対の自信を持っているようですが･･･。



友野の死因は結局不明。

そこで白鳥は解剖を進めるのだが･･･母親はその死因がわかっても、息子は戻ってこないと、傷をつけたくないという。

だから息子を返して欲しいと頭を下げる母親。





警察では斑鳩が情報隠蔽の義務を話していた。


そこへまたも乗り込んだ白鳥。

斑鳩は被害者遺族は、事件後は完全な部外者になると断言したのだ。


これでは遺族感情が収まらないだろう。
だから少しだけ情報を開示するのは、世間へのサービスだというのだ。

なんという傲慢。


でも、それが現実だろうなぁ。


確かに不用意な一言で、復讐を考えない被害者家族はいないだろうし。

ま、斑鳩の言い方にも問題はあるよね。




そんな中、しめやかに行われる友野の葬儀。

だが、それに参列もしないという島津。

焼かれる遺体に興味もないというのだ。


･･･こっちも非情だよなぁ

でも、もうこれで友野の死因を詳しく調べることは、無理だろう。





そして、Aiに運び込まれた最初の遺体。

娘が溺死した母のAiをお願いしてきたのだが･･･。


そこで発見されたのは、 脳の萎縮による衝撃で起こった慢性硬膜下出血による死因。

その出血のせいで、痴呆もあったという島津の言葉に納得できない長女。



納得出来ないならと、承諾解剖を進める田口と白鳥。


だが、 この解剖でもし違う結果が見つかったら･･･。


島津は恥をかくだろう。

でも、それでも白鳥は逆にそれでデーターが取れるからいいというのだ。

白鳥にとって、今はどんな形でもいいから、Aiの情報収集がまず先決されることらしい。

だから、それがたとえAiの弱点となったとしても、それはそれでいいよう。



そういう考えもありか。
でも、ある種ギャンブラーだよなぁ。




そして発見された結果は･･･。


急性くも膜下出血。

この女性・谷口はかなり強く頭をぶつけられていた事実が判明。


出血で錯乱して水を出しっぱなしにしたり、冷蔵庫が空きっぱなしになっていたという行動を起こしたというのだ。


では、これは暴力による事件なのか？


更に谷口の身体から見つかったわき腹とひじにあった痣。


泊り込みで調査を続けると、田口の自転車を借りた白鳥。
勝手に使われたそれを奪い返そうとした田口は、サドルを思い切りひじにぶつけてしまう。


だがそのぶつけた場所･･･。

それは谷口に残された痣と同じ場所。


つまりは彼女は自転車にぶつけられたということなのか。



谷口は毎朝子供たちのために誘導員をしていた。

そこは見通しが悪い角で、自転車もスピードを出してくる場所だという。



そこに谷口を見かけていた女性に話を聞く田口と白鳥。

お母さんネットワークで何か知らないかを尋ねてくれた結果･･･。



自転車に乗った男による過失が判明。


リストラにあった男が、昼間から酒気を帯びて自転車で暴走を繰り返していたよう。


その時、谷口は子供を庇って自転車にぶつかり、その衝撃で頭を塀に強くぶつけてしまったというのだ。

その時はなんともなかったけれど、夜になって症状が出たのだろう。




犯人は逮捕。

まぁ、一応反省してるということで、少し救いはあったよう。




だが次の日、 早速Aiによる失敗が新聞で叩かれていた。

リーク源は･･･笹井。


斑鳩と会ったときに話をしていたのをすぐさま記事にされてしまったよう。


まぁ、このことは笹井にも不本意だったよう。


駆け引きを楽しむ以前に、利用されてるのに我慢できない性分でしょ、笹井なら。

それでも関係を続けるのかしらね？




次の日、毎朝谷口が立っていたあの誘導場所に立っていたのは･･･長女だった。



真実が判明して、初めて泣けたという彼女。
田口に感謝し、母も喜んでいるだろうと、誘導員をやることにしたよう。


これが本当の遺族の救いでしょ。




だが、嫌味にも、この発表を斑鳩に感謝する白鳥。

今は世間にAiという名前を知らしめることが何より先決だというのだ。


でも、この言い方！！
めちゃめちゃムカツク～（＞＜）

見てる方は面白いけどさ。



それを聞き、 白鳥こそ、一番Aiというものを信用していないように見えるという斑鳩。

･･･当たらずも、遠からず･･･かなぁ。

白鳥の本当の目的もなんだかまだ不明だよねぇ。





ではやはり友野のことも何か見逃したのではないのか？



そこでＡｉせんたーへ向かった白鳥。


すると、そこに 友野の死亡推定時刻後、誰かが彼のパソコンにログインしていることが判明したのだ！！


一体誰が、何のために？


何故友野が殺される必要があったのか？

Aiはどうなるのか。


今回の件で責めを負ったのは、全て島津。


彼の怒りの矛先が変な方向へ向かないことを祈りますが･･･。






最近は、ブルドクターにしろ、死者の最後の言葉を伝える･･･ってのが流行なんでしょうか？

まぁ、事件そのものが凝ったものなら最後の真実に涙できるんでしょうけどね。


事件の裏で別の事件が･･･ってパターンで今回も展開されていく形になりそうですね。


いやぁ、でも、これは白鳥ＶＳ斑鳩の戦いが面白そう♪


どっちも腹黒だし、見てて面白い！！

で、そこに無害そうな田口の存在がまたいいバランスになってる。



グダグダ感がなければ楽しめるドラマだと思うので、今後も頑張ってもらいたいところです。



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第1話


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