ぼくの細道・つれづれ草

ぼくの細道・つれづれ草

2009.06.12
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    境界を東西に走る標高100メートル前後の
    低丘陵が平城山(ならやま)である。

    ここは、古来多くの歌が詠まれてきた地である。
    記紀歌謡から万葉まで。

      ひと恋ふはかなしきものと平城山に
            もとほりきつつ堪えがたかりき

    この歌は記紀でも万葉でもない。
    明治から昭和までを生きた歌人・北見志保子の歌である。

    戦中から戦後にかけて愛唱されてきた。

    この歌には、『磐乃媛御料』という詞書がついている。
    イワノヒメというのは、仁徳天皇の皇后であったが、
    多情な仁徳帝の女性遍歴の陰で悲劇的な生涯を送った。

    イワノヒメについて、今随想を書きたいと思っている。





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Last updated  2009.06.12 15:36:23
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