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2003/08/19
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カテゴリ: 徒然~つれづれ~
tribute(英) 賛辞 

トリビュート・アルバムというのは最近新曲が売れないレコード業界の定番だったりしますが、
出版界にもトリビュート本というジャンルがあるようです。

メディアファクトリーから村上春樹トリビュート本というのがシリーズで出版されました。
(リクルートらしいといえばらしい)

私がその中で手にとったのが、

『ダンス・ダンス・ダンスRMX』荒木スミシ著

『ダンス・ダンス・ダンス』で不思議な魅力を放っていたユキのその後がみれるようなみれない
ような(どっちだ)作品。

20代の半ばの女性に成長したユキ、あのころの出来事もすっかり

でも何か乾いている彼女は、ふと部屋の片隅からでてきた名刺をみて
なにか不思議な感覚となりその番号に電話をかける。
それが誰のかも思い出せずに。。

その電話をふとしたきっかけでとった『ぼく』。(もちろんダンス・ダンス・ダンスの「ぼく」とは別人)
そして・・・

という話です。

結論から言うと、決しておススメめはしません(笑)
むりやり村上春樹調の文章はかなり鼻につくし。

ただ『ダンス・ダンス・ダンス』の僕やユキ、そしてユミヨシさんのその後はどうなんだろう。羊男はあれから・・・
とちょっと想像をめぐらせたりするのは暇つぶしとしては(笑)悪くないかも。

小説にしても、映画にしても、

と想像するのはある意味タブーなわけですけれども。

映画史に残る有名なラストシーンである、『ちいさな恋のメロディ』で、あのトロッコのシーンの翌朝、
ダニエル君とメロディちゃんが普通に学校に登校してたらやですよね。
あの2人でトロッコをこぐシーンで時間が止まったからこそ、あれは感動のラストシーンなわけです。

そういえば、最近はああゆー後に引くラストシーンって少ない気がするのは私だけでしょうか?

唯一の例外は『スペーストラベラーズ』くらい??


村上春樹作品も、かなり余韻をのこす終わり方が多いですね。

たとえば『ノルウェイの森』で、緑がぼくに「あなた今どこにいるの?」と聞いた後、
はたしてぼくはなんと答えたのか。

その答え方によって、「2人は幸せにくらしました」から「もう2度と緑と会うことはなかった。」
まで無数のパターンがありえるけれども、それは私たちの想像を余計に掻き立てるわけです。
たぶん皆自分に投影して想像したんじゃないかな?

そのなかで『ダンス・ダンス・ダンス』は比較的「2人は幸せにくらしました」
に近い終わり方だけれども、それにしてもたくさんの死がとおりすぎてるわけだし。

(普通だと”死を乗り越えて”的な言い方をすべきだけど、村上春樹作品は
”死がとおりすぎて”が適当と思いますがどーでしょー)

ま、さっきも言ったように決しておススメはしませんが(笑)本屋でみかけたら
ページをめくってみてください。


bluewill@理想の女性は『緑』あるいは『ユミヨシさん』





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Last updated  2003/08/19 06:09:58 PM
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