ぼたんの花

ぼたんの花

2007/10/28
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カテゴリ: 構造改革
それでは、世界の国々では民営化の流れになっているのだろうか?
答えは“ノー”だ。自由競争、市場原理主義が素晴らしいなどと信じているのはごくごく一部のアメリカ人だけで、ほんとんどのの人が郵便などの最低限のライフラインは国営を維持すべきだと考えている。レーガンやサッチャーの口車に乗せられて民営化路線を維持した国々もその多くが失敗、揺り戻しがきている真っ最中だ。




1. アメリカ・・・アメリカは日本に郵政民営化を押し付けておきながら、なんと自分達は国営の郵政事業を維持し続けている。アメリカ郵便庁に勤務する約86万人の身分は公務員。大統領委員会は今後とも公的機関が郵政事業を行うのが望ましいと指摘しているし、国民のほとんどもそれに賛成だ。つまり自分達がやりたくもないシステムを他人の国に押し付けようとしているのである。この一件を見るだけで、いかにアメリカが身勝手かわかるだろう。


2. イギリス・・・政府が株を保有する国有会社が運営している。ローカル郵便局は採算が取れないので、結局、公的資金を導入して赤字を補填するころのなってしまった。ここ数年、個人ローンなどの取り扱いに力を入れたおかげで経営的には持ち直したが、難航続きだ。ブレア首相が日本の郵政民営化を見て、『日本は時代に逆行している』と失笑気味に語ったのは有名な話である。

3. ドイツ・・・60パーセント以上を政府が出資している株式会社が運営、1990年に郵貯を分離して別会社にしたが、結局失敗して、郵便事業会社が買い戻す羽目になった。また、民営化によって郵便局が半減し国民生活に大打撃を与えたため、『ユニバーサルサービス令』を出してなんとか歯止めをかけようとしている状態だ。

4. ニュージーランド・・・政府が株を保有する国有会社が運営している。1987年に分割民営化。以後、不採算郵便局が次々に統廃合され、国民生活に大きな打撃を与えることになった。さらに、郵貯はオーストラリア銀行に買収され、庶民が利用できる小額決済の銀行が国から消滅するという大騒ぎに発展した。その結果、再び政府が出資して『キウイバンク』という国営金融機関を作ることに。民営化の大失敗例である。


このように小泉政権が郵政民営化を強行するために言い募ってきた方便は、すべて真っ赤なウソ。民営化でうまくいった国はないし、今後の日本人の生活に間違いなく負の影響を与える。
それは郵便が届かなくなるという次元だけの話しではない。もっと恐ろしいのは、350兆円の資産を持つ世界最大の金融機関である郵貯と簡保が民営化されることで、日本人が今まで営々と積み上げてきた財政が雲散霧消しれてしまうことだ。実は郵政民営化を押し付けてきたアメリカの真の狙いはここにある。




暴かれた『闇の支配者』の正体 ベンジャミン。フルフォード著
扶桑社




今日のサンデープロジェクトには、またあの竹中さんがゲストで出演。コメンテーターも突っ込みを入れずに静観型しか出演していない、というのはどういうことなのか。今の与党で竹中批判している人たちを『そのとき閣僚だった人がそういうこと言いますかね』と薄ら笑い。確かにさっさと自民党を離党すればいいのに。

が、竹中さんも言えた義理ですか。その前に自衛隊の武器購入の疑惑、沖縄のV字滑走路の疑惑、そのさなかに竹中さん本人も政府の一員であり、このV字滑走路も小泉さんが推し進めていた、ということもあるだろうに。平気な顔をして、そうですよ、こういう無駄を省けばいいんですよという。小泉さんがイラク侵略を支持する、といったのでイラクの戦費、日本は莫大な金額を米国に貢いだ、湾岸戦争なんて比べ物にならないくらいの金額。


それを小泉政権で出したのだ。その無駄なお金、どうなるんでしょうか?とにかく守屋さん一人の責任に押し付けることはやめて欲しい。しかし米国の手先もよくこういう人物を探し出してきますね。小泉さん、竹中さん、ブッシュさん、ライスさん。
ちょっと的をついた質問をしようとすると、機関銃のように喋りだす、と竹中さんを評した人がいるが本当にその通り。

司会の田原さんは、この各国の状況を知らないのでしょうか?それとも田原さんが盆暮れのご挨拶は欠かさない森元総理から、竹中さんを持ち上げるようにでも言われているのでしょうか?

?グローバル、グローバルとバカの一つ覚えのように言う竹中さんに、じゃ、なぜアメリカは郵政民営化をしないんですかあのブレアさんまで、日本は時代に逆行している、と言っているのはどう思われますか?逆行しているのがグローバルってことですか?と。

竹中さんに聞いてみたかったですね。たしか国会でも民主党から与党へ質問が出ていましたよね。米国の首脳から、郵政民営化について、竹中さんへの自筆入りの丁重なお礼状が届いている、と。その文面も先日、国会で民主党の議員から公開されているのに、この期に及んでも、あの( ̄□ ̄)!!をして平気でべらべらと喋りだす。こういう神経の持ち主、小泉さんといい、ブッシュさんといい、よい人選をするものだ、と感心するしだい。適材適所。


このようにマスコミが、ヘタレウヨクと同レベルに成り下がるには、やはりスポンサー、最近とくに外資系の保険会社がラジオ&テレビのCMを占めているのも一因ではないかとフルフォードさんは言っている。


もちろん郵政民営化には大手広告代理店が絡んでいたことは周知の事実ですが、そう言われてみると
『入れます保険!!』安い保険料、審査が簡単、と魅力的なコマーシャルを繰り広げ、この私でも今すぐ電話しようかしら?と思ってしまう。しかし、ですね、あの映画『シッコ』、まったく癌には関係ないだろうと思われる皮膚のトラブルでも、加入時の未申告、それを理由に医療保険の支払い拒否をする米国の保険会社。今まで県民共済でも、簡保でも、比較的スムーズに支払われていた、と聞いています。とくに簡保は。








で、元外交官の佐藤優さんが言われるには、

『インテリジェンスの文法』というものがあるんですって。

例えば、ポロニウムで殺害された人、いましたね。

あの手口は絶対にロシアは使わないそうです。

ポロニウムなんて政府関係者じゃなくては手に入らない。

そんなおバカはしないそうです。



みなさんドンパチするのが戦争だと思っていますが



アンポボケ&平和ボケして、テロとの戦いなんて寝言言ってる

日本人よ、目を覚まして!とベンシャミン・フルフォードさんは言ってます。




インテリジェンスの文法でいくと

自殺&交通事故が殆どですって。


そうでうしょね。

死亡推定時刻なんて、それこそ異論が出ない

確立された科学の分野だと思いますけれど


平気で警察は、事実を曲げて嘘を記載するんです


警察を牛耳っているのは与党でしょう。

そういえば、元検察官の人が言ってました。

自殺で片付けられているものは他殺の場合が多い、と。











*すいません カテゴリを間違えたので再登録しました





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Last updated  2007/10/29 10:19:58 PM
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ううむ  
郵政民営化については、意見するほどボクに個人的な思い入れがありませんが、またしてもベンジャミン・フルフォードの説には、誇張的表現が見られるので、指摘しておきます。

まず、アメリカについて。アメリカは、貯金事業が現在のところ存在しません。日本のようにメガバンクを寄せ集めてもかなわないような資本力を備えた巨大法人とは、全く前提が違うという事。

次に、反対派がよく持ち出してくるニュージーランドですが、ニュージーランドの構造改革を全体的に俯瞰すれば、非常に優れた効果を出している事を隠しているように思います。その改革の効果については、外務省のHPでも御覧ください。

ただ、国内の小額決済機能が機能不全に陥りかけたのは、事実です。

小額決済が出来なくて、何が問題か。これは、国の商慣習の違いが如実に出ています。日本では、小切手という物は、企業人でもなければあまり馴染みがありませんが、海外で生活してみれば分かりますが、ヨーロッパ系の国では、小切手の流通量が半端な量ではありません。それこそ、普段の買い物や食事でも、クレカの使えない店では、小切手でOK。それが決済出来なくなる、あるいは、やるのが面倒くさくなると、非常に不都合。

しかし日本の場合は、むしろ小切手法で「銀行等」とあるように、銀行決済が今でも主流であり、郵便振替で決済出来なくも無いですが、非常に面倒です。純国内のメガバンクが存在しないニュージーランドと日本を同列に考えるのは、根本からして誤っているという事です。

ドイツについては、非常に複雑なので、欄を改めて。 (2007/10/29 10:23:42 AM)

ドイツについて  
ドイツは、ベンジャミン・フルフォードが考えるように、「改革がまずかった」からドイツポストがポストバンクを食ったのではなく、市場原理が働いて、競争関係が成立したから、ポストバンクが食われたのだという事がまず一点。それに、店舗数の減少については、逆に「ユニバーサルサービス令」のような時限立法で規制する事が可能だと、自ら言っているようなものですね。

それより何より、ドイツ国民が、あたかも、郵政民営化に反対しているかのような書き方は、非常にまずいですね。ドイツの郵政には、所謂東西問題が、密接に関わっています。西側からの送金手段としての唯一の窓口であった郵便から、東側の窓口が情報を吸い取っていた事実をドイツ人は忘れていません。ですから、ドイツの国民は、民営化に圧倒的な賛意を送っているんです。

それに、ポストバンクを買収したドイツポストは、今や海外進出もなす大型物流企業になっています。 (2007/10/29 10:46:46 AM)

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